引き出物の郵送は失礼?宅配するときはゲストへの配慮が大切

近年の結婚式では、引き出物を当日ゲストへ渡すのではなく、後日ゲスト宅へ郵送することが増えています。

さまざまなメリットがあるので人気になりつつありますが、心配する点もあるようです。

その1つに、「引き出物を郵送するのは失礼にあたらないか」ということが挙げられます。

今回は引き出物を郵送するのは失礼なのか、郵送する場合はどのような点に配慮すべきか、などについてお話ししていきます。

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引き出物を郵送するサービスが増えている!そのメリットとは

近年の結婚式では、引き出物を郵送することも多いそうです。

「引き出物宅配」とも呼ばれており、結婚式披露宴後に、ゲスト宅へ宅配便で引き出物を郵送するスタイルのことをいいます。

さまざまなメリットがあることで、郵送を選ぶ新郎新婦も増えています。

このとき「郵送するのは失礼?」と悩む方もいるでしょうから、後ほどこの点についてお話ししていきます。

ここではメリットについて見ていきましょう。

以前までは結婚式場で引き出物を用意するケースが一般的でしたよね。

ところが2010年ごろから、式場で用意するのではなく、自分たちで外部のショップを探し、引き出物をそろえることが増えてきました。

しかし引き出物を外部から持ち込む場合は、「持ち込み料」や「保管料」などの費用を式場に支払うことがほとんどです。

安ければ300円、高ければ700円ほど、引き出物1つにつきかかりますから、ゲストの人数によっては多額の費用が発生することがおわかりいただけるかと思います。

持ち込み料などの費用を考えると、式場で用意したほうが良いように思うかもしれませんが、持ち込み料などを支払わなくても外部から引き出物を用意することが可能です。

それが引き出物宅配なのです。

ゲスト宅へ直接郵送してしまうため、引き出物を式場へ持ち込まなくて済みます。

そうなれば当然、持ち込み料も不要となるわけです。

この持ち込み料が不要という点が、引き出物宅配のメリットの1つといえます。

メリットはたくさん!でも引き出物を郵送するのは失礼?

持ち込み料が不要もメリットの1つですが、ほかにも引き出物宅配のメリットはあります。

ざっとご紹介しますと、

【新郎新婦側】

▼引き出物の贈り分けがしやすい

▼引き出物用の紙袋代も節約できる

▼選択肢の幅が広がる

▼持ち込み料や紙袋代を節約した分、料理のグレードをアップできる

【ゲスト側】

▼重い引き出物を持ち帰らなくて済む

▼公共交通機関で帰宅するとき、つぶれたり置き忘れたりしなくて済む

▼雨の日でも引き出物が濡れる心配がない

▼二次会の移動も楽

などが挙げられます。

しかし、引き出物を郵送することで心配な点もあります。

それは、「引き出物を郵送するのは失礼にあたらないか」ということです。

マナーの観点から見ると、後日ゲスト宅へお送りするので、お返しのマナーとしては問題ないといえるでしょう。

そのため決して失礼ではないといえますが、中には「結婚式当日に引き出物はもらうもの」と思っているゲストもいるでしょうから、失礼と思われない配慮が大切です。

親族から失礼と思われることも!悩んだら両親に相談しよう

先ほどお伝えしたとおり、マナーの観点から見れば、引き出物を郵送することは失礼とはいえません。

しかし、日本はお土産文化といわれ、結婚式に出席したゲストには引き出物を持ち帰っていただくことが習慣とされています。

そのため、ゲストの中でも特に親族から「引き出物を後日郵送するのは失礼」と思われることがあるそうです。

失礼に思われるか不安であれば、両家の両親に相談して決めると良いでしょう。

また、失礼とまではいきませんが、「結婚式から帰ってから引き出物を開けるのが楽しみ」というゲストもいるため、引き出物を当日渡されないことでガッカリさせてしまうこともあります。

そのようなゲストがいることも考慮して、引き出物宅配を検討することをおすすめします。

失礼と思われないために!事前の準備が大切

もし結婚式の引き出物を郵送にしようとしているなら、少しでも失礼と思われないように配慮することも大切です。

そのために、結婚式前から準備をしておくようにしましょう。

準備するものは、「引き出物宅配案内カード」です。

これは、引き出物をゲスト宅へ直接郵送する旨を伝えるメッセージカードです。

結婚式披露宴当日に、席札とともに置かれたり、受付で渡されたりするのが一般的です。

簡単に手作りすることもできるので、結婚式のテーマや雰囲気にあったデザインのカードを作成してみてはいかがでしょう。

文面には、下記の内容をきちんと明記しておくことが大切です。

・引き出物はゲストの自宅まで郵送すること
・到着予定日
・お受け取りのお願い

招待状などと同様に、句読点は使わないほうが良いでしょう。

文面の例もあわせてご紹介します。

「本日はご多用のなか ご列席いただきありがとうございます

引き出物は お荷物にならないよう○月×日頃 ご自宅まで配送させていただきます

お手数をおかけしますが お受け取りをお願いいたします

今後とも末永くよろしくお願いいたします」

引き出物宅配のショップによっては、無料で引き出物宅配案内カードをつけてくれることもありますので、依頼する際は確認してみると良いでしょう。

当日には司会者からアナウンスしてもらおう!

引き出物宅配案内カードを準備していても、やはり中には「引き出物がない!」とびっくりしてしまうゲストもいることでしょう。

そのため、案内カードだけでなく、結婚式披露宴当日には、司会者から引き出物のアナウンスしてもらうことをおすすめします。

例えば、「帰りのお荷物にならないよう、引き出物はご自宅まで郵送させていただきます」というような案内をしてもらいましょう。

また、「遠方からお越しの方やご年配の方もいますので、引き出物はゲストの皆さまのご自宅まで直送させていただきます」というアナウンスでも良いかもしれません。

引き出物を当日贈らないことでゲストから失礼と思われないように、このような配慮もしておくと良いですね。

引き出物を郵送する場合!あるものを用意しておくと良いかも

引き出物をゲスト宅へ郵送する場合、引き出物を式場へ持ち込みませんから、引き出物用の袋も当然不要となりますね。

しかし引き出物用の袋がないことで、ゲストが困ることもあるようです。

例えばプチギフト。

引き出物を結婚式当日に渡さなくても、プチギフトは贈ることがほとんどです。

引き出物がないことで、このプチギフトを持ち帰るときにゲストは困ってしまうそうです。

男性の場合、バッグを持たずに出席することもありますから、引き出物用の袋がなければ、手で持ち帰ることになってしまいます。

女性も小さなパーティーバッグしか持参してこなかった場合、持ち帰るのに不便かもしれません。

また、ゲストの中には席札などのペーパーアイテムを持ち帰ることもあるので、そうした場合引き出物用の袋がないと持ち帰るのに大変です。

そのため、プチギフトやペーパーアイテムを持ち帰ることができる、ミニサイズの紙袋を用意しておくと良いかもしれません。

案内カードやアナウンスで、引き出物を郵送することを失礼にあたらないように配慮することも大切ですが、プチギフトなどを持ち帰るときの配慮も忘れてはいけないポイントです。

ゲストに配慮して引き出物を郵送で贈ろう!

近年増えている引き出物宅配は、持ち込み料がかからなかったりゲストの帰りの荷物にならなかったりするなどのメリットがあります。

しかし中には、結婚式当日に引き出物をいただけないことで失礼に感じるゲストもいることでしょう。

少しでも失礼に思われないよう、引き出物宅配案内カードを準備し、司会者からもアナウンスしてもらうことをおすすめします。

ゲストへの配慮を忘れずに、引き出物を贈るようにしましょう。