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七五三の男の子のお祝いの意味は?袴を着付けて凛々しく成長

2019.4.22

七五三は、子どもの成長の節目に合わせて行う、通過儀礼のお祝いです。

女の子は、3歳と7歳で着物を着てお祝いをし、男の子は、5歳の時に「袴着の祝い」を行い子どもの幸せと健康を祈願する行事を行います。

ところで、この袴着の祝いというのは、いったいどのようなものなのでしょう。

そしてどのような着物を選び、どのように着付けをすれば良いのでしょうか。

今回は、七五三の祈祷のマナーに合わせて、男の子の袴の着付けについてご紹介していきます。

七五三で5歳児が袴を着付ける祝いの意味

袴を着る儀式は、その昔平安時代に公家の間で始まった風習です。

公家の風習が、次第に武家にも取り入れられ今のような形に定着しました。

男の子は、数えで5歳の時に「袴着(はかまぎ)の祝い」をします。

このお祝いでは、男の子が囲碁に使われる碁盤の上で吉方を向きながら初めて袴を着けます。

この時、左足から袴に足を入れ着用するのが習わしです。

これを「袴着の祝い」または「着袴(ちゃっこ)の儀」と言います。

大人の男性の礼装は紋付袴です。

それにならい、5歳の子どもにも紋付の着物とそれに合わせた羽織り、袴を着付けます。

男の子は、七五三で袴を着けることで、ただの子どもから「少年」として認めてもらえる第一歩を踏み出します。

5歳の袴着の祝いは、こういった大切な儀礼になります。

この時に5歳児が着ける袴は「指貫袴(さしぬきばかま)」と呼ばれるもので、大人のものとは少し違う子ども用の袴になります。

礼装と袴でお参りする男の子の姿は、愛らしさも残しつつ凛々しく頼もしいものです。

着付けをする側も、こういった着袴の儀の意味を理解し、家族とともにその気持ちを子どもに伝えましょう。

七五三の御祈祷を受ける時のマナー

続いて、七五三の御祈祷を受ける時のマナーをお話しましょう。

七五三のお祝いをする時に、神社で御祈祷をしてもらいます。

御祈祷は、あらかじめ社務所に申し込んでおきましょう。

特に人気の神社は、七五三のシーズンになると長時間待たされることもあり、子どもが飽きてしまいます。

慣れない袴を着付けてもらった後、さらに慣れない足袋に草履は、子どもにとっては苦痛ですね。

ほとんどの神社は、当日の飛び込みでも申し込みは可能です。

しかし、事前に予約ができる神社なら予約をしておくことも大切です。

申し込みをする時には、蝶結びをした水引をかけたご祝儀袋を用意します。

袋には「初穂料」「御初穂料」「御玉串料」と表書きをしたためてお金を納めます。

これは、お宮参りの時とほぼ一緒です。

初穂料の相場は、5,000円から10,000円です。

この金額は、神社に問い合わせても「お気持ちで」と答えられてしまうこともあります。

具体的な金額は答えないところもありますが、一般的な金額を提示する神社もあります。

そして、ほとんどの神社では、納める金額は5,000円からになるようです。

また、初穂料の金額で御祈祷の内容が違うというより、終わった後に神社からいただけるお祝いの七五三飴の袋の数やお守りの大きさに違いがあるようです。

御祈祷はあくまでも気持ちということでしょうか。

この時に、一緒に御祈祷を受ける家族も、普段着ではなく略礼装をします。

女性は洋装ならワンピースやスーツ、着物なら訪問着や付け下げ・色無地・友禅小紋・江戸小紋に格調の高い袋帯を締めます。

この時、帯は二重太鼓に結びます。

また、男性は普通のスーツが一番適しています。

いくら高額なものでも、紬は普段着扱いです。

小紋も柄によっては普段使いになってしまうので、着付ける前に着付けの先生に確認してみましょう。

着付けのプロに七五三の袴を着付けてもらう

七五三の袴を着ける時に、一番大切なことは、子どもが苦しくないようにしながらも着崩れないようにすることです。

あまりにも締め付けすぎると、慣れない子どもは気分が悪くなってしまいます。

だからといって、緩すぎるとすぐに結び目がほどけてしまいます。

まだ4歳から5歳の未就学児の男の子です。

おとなしい子どもでも気慣れない着物は窮屈に感じるでしょうし、中には自分でほどいてしまう子どももいます。

そこで、できるだけ子どもが苦しくなく、着崩れしにくい着付けの仕方をすることが大切です。

女の子は、髪結いもあるため美容院で、髪結いと着付けを一緒にお願いすることができます。

しかし、男の子の場合は、ほとんどが着付けだけをお願いすることになります。

着付けだけをお願いするとなると、どのようなところにお願いすればいいのか、わからないこともありますよね。

まず、一番良いのは着物や袴を買ったり、借りたお店でお願いしてみたりすることを考えましょう。

呉服を扱っている店は、着物が制服という店も多いため、ほとんどの人が自装はもちろん、他人に着付けをすることもできます。

もし、お店の人が着付けができない場合でも、こういったお店には専属の着付けの先生がいます。

着付けだけを専門に受けている方なので、安心してお願いすることができます。

特に、レンタルのお店では、着付けも含めてのレンタル料になることがほとんどでしょう。

他にも、美容院で着付けをお願いするという方法もあります。

ここで、一番重要なことが「上手に着付けてもらう」ということです。

カットやヘアスタイル専門の美容師の中には、着付けが得意ではないという人もいるようです。

そこで、着付けだけは個人で着付け教室を開いている先生に紹介する、または先生に来てもらうというお店もあります。

一度、つながりを持っておくと、美容院を通さずに個人的にお願いすることができ、着付けの金額を節約することができます。

これで大丈夫!着物と袴の着付けの準備

それでは、七五三の着物と袴の着付け方をご紹介します。

着付けの専門の人にお願いせず、自分で子どもに着付けたいという人は、参考にして下さい。

まず、袴の中に四つ身仕立ての長着を着付けます。

着物を着せる時にも、時代に合わせて新しい装具が出ていますが、まずは基本的な着付け方です。

用意するものは、子どもの着物でも大人とほぼ同じです。

違いは、袴下の帯結びで大人は「神田結び」という軽い結び方ですが、子どもの場合は、形を整えた結び方になります。

まずは、着物は羽二重の五つ紋付熨斗目模様、または色紋付きの長着になります。

それに合わせた羽織りを用意します。

他に、着物の上に結ぶ帯が必要です。

【用意する小物】

・肌襦袢
・長襦袢または半襦袢
・裾除け
・衿
・伊達締め
・着物ベルト
・足袋
・草履(雪駄)
・懐剣
・羽織紐
・守袋
・白扇

男の子の着物と袴下の着付け

用意ができたので、着物の着付けを始めましょう。

【着物の着付け方】

①まず、足袋を履かせてから肌襦袢、長襦袢(半襦袢)の順に着せます。

②衣紋(後ろの衿)は抜かず、衿合わせは深めに合わせて、伊達締めで形を整えます。

③着物を着せます。

着物の背縫いを、子どもの背中の中央に合わせて、着せます。

前は、半衿をおよそ1cm出し、左前に合わせて着物ベルトでとめます。

④着物ベルトでとめた後は、まだウエストをしっかりと締めていません。

ここから、帯でおはしょりを締めて着物を身体に添わせるように着付けていきます。

男性が袴に合わせて着る時の、着物に締める帯を「角帯」と言います。

七五三の時に使う子ども用の帯も、角帯になります。

【袴下の帯結び】

①「て」の長さを帯び幅のおよそ5倍に取り、背中央に合わせ、「てさき」を左肩に預けます。

②胴に二巻きします。

一巻きごとに、身体に添わせるように軽く引き締めます。

③背中央で、「てさき」と「たれ」を二つ折りにして、てを上にして重ねます。

④「て」を下から上に引き抜いて、一結びします。

⑤「たれ」の結び目を広げ、「たれ先」より帯幅の2.5倍の羽根を作り「すのこだたみ」にします。

⑥羽根の中央を結び目の上に置き、「てさき」を背中央に寄せて形を整えます。

⑦「てさき」で羽根と結び目を包むように、下から上に引きます。

⑧しっかりと引き、もう一巻きして形を整えます。

帯が結べたら、その上に袴を着付けていきます。

七五三の袴の着付け方

成人男性は神田結びで帯を締めた後、このまま着流しで街歩きもできます。

男性の礼装や、七五三ではこの次に袴を着付けていきます。

いよいよ袴を着付けていきましょう。

【袴の付け方】

①袴を履かせます。

この時、正しいしきたりに則って着付けるなら、碁盤はさておき、子どもを吉方に向かせて左足から、袴に足を通します。

②帯を袴から1~2cm出して袴の前紐を当て、紐を後ろに回します。

裾線は足の甲の高さにします。

③後ろに廻した前紐は、帯の結び目の上で交差させて、しっかりと締めてから前に廻します。

④前に廻した紐は、上前側(左胸側)の脇で、紐の左が上、右が下になるように重ねます。

⑤下に重なっている紐を上向きに折り返し、前紐の上に添わせて後ろに廻します。

⑥紐は、後ろの帯結びの下の位置でしっかりと結びます。

⑦袴の腰板についている、とめベラを帯と着物の間に挟みます。

⑧腰板を背に添わせ、紐を前に廻します。

⑨紐を中央で引き、右紐を上にクロスさせて重ねます。

⑩上側の紐を、前中央で前紐の下から、くぐらせて上に引きます。

⑪下側の紐を左の方(子どもの右手側)に折り、上側の紐をおろします。

⑫上側の紐は、前紐を包むようにくぐらせ、上に引きます。

⑬下側の紐は、紐先から紐の幅のおよそ3倍を取り、「すのこだたみ」にします。

⑭「すのこだたみ」にした紐を、⑫でできた結び目の上に置き、上側の紐で中央をしっかりと巻いて結びます。

⑮もう一度、同じ場所を巻きながら、下を輪にして十字の形になるように整えます。

帯に懐剣を挟み、羽織りを着せて白扇を持たせたら、出来上がりです。

子どもはじっとしていることが難しい場合が多いので、ここまでの作業をできるだけ手早く済ませます。

飽きてしまう場合は、途中で休憩を入れると良いかもしれません。

5歳の七五三は袴を着付けてお祝いしよう!

七五三の御祈祷のマナーと、袴の着付け方のご紹介してきました。

男の子が着る着物も華やかになってきており、帯結びは地味でも、袴を履いて羽織りをつけると、堂々としたものになります。

男の子だから洋服で良いと思われるかもしれません。

しかし、一生に一度の七五三における男の子の袴姿の凛々しさは格別です。

袴を着付けた子どもの凛々しく成長した姿を見て、家族そろってお祝いしてみませんか。

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