幼児に食事のマナーは必要?教えるならいつ頃からがいいの?

ご家庭に幼児がいる場合、食事のマナーについて一度は頭を悩ませたことがあるという方が多いのではないでしょうか。

「まだ小さいのだから、マナーなんて教えなくてもいいのでは?」と考える人もいるかもしれませんね。

そもそも、幼児に食事のマナーを教えるのはいつ頃からがいいのでしょうか。

こちらでは、幼児に食事のマナーを教えるのに適した時期や、教えるにあたってどのようなことがポイントとなるのかなどを、ご説明していきます。

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食事のマナーは幼児のうちから教えておくべき?

普段、育児をしている多くのママさん・パパさんが頭を悩ませることに、「食事」があるのではないでしょうか。

もちろん、「ごはんをよく食べる」「あまり食べてくれない」などについて考える方も多いものですが、「食事のマナー」について考えている方も多いことでしょう。

子どもが食事中にやってしまいがちなこととしては、以下のようなことが挙げられます。

・食べ物で遊ぶ
・散らかしながら食べる
・食事中にうろうろする

食事のマナーというものは、言葉で覚えるものではなく、体で覚えるものとも言われています。

そのため、子どものころに食事のマナーを身につけずそのまま大人になってしまうと、覚え直すのが困難になってしまいます。

また、外出先で食事をする際にマナーを守った食事ができていないと、子供が恥をかいてしまうことにもなりかねません。

このようなことから、幼児のうちから食事のマナーは教えておかなければならないのです。

幼児に食事のマナーはいつ頃から教えたらいいの?

「食事のマナーは教えなければならない」とは言っても、おそらく多くのママさん・パパさんは「いつぐらいから教えたらいいのか分からない」と思ってしまうことでしょう。

幼児に食事のマナーを教えるにはどうしたらいいかをご紹介する前に、いつ頃から教えたらいいのかについてご説明していきます。

まず、食事の際には「座って食べる」ということを覚えさせなければなりません。

これは、離乳食の始まる生後5~6ヶ月ごろから教えることができます。

とは言っても、食事を始めてから終わるまでの時間ずっと座っているというのは、幼児にとってはなかなか難しいものです。

特に赤ちゃんの頃では、「食事がどのようなものか」「この食べ物はどんなものなのか」を観察しながら食事をとるため、興味がなくなると食事をすることに飽きてしまうことも珍しくありません。

そのため、離乳食を食べ始めるこのころから「座って食べる」ということを意識させ、1歳前後できちんと座っていられるようにすることを目標とするといいでしょう。

2~3歳くらいになってくると、親の言っていることが少しずつ理解できるようになってきます。

そのころには、「食事のマナー」をしっかりと教え始めてもいい時期となります。

4歳頃では食事中の音のマナー、5歳頃では食べ物へのありがたみや年中行事についても教えていきましょう。

幼児に教えたい食事のマナーの基本

幼児のうちに教えておきたい食事のマナーの基本として、どのようなものがあるのか1つずつ見ていきましょう。

●手洗い

「食事のマナー」と言われると、つい食器の扱いなどといったことを思い浮かべてしまいがちですが、食事の前後の行動もマナーに含まれます。

不衛生な手で食事をするのはマナー違反ですので、「食事前には手を洗う」ということを教えてあげましょう。

●「いただきます」・「ごちそうさま」

大人でもできていない人がいるかもしれない「いただきます」・「ごちそうさま」ですが、食材や料理を作ってくれた人への感謝の気持ちが込められた言葉です。

幼児には意味は理解できていなくても、手を合わせて食べる習慣を身につけるようにしましょう。

●食事中にうろうろしない

先ほども触れたことですが、食事中にうろうろしないのは食事のマナーの基本です。

例え、食事に飽きてしまっても、うろうろしないように教えてあげましょう。

●手づかみ食べをしない

幼児は、「食事を取る」という過程の中で手づかみ食べをします。

まだまだ幼いうちは、仕方がありませんが、スプーンやフォークで食べられるようになってきたらこれらで食べられるように促しましょう。

●食べ物を頬張りながらしゃべらない

食事中にやってしまうと最も不快に思われやすいことです。

幼児のうちからしっかりとしつけをしておくことが大切です。

幼児に食事のマナーを教えるときのポイント

幼児に食事のマナーを教えるときにはいくつかのポイントがありますので、それらについて確認しておきましょう。

①親も食事のマナーはしっかりと

幼児にマナーを教えるには、まずは親もマナーをしっかりと守るようにしましょう。

幼児に限らず、子どもは大人のマネをしたがるものです。

きちんとお手本になれるように意識しておきましょう。

②楽しく食事をしよう

マナーを教えるのはもちろん大切ですが、何よりも「食事は楽しいものなんだ」ということを教えることも大切です。

マナーを教えることを優先してしまうばかりに、怒ってばかりでは、食事の時間が辛いものになってしまいます。

③理由を話す

幼児が食事のマナーが守れない原因として「なぜこうしなければならないのか」が分からないということが挙げられます。

そのため、「なぜこうしなければならないのか」を伝えながらマナーを教え、マナーが守れたらたくさん褒めるようにしましょう。

④外出先と家での食事に区別をつけない

食事のマナーというのは、外出先であろうと自宅であろうと変わりはありません。

大人としては外出先での視線が気になり、そちらにばかり重点を置いてしまいがちですが、幼児にとってはどちらも「食事を取る」ということに変わりはありません。

どちらでもマナーを守った食事ができるようにしましょう。

幼児が食事のマナーを覚えてくれない…そんな時は?

幼児に親が一生懸命に食事のマナーを教えていても、なかなか身につかないということも多くあるでしょう。

そんなときには、食事を取っている場所の環境を見直してみてはいかがでしょうか。

●姿勢が悪い

食事中の姿勢が悪い場合、幼児の座り方に問題があるのではなく、使っているイスやテーブルに問題があることもあります。

イスやテーブルを使い始めた当初は高さが合っていても、成長してくると徐々に合わなくなってきてしまいます。

そのため、不自然な姿勢をしているときには、イスやテーブルの高さを見直してみましょう。

●長時間かけて食事を取る

食事をしっかりと取るのは、いいことですよね。

しかし、あまりに長時間かけて食事を取るのは考えものです。

このようになる原因に、テレビやスマートフォンが挙げられます。

食事を取るテーブルの近くにこれらの物があると、そちらに集中してしまい、食事がおろそかになってしまいます。

食事中はこれらの物は電源を切ったり、離れた場所に置いておくなどしましょう。

幼児に食事のマナーを教えるにはどんな教え方をしたらいい?

幼児のいる家庭では、おそらく「食事を食べてもらうのがやっとだ」というところも多いことでしょう。

そんな中で一体どのように、食事のマナーを教えたらいいのか悩んでしまいますよね。

そこで最後に、幼児に食事のマナーを教えるアイデアをご紹介していきます。

●注意することは1つだけに絞る

食事のマナーは、ここまでご紹介してきたように、食事を食べる前から食べた後まで、数多くあります。

それを幼児相手にすべてを指摘するのは、親にとっても辛いものです。

また、注意のし過ぎで食事の時間が苦痛なものにもなりかねません。

そのため、親としてはあれこれ注意したくなってしまいますが、1つだけに絞り、それができるようになったら違うことについて指摘するようにしましょう。

●マネをする

言葉で伝えても、幼児には理解できていないことがあります。

そのようなときには、幼児の取っている行動を親がマネしてみましょう。

このようにすることで、「自分がどうやって食べているか」が分かるので、マナーを守ってくれるようになります。

●指摘する言葉を優しく

親がマナーについて注意するときというのは、ついきつい言葉で言ってしまいがちです。

そのため、注意を受けるたび幼児の食事をする意欲がなくなってしまうことも考えられます。

そうならないようにするためにも「犬さんみたいに食べてますよ~」などといったように、優しく伝えてみてもいいでしょう。

幼児の食事のマナーは将来必ず役に立つ!

離乳食を食べ始めるような小さなころから、食事のマナーは教え始めることができます。

しかし、幼児相手ですから、なかなか親の思うようにマナーは身につきません。

食事のマナーは大人になってからも必ず役に立つものです。

親がお手本になりながら、時間をかけてじっくりと教えてあげるようにしましょう。