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着付けのマナーを守ろう!個性を活かす楽しい浴衣の帯結び

2019.6.24

皆さんは夏に浴衣を何回着ますか。

夏は、夏祭り、花火大会など浴衣を着て歩く機会が増えますよね。

しかし、「浴衣を買ったのは良いものの自分で着付けができない」という方もいらっしゃるでしょう。

浴衣の帯結びは、他の着物と違い簡単に覚えられます。

夏に浴衣を着られるように、浴衣の着付けと帯の結び方を学びましょう。

浴衣の着付けで必ず注意することとは

浴衣の着付けで一番気を付けるべきなのは、右前で着物を着付けることにあります。

右前とは時間的な意味で前・先ということを表していて、着物の右側の身ごろを先に体に巻き付けることを意味します。

また、別の言い方で着付けたときに下にくる身ごろのことを「下前」、上にくる身ごろのことを「上前」とも呼びます。

着物を着慣れている人には常識、当たり前と思うことですが、普段洋服に慣れている人にとってはそうではありません。

近年では、観光地で着物を着ている人をよく見かけますが、身ごろを左前にして着物を着ている人を見かけることがあります。

着物の前合わせは「生死」で分けています。

そのため、左前に着物を着付けると「死装束」になってしまい死を連想させてしまいます。

しかし、身ごろが左側になっていたとしても、人から注意されることはほとんど無いでしょう。

せっかくおしゃれな浴衣を着て、可愛い帯結びをしても台無しになってしまいます。

着物の合わせは、着物を着るときの一番大切なマナーです。

初めての人は、周囲の人に確認してもらい、間違わないように注意しましょう。

浴衣の着付けで使う帯の種類にはどのようなものがある?

浴衣で使う帯には、柔らかい兵児帯、幅が狭い半幅帯があります。

兵児帯は小さい子どもがよく結んでいる柔らかい帯ですが、最近はおしゃれな浴衣の着付け方でも利用されています。

兵児帯なら、浴衣の着付け方がしっかりできれば、いつでも結ぶことができます。

また、兵児帯は背中でリボン結びをするだけの帯のため、着付け初心者でも、簡単に可愛い帯結びができます。

大人用の兵児帯には、子供用の兵児帯と違い、落ち着いた無地のクレープ状生地やレースなど、おしゃれな生地で作られたものもあります。

さらに、兵児帯に細い帯締めをすると、少し大人の結び方にもなり素敵ですよ。

一方、半幅帯は普通の袋帯の半分の幅で仕立てられた帯のことを指します。

半幅帯は、兵児帯と違って帯がしっかりとしているため、色々な帯結びを楽しめます。

また、半幅帯には、単衣の帯と、二枚仕立ての袷の帯、そして袋帯があります。

単衣帯だけではなく、袷の帯や袋帯でも、薄手のものなら浴衣に合わせて結ぶことができます。

しかし、袷の帯や袋帯は、薄手でも固いためしっかり結ぶにはコツが必要です。

一方、単衣帯は、柔らかくて結びやすく、初心者向きです。

自分で帯を結ぶときは、結びやすさを考えて帯を選んでみましょう。

浴衣の着付けの基本の帯結び「文庫結び」をご紹介

それではまず、浴衣の着付けで最もよく見られる、基本の帯結び「文庫結び」をしましょう。

文庫結びは、可愛いリボン型の結び方です。

【結び方】

①まず、「手」の長さを決めます。

手とは、帯結びの際に半分に折って使用する部分のことです。

手の長さは帯幅の3.5倍にします。

②手の部分を細長く二つ折りにし、着物用クリップ(ないときは洗濯ばさみ)でとめます。

着物用クリップを前中心にあてて、胸紐に止めておきます。

③そのまま一巻きし、着物用クリップを外して帯の下側をもって締めます。

④二巻き目をして、前中心で「タレ(文庫結びの本体になる部分)」を斜め内側に折り上げます。

斜めに折り上げた線を整え、二巻き目の引き締めをします。

⑤手の根元を前中心よりも、少し左まで引き「手先」の輪が左になるようにします。

タレの上に少し被せて、一結びし手を上に立てます。

⑦手は邪魔にならないよう、衿にクリップで留めます。

⑧タレは結び目の元を裏にして広げ、右手側に倒します。

⑨タレ先を持ち、肩幅の大きさで羽根の大きさを決めます。

タレをすのこだたみにします。

タレの元と羽根の中心が中央に来るように調整します。

⑩右手で羽根の中心をつまんで山を作り、端を山に向かって折りあげます。

⑪手先を山の中心に被せて、内側へ引き抜き羽根の中心で結び目を作ります。

これを2回繰り返します。

⑫手先をしっかりと下に引き締め、帯の内側に入れます。

その手先を、帯の下に引き抜きます。

⑬羽根の形を整えたら、右回りに帯を回し、羽根が背中心になるようにします。

⑭帯の下から見えている手先を、帯の内側に隠します。

これで、文庫結びの出来上がりです。

大人の浴衣の着付け~きりっとした帯結び「貝ノ口」

「可愛い帯結びもいいけれど、文庫結びでは可愛すぎる」という方のために「貝ノ口」という帯結びがあります。

こちらも、浴衣の着付けではよく使う帯結びです。

それでは、貝ノ口の結び方をご紹介しましょう。

【結び方】

①まず、「手」の長さを決めます。

手の長さは60cmくらいにし、半分に折って右肩にかけておきます。

手は衿にクリップで留めておきます。

③そのまま一巻きし、着物用クリップを外して帯の下側をもって締めます。

④二巻き目をするとき、手先を右下に折り、その上から帯を被せるようにして、手先とタレ(帯の残り)をしっかりと結びます。

結ぶと、手先は右下にタレは左上になります。

⑤結んだ手先をしっかりと広げ、しわをとっておきます。

タレを帯の線で左下に倒します。

ちょうど、タレと手が下に向かったV字になるようにしましょう。

タレの半分よりも少し長さを内側に織り上げ、このときにタレ先が右上に向くようにします。

タレ先が、ほんの少し帯の上線よりも出るくらいにしてください。

⑥ここでできた輪の中に、手先を通します。

形がくずれないように、しっかりと引いて結びます。

このときに、帯を引きすぎてしわができないようにしましょう。

貝ノ口が背中心になるように、右回しで動かします。

貝ノ口は、浴衣姿の大人の女性向けの結び方です。

きりっとした帯結びなので、男性の着物でも結ぶことがあります。

着付け以外で他の人と差をつける!浴衣のアレンジ帯結び

着物で個性を出すときは、着物の柄や帯の結び方で出すものかもしれませんね。

とはいえ、着付けで他の人と差をつけることはなかなか難しいでしょう。

そこで、半幅帯でもできる変わり結びというのがあります。

よく見かける基本の結びには「文庫結び」「貝ノ口」の他に、「立て矢」という結び方もあります。

最近は、こういった昔ながらの結び方を応用して、個性的な結び方を楽しむ人も増えています。

文庫結びの応用では、羽根を作るときにすのこだたみではなく、屏風だたみにして、リボンに動きを付けたものがあります。

リボン部分を辺がまっすぐの四角形にする「かるた結び」という結び方が代表的です。

他にも、文庫の上にわざとタレを乗せる「リボン返し」「レイヤー結び」「文庫結びアレンジ」「矢の字結び」「二筋太鼓」などもあります。

結び方だけでなく、帯締めや花飾りがついたゴム、レースを使った小物使いのアレンジもあり、浴衣の帯結びもバリエーションが増えています。

「周囲と同じは嫌」という人は、アレンジの帯結びで他人と差を付けてみてはいかがでしょうか。

浴衣に現代風の帯結び~レイヤー結び

アレンジの中でも一番簡単な結び方にレイヤー結びがあります。

ネーミングからも現代風という感じがしますね。

それでは結び方をご紹介しましょう。

【結び方】

①まず、「手」の長さを決めます。

手は半分に折って長さは30cmくらいにし、左肩にかけておきます。

手は衿にクリップで留めておき、帯と手が胴回りで三角になるようにしてから、巻き始めます。

③そのまま一巻きし、着物用クリップを外して帯の下側をもって締めます。

④二巻き目をしたら、タレを軽くひっぱり、グッと帯を締めます。

二巻きしたら、タレを前帯のところで右上に三角に折り上げます。

⑤さらに、今折り上げたタレの胴帯よりも上の部分を三角に折り返します。

捻じるような感じになります。

このため、タレが細くなります。

⑥タレの上に手を被せて、交差させます。

手でタレを包むようにして一結びします。

このとき、できるだけ高い位置で結ぶようにしましょう。

さらにもう一度手でタレを結びます。

⑦半分に折ってあった手を広げます。

⑧タレを端から肩幅よりも少し長くとります。

とった長さで、残りのタレを屏風だたみします。

たたむ回数は、好みで調整します。

⑨たたんだ部分をまとめて結び目の下にくぐらせ、半分くらい出します。

⑩くぐらせた部分をランダムに広げてください。

わざとランダムに広げることで、リボンが広がってレイヤーカットのようになります。

たらす羽根の長さや重ね具合もここで調節できます。

⑪羽根をくずさないように右回しで背中に結び目を回します。

羽根が広がってレイヤーカットのようになるため、レイヤー結びと言います。

現代風な結び方の中にも、可愛らしさのある帯結びです。

「浴衣の柄や着付けでは個性を表せない」という人でも、他の人とは一味違う帯結びが楽しめます。

帯結びで浴衣の着付けに個性を出そう

以前は、浴衣を着るときには、「着物や帯の柄で個性を出すもの」と考えられていました。

しかし、近年は帯結びの種類も増えて、素敵な結び方も増えてきています。

着付けのマナーをしっかりと理解したうえで、こちらの記事を参考に、素敵な帯結びをマスターしましょう。

夏の短いひとときを、お気に入りの浴衣で着飾って楽しんでくださいね。

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