初耳!?ラーメンを食べるときは箸のマナーも考えよう!

2019年10月24日

ほとんどの人が食べたことがあるラーメンはもはや国民食。

男性に限らず女性でも一人で気軽にラーメンを食べられる時代となりました。

ラーメンと言えば身近に感じる人も多く、食べ方のマナーを意識する人は少ないのではないでしょうか。

しかし、ラーメンを食べるときにも気を付けたいマナーが色々あります。

今回は、ラーメンを食べる際に役立つ「気を付けるべきポイント」や「箸の使い方」などをご紹介していきます。

読み終えたあと、皆さんのラーメンに対する意識がきっと変わっているはずです。

ラーメンを美味しく食べよう!覚えておくと良いマナーは?

皆さんは普段、誰とラーメンを食べることが多いですか?

飲み会の後に友人達と食べたり、時間がないときは一人で食べたり、色々なシチュエーションが考えられますが、ラーメンの食べ方やマナーを意識している人は少ないのではないでしょうか。

そもそも、「ラーメンを意識して食べるときってどんなとき?」と疑問に思いますよね。

例えば、上司との食事会やデートのときなどは、ラーメンの食べ方を意識する必要があるでしょう。

一緒に食べる相手が誰であったとしても、いつも通り美味しくラーメンを食べたいですよね。

そのためには、「ラーメンの正しい食べ方」や「箸に関するマナー」を覚えておくことをおすすめします。

これらを覚えておくことで、普段とは違った状況でも焦ることなく、美味しくラーメンを食べることができます。

特に日本では「箸」に関するマナーがたくさんあります。

ラーメンを食べる場面を想定した「箸使いのマナー」や「レンゲの使い方」も後の項でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

普段は気付かない?!ラーメンを食べるときに意識すべきマナーとは?

ラーメンを食べる際に意識するべきマナーは、二つあります。

一つ目は、「ラーメンをすする音」に気を付けるということです。

日本ではラーメンに限らず、そばやうどんをすするときも、音を出して食べることが当たり前とされています。

しかし、あまりに大きな音を出して食べてしまうと、一緒にラーメンを食べる相手によっては失礼になりかねません。

二つ目の意識するべきマナーは、「レンゲを使用する」ということです。

ここで、ラーメンの本場である中国でのラーメンの正しい食べ方に注目してみましょう。

本場の中国では、麺をすするときやスープを飲むときは、音を出して食べることはマナー違反とされています。

利き手に箸、反対の手でレンゲを持ってラーメンを食べるのが理想的です。

レンゲを使用することで、食べるときの音が出にくくなることはもちろん、スープが飛び散る心配もなく、手元の所作も美しくなります。

ラーメンを一人で食べる場合や、気が置けない仲間と食べる場合はどのような食べ方をしても問題ありませんが、これらのマナーを意識してラーメンを食べましょう。

ラーメンを割り箸で食べるときのマナー

ラーメンを食べる際に登場する道具と言えば「箸」です。

お店でラーメンを食べる場合は、「割り箸」を使用する機会が多いでしょう。

はじめに、「割り箸」の正しい割り方をご紹介します。

割り箸を割る際は、割っている行為が相手に見えないよう、テーブルの下に手元を隠し、箸の先端を左に向けた状態で上下に割りましょう。

また、ラーメンを食べている途中で箸を置きたい場合もありますよね。

箸を置く際は、基本的に箸置きを使用するのがマナーです。

高級中華料理店であれば、基本的に「箸置き」が用意されています。

しかし、庶民的なラーメン店には箸置きが無いことのほうが多いです。

箸置きが無い場合は、割り箸が入っていた箸袋を折って、箸置きとして代用しましょう。

箸袋の折り方も多種多様で、一つ覚えておくと役に立ちます。

箸袋が無い場合のために、懐紙(かいし)という小さな紙を常に持ち合わせておくこともおすすめします。

マナーを守ろう!やってはいけいない箸使い

ナイフやフォークの使い方にもマナーはありますが、箸の使い方にもマナーがあります。

正しい箸の使い方を覚えても、実際にきちんと理解して使うのは難しいものです。

それではここで、ラーメンをお店で食べる場合を想定した「やってはいけない箸使い」を確認していきましょう。

【やってはいけない箸使い】

・とき箸

割り箸を割った後に、木くずが気になり、割り箸の先端をこすり合わせる行為です。

木くずが気になる場合は、手で取りましょう。

・拝み箸

箸を親指と人差し指の間にはさみ、「いただきます」と両手を合わせて言う行為は一見礼儀正しく見えますが、「拝み箸」と言い、箸使いとしてはマナー違反です。

手を合わせて「いただきます」と言ってから、箸を持ちましょう。

・指し箸

ラーメンを食べている最中は、一緒に食べている人と話が盛り上がることもあるでしょう。

その際、ついやってしまいがちな箸使いは「指し箸」です。

これは、箸の先端を人に向けて指す行為です。

箸の先端を人に向けること自体とても失礼な行為ですので、絶対にしないように注意しましょう。

・渡り箸

ラーメンを食べている途中で箸を置きたい場合に、器の左右に橋を架けるように、箸を乗せてしまっていませんか。

これは「渡り箸」と言い、食事が終わったことを意味してしまいます。

本当に食事が終わり、箸置きがない場合にはやむを得ないでしょう。

しかし、まだ食事を終えていない場合はやめておきましょう。

これら以外にも避けるべき箸使いのマナーはたくさんありますが、必要最低限のマナーとして覚えておきましょう。

箸だけじゃない?レンゲの使い方にもマナーがある!

先述したとおり、ラーメンは箸とレンゲを使用して食べることがマナーです。

ここでは、レンゲの使い方を学びましょう。

女性のみならず男性も参考にしてください。

まず、麺を箸で取ったら、そのまま直接口に運ぶことはしません。

レンゲに麺を適量乗せてから食べるのがマナーです。

このとき、レンゲの上に麺以外の具なども乗せて、小さいラーメンを作って食べることは正しいマナーとは言えません。

正しくは、一口分の麺をレンゲに乗せたら、音を立てないように、慌てず静かに食べます。

スープを飲む際もレンゲを使用し、器に直接口をつけて飲むことは避けましょう。

一度箸を置き、レンゲを利き手に持ち直してからスープを飲むのが正しいマナーです。

また、レンゲの持ち方にもマナーがあります。

人差し指を、レンゲの持ち手にある溝の中に入れ、親指と中指ではさむようにして持ちましょう。

スプーンと同じような持ち方は、レンゲの正しい持ち方ではありません。

普段レンゲを使い慣れていない人は、難しく感じるかと思いますが、ぜひチャレンジしてみてください。

ラーメン専用の箸をご紹介!

これまでラーメンを食べるときの箸のマナーについてご紹介してきました。

ここでは箸そのものに注目していきます。

ラーメンを食べているとき、麺が滑って落ちてしまうことがありませんか。

スープがお気に入りの洋服に飛んで染みになってしまったら、残念な気持ちになりますよね。

ラーメン専用の箸を使い、ストレスなく美味しくラーメンを食べましょう。

ラーメン専用の箸の価格帯は、素材等により上下しますが、安いもので100円、高いもので4,000円程度と幅があります。

箸の先端がザラザラしていて滑りにくいものが良く、形状は四角いものを選びましょう。

ここで、おすすめのラーメン専用箸をご紹介します。

【HYOZAEMON(ひょうざえもん):ラーメンの箸(大)】

参考価格:1,620円(税込)

サイズ:23.5(cm)

素材:天然木(素地)天然漆(塗り)

こちらのブランドは日本製で、色やデザインも凝っているものが多いです。

自分好みの箸はもちろん、ラーメン好きな人へのギフトとしても喜ばれるでしょう。

ラーメン専用の箸を持っていれば、より一層ラーメンを食べることが楽しくなりますね。

ラーメンをいつでも美味しく楽しく食べよう!

皆さんのラーメンに対する意識は変わりましたか。

ラーメンを食べるときは、「麺をすする音」「箸使い」を気を付けることがマナーです。

また、レンゲの使い方にもマナーがありますが、これらのマナーを守ることで、より美味しくラーメンを食べられるでしょう。

ラーメンの食べ方のマナーが必要とされる場所では、しっかりマナーを守り、美味しく楽しく食べましょう。