洋食や和食のマナー!食べ終わりに知っておきたいこととは

少し格式のあるレストランや料亭で、食事をする機会があるかもしれませんね。

そのようなときに、食文化に合わせたテーブルマナーというものがそれぞれ存在します。

こちらの記事では、意外に見落としがちでありながら、周囲から見られていることも多い食事の食べ終わりのマナーについて取り上げていきます。

洋食をはじめ、和食や中華についてもお伝えしますので参考にしてくださいね。

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洋食における食べ終わりのカトラリーのマナーとは

洋食で使うカトラリーは、フォークとナイフが一般的ですね。

このカトラリーを使って、食事を提供する側に、食べ終わりを知らせるサインを送ることができます。

この食べ終わりのカトラリーの置き方には、洋食ではフランス式、イギリス式、日本式といくつかの方法があります。

広く知られているのは日本式ですが、店や相手のスタイルに合わせて使い分けるのもマナーです。

この3つの国のスタイル別に、食べ終わりのカトラリーの置き方を見ていきましょう。

●フランス式

フォークの腹(凹んでいる側)を上に向け、時計でいう3時の位置にナイフと並べて置きます。

●イギリス式

フォークの腹を上に向け、6時の位置にナイフと並べて置きます。

ちょうどお皿の真ん中に縦に置くようにするイメージです。

●日本式

フォークの腹を上に向け、4時の位置にナイフと並べて置きます。

どのスタイルにおいても、2つのカトラリーは左側(もしくは自分に近い側)にフォークで、右側(もしくは外側)にナイフを置くようにします。

また、ナイフは刃を内側にしておくのが共通のマナーです。

これも知っておきたい!洋食で食事休みの際のマナーは?

食事の食べ終わりだけでなく、洋食におけるカトラリーの置き方で、もう一つ知っておきたいマナーがあります。

それは、食事休みや席を立つときのマナーです。

食事中や食事休みのときにカトラリーを置く場合は、お皿の上にフォークを8時の位置に、ナイフを4時の位置に置くのが正しいマナーとされます。

さらに、フォークの背を上にし、ナイフの刃は内側にして置くのがポイントです。

フランス式や日本式ですと、フォークとナイフの先端はつけずに「ハ」の字にしておき、カトラリーの柄の部分をテーブルに触れないようにして置きます。

イギリス式の場合、4時の位置に置いたナイフの上に、フォークをクロスさせて8時の位置に置くといいます。

これは、相手に対して「ナイフであなたを傷つけません」といった気持ちを表しているそうです。

そのほか、ナプキンに関しても気をつけなければなりません。

離席の際には、ナプキンを背もたれに掛けるのはマナー違反となり注意が必要です。

また、食べ終わりのときのようにテーブルの上に置くのもマナー違反といわれています。

洋食のマナーでは、食事中はテーブルよりも高い位置にナプキンを見せることは良しとされません。

そのため、離席するときは椅子の上に汚れた部分を見せないよう軽く畳んでから、席を離れるように心がけましょう。

洋食で気をつけたい食べ終わりのナプキンのマナーとは

次に、洋食の食べ終わりにおける、ナプキンのマナーについて見ていきましょう。

洋食はコース料理であることが多く、その際に使用するナプキンが用意されていることがほとんどです。

このナプキンには、食べ終わりの際にいくつか気をつけたいポイントがあります。

◎使い終わったナプキンはキレイに畳まない

食べ終わりにキレイにナプキンを畳んでしまうと、食事を提供した側にとっては「料理もサービスも良くなかった」という意味に受け取られてしまいます。

そのため、ナプキンは食べ終わりの際に雑に畳んでおくのがマナーとされています。

ただし、あまりにぐちゃぐちゃに丸めて置いてあると見栄えも悪いので、使用した汚れている面を見えないように無造作に畳むと良いでしょう。

◎使い終わったナプキンはテーブルに置く

食べ終わりのサインとして、ナプキンをテーブルの上に置くこともマナーとして大切です。

テーブルではなく椅子に置いてしまうと、中座しているような印象を与え、誤解されかねません。

洋食も和食も共通!食べ終わりにNGなマナー

カジュアルなスタイルの居酒屋やファミレスなどで、食べ終わりに食器を重ねることはありませんか。

この一見店への親切のようにも取れる行為は、実はマナー違反です。

一般的に、食べ終わりの皿や食器を重ねるのは不作法であるといいます。

とくに格式のある洋食のレストランや、高級料亭では気をつけなければならないでしょう。

なぜなら、そのような店では高価な食器やお椀などが使用されていることが多く、食器を食べ終わりに重ねてしまうと傷がついてしまうことが考えられるからです。

昨今では、ファミレスなどの場合でも、食器を重ねることで食器の裏に汚れがついてしまい、洗うのに手間がかかるので、良くないという認識が広がりつつあります。

店側に配慮するのもマナーのうちということかもしれませんね。

和食で気になる食べ終わりのマナー!箸や食器はどうするべき?

ここまで、主に洋食における食べ終わりのマナーについて見てきましたが、和食の食べ終わりのマナーについても少し触れておきましょう。

和食は普段から慣れているスタイルとはいえ、少々格式のある料亭などで食事をするとなると身構えてしまいますよね。

とくに、和食の食べ終わりの箸や食器の取り扱いについて、疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

その疑問をこちらでご説明していきましょう。

まずは、誤解されがちな蓋のついた汁物の入ったお椀についてです。

食べ終わりの際に、お椀に蓋がついている食器は、元通りに蓋をする状態に戻すのがマナーです。

もし蓋を裏返して戻してしまうと、蓋の表面に傷がつく可能性があります。

前述のように高価な食器を使っている場合には、提供する側としては残念な気持ちになってしまいます。

そのため、蓋の裏側を上にしてしまうとマナー違反となるので、覚えておきましょう。

次は、食べ終わりの箸についてです。

食べ終わりの箸にもマナーがあります。

割り箸の場合と普通の箸の場合、2種類がありますので見ていきましょう。

●割り箸の場合

食べ終わりの割り箸は箸袋に戻し、使用済みであることが分かるように、袋の先端のほうを折り曲げておきます。

使って汚れた箸の先端が見えないように、箸袋に入れて隠しておくことがマナーです。

●普通の箸の場合

懐紙を使って箸の先端をきれいに拭き、元にあった場所に戻しましょう。

箸置きなどがある場合は、そこに戻します。

懐紙を持ち歩いていない場合は、店に用意されている紙ナプキンなどを利用すると良いでしょう。

間違っても、舐めてきれいにするなどということはしないようにしましょう。

番外編!中華の食べ終わりのマナーもご紹介

洋食、和食と食べ終わりのマナーについてお話ししてきましたが、中華においても食べ終わりのマナーがあることをご存知でしょうか。

最後にご紹介していきましょう。

◎中華料理店に招待された場合、大皿料理は少し残すのがマナー

中華の場合は、大皿料理を複数人で取り分けて食べるのが一般的ですよね。

もしも皆さんが招待された側の場合は、大皿料理は少し残して取り分けられた料理は食べきるのが、食べ終わりのマナーです。

少し残す理由には「食べきらないほどもてなしてくれた」という感謝の意を示すためといわれています。

ここで料理をきれいに食べきってしまうと「足りなかった」というニュアンスになってしまいます。

◎食べ終わりに残った料理を持ち帰るのはアリ

前述の通り、中華料理では食べきらないほどの料理でもてなすことが文化でもあるので、もてなす側としては残されることに不満はありません。

しかしながら、おもてなし料理をダメにしてしまうのは忍びないですよね。

ましてや、おいしかったと感じる料理であれば持ち帰りたいと考えることもあるでしょう。

実は、中華料理は基本的に持ち帰りがOKなことがほとんどです。

たくさんあって食べきれない場合は、店に頼んでみても良いのではないでしょうか。

食べ終わりのマナーを知っておけば恥ずかしくない!

洋食に限らず、和食、中華でも食べ終わりのマナーがあることが分かりましたね。

おいしい食事を楽しんだあとは、提供する側にも不快感を与えないようにしたいものです。

そして食べ終わりの立ち居振る舞いは意外に見られていることが多くあります。

こちらの記事でご紹介したマナーを参考にしていただければ、自信が持てるのではないでしょうか。