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お年賀タオルの本数は?熨斗は?渡し方はどうすればいいの?

2019.3.25

会社関係では、お正月の挨拶回りにタオルを持参することも多くあります。

この時、タオルの本数にきまりはあるのでしょうか?

熨斗のかけ方や表書き、渡すときなど多くの方が適当に流していると思います。

本来のお年賀のタオルに込められた意味を知って、社会人としてのマナーを身につけましょう。

お年賀の挨拶回りは名入れタオル持参で営業戦略の第一歩

お年賀の挨拶回りは、直接取引先に出向くことが大切です。

新年の仕事始めに、取引先に前年のお礼と今年も倍旧のお引き立てを、と挨拶をするためです。

その際に、名刺代わりに名入れタオルを持参することが一般的です。

本来この名入れタオルは、歌舞伎役者が贔屓筋にお年賀の挨拶回りをした際に配った手拭いです。

スポンサーに対して、今年もご支援くださいという新年の挨拶に手土産として、オリジナル手拭いを持参しました。

贔屓筋は、非売品の手拭いを受け取ることで優越感を持つことができます。

また、配る役者も本数がいくつあっても重宝な手拭いを持参することで、相手を喜ばせることができます。

江戸時代は染色の技術が一段と向上し、手拭いのデザインも進化しました。

そして、現在の企業のロゴと同じように家紋や模様を意匠化し、色も役者ごとに決まっていった時代です。

贔屓筋の旦那衆が使うことで、支援している役者が一目でわかるように、オリジナル手拭いは目印の役割も果たしました。

明治時代に入ってからは手拭いがタオルにかわっていきますが、名入れの文化は残りました。

名入れタオルは日常的に目に触れ、広告の役割を果たす戦略的アイテムです。

名入れのタオルを持参することは、相手企業を大切な取引先と考えているという意志表示になります。

ですから、挨拶に伺う順番も最も重要な取引先を最初にしなければなりません。

お年賀の挨拶回りは、企業にとってはただの仕事始めではなく、戦略的営業始めです。

タオルの本数を決める基準は特になく渡すときは折り目正しく

お年賀に持参するタオルの本数は、1社あたり2本程度が多いようです。

従業員数に合わせるとか、取引が多いからといってタオルの本数を増やすことはありません。

また会社によっては、タオルの品質で差をつけることもあります。

そして、お年賀に伺う時は制服またはスーツを着用します。

シャツは白のカッターでネクタイもオーソドックスなものにします。

受付で用向きを伝え、出てこられた相手に対して、居住まいを正してから新年の挨拶をします。

続いて旧年中の取引に対してお礼を述べ、今年もより一層の取引をと、相手にはっきりと話します。

そこで、あくまでもお年賀の挨拶は個人としてではなく、会社の代表として述べていることを忘れないでください。

そして、おもむろにお年賀のタオルを取り出します。

この時、タオルは自分から熨斗の表書きが読めるように持ちます。

そして、タオルを揃えたまま相手のほうに向きをかえ、「どうぞお納めください」と渡します。

相手からの答礼を受けた後、失礼します。

最初からお年賀の品物を手に持って挨拶をしたり、取り出したりしたときに、熨斗の向きが先方から読めるようにはしません。

ここで挨拶だけで、業務の話をしないことは物足りないかもしれません。

しかし、年始回りは松の内に済ませたいものです。

しかも直接新年の賀詞を申し述べることに意義があります。

最近ではお正月休みも長くなっており、1月6日が仕事始めの企業も増えました。

関東では松の内は1月7日までです。

そのため、無駄なく、簡潔に挨拶をしていく必要があります。

熨斗の水引の本数は5本または7本で濃く太い字で表書きを書く

お年賀のタオルにかける熨斗は赤白のものを使用します。

多くの企業が内熨斗に個包装してあるタオルを購入されると思います。

この時、熨斗は水引の本数は5本または7本の花結びを使用します。

また最近は、短冊型の熨斗を使用されることも増えてきました。

これは簡易包装タイプと呼ばれることもあります。

熨斗の表書きは色の濃い墨で書きます。

その際には、お中元やお歳暮に比べて、太い字で「お年賀」と書きましょう。

歌舞伎の世界では、勘亭流といわれる黒々と太い字で書くことで、「千客万来を願う」意味があります。

転じて「興業の成功」「黒字を願う」というゲン担ぎもあります。

実際の表書きは勘亭流ではなく、行書体の太い字で仕上げます。

贈答用のタオル業者や、ギフト専門店では勢いのある手書き風のオリジナルフォントを使用します。

表書きは「お年賀」の他には「ご挨拶」「粗品」といった言葉を表書きにすることもあります。

水引の下の欄には会社名を入れます。

表書きに比べて控えめな大きさの字で書きます。

またこの他に、タオルを包装するフィルムにポケットがついているものもあります。

このポケットに営業員の名刺を入れて、タオルと一緒に渡します。

このようなポケットタイプは同じ相手に複数渡すときには適切ではありません。

タオルの本数が1本の時に適しています。

どちらかといえば、個人商店や個人のお客様に対して渡すときに使いたいものです。

タオルの本数が多い時は?お年賀の挨拶におすすめの商品は?

お年賀の挨拶に持参したタオルの本数が、2本程度ならそのまま渡せますが、本数が多い時はどうすればよいのでしょうか。

その場合は、紙袋などに入れた状態で渡しましょう。

紙袋の底面に左手を添え、右手で袋の上のあたりをもって先方に渡します。

この時の紙袋は白無地でも、お正月らしい華やかなものでもかまいません。

また、自社の手提げ袋を使ってもいいでしょう。

この際には、お年賀の商品の納入に使われた袋は避けたほうが賢明です。

この他、お年賀の挨拶にタオル以外の商品を選ぶのなら、どのようなものが良いでしょうか。

消耗品であれば、メモ用紙や多機能ボールペンなどの名入れ商品が一般的です。

ギフト会社や文房具店に相談すると、会社内で使うことの多い文房具で個包装ののし袋も準備できます。

やはり手土産であればお菓子も無難です。

先方の従業員の人数を考えて持参すると良いでしょう。

しかしながら、どうしてもタオルに比べて値段が高くなってしまいますので、そこはお含み置きください。

受け取る側は返礼品の準備不要で相手をむやみに引き留めない

お年賀を受ける側も心得が必要です。

日本ではどうしてもお返しの準備を考えてしまいますが、お年賀にお返しは必要ありません。

お年賀の挨拶に手ぶらは失礼といった考えから持参するタオルですので、返礼品を期待しているものでもありません。

それでも、何かお返しを準備したい場合は、干支のストラップなどをお年賀用に、いくつかの本数で包装をしたものを用意しておくことがおすすめです。

選ぶ基準は、いくつあっても良いもの、お正月らしいおめでたいもの、貰っても金額を負担に思われないものなどです。

昔はオーナー社長も多く、お年賀の挨拶に来た営業員に、個人的にお年玉を渡す方もありました。

その頃はお神酒をすすめる会社も実在しました。

しかし現在では、このような付き合い方はしませんので、事務的に受け取りをされてかまいません。

ただし、営業の方は会社を代表して挨拶に来られるので、受け取る側も会社の代表として応対しましょう。

また、お年賀の挨拶は事前の連絡はありません。

アポ電なしで来られますので、松の内はそれなりの心掛けをしておきましょう。

また、例年挨拶に来られる会社を把握して、心の準備をしておくほうが無難です。

どちらかが喪中の場合はお年賀タオルをどうすればいいの?

先方、又は当方が会社が喪中の場合、松の内を避けて「寒中見舞い」を持参します。

この時の表書きは「お年賀」ではなく、「ご挨拶」または「粗品」とします。

熨斗紙を省略して、フィルム包装だけで表書きがなくても十分です。

タオルの本数が複数であっても、名刺を入れるポケットのついたフィルム包装も便利です。

この場合は新年の挨拶をしないで、昨年のお礼と今年もよろしくお願いしますと、手短に済ませます。

特に四十九日の忌明けを迎えていない場合は、新年の挨拶を略しても失礼にはなりません。

正月の休みが終わって通常の営業を再開する、といった形で良いでしょう。

この他、正月休みの期間中に先方にご不幸があった時は、松が明けてからお悔やみの挨拶に伺います。

最も大切な取引先であった場合は、できるだけ早くご挨拶に向かいましょう。

お年賀の挨拶は日本の誇れる文化と心得て次世代に伝えましょう

江戸時代に始まったお年賀の挨拶は、関東地方のみならず全国に広まりつつあります。

仕事始めに取引先に出掛けてお年賀のタオルを渡すことは、日本らしい心配りです。

取引先あっての企業活動ということを忘れないよう、直接挨拶するお年賀の風習を大切にしましょう。

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