転勤や留学などで餞別をいただいたらお返しはどうするべき?

転勤や留学、旅行などの際に、餞別をいただいたことはありませんか。

このとき、餞別のお返しをしたほうが良いのかと悩んだ人もいるかと思います。

そこで今回は餞別をいただいたときのお返しについてお話をしていきます。

お返しをする場合の相場やマナーなどについてもお話ししますので、参考にしてください。

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留学や旅行などでいただく餞別!そもそもどういうもの?

中には、「そもそも餞別ってどういうもの?」と疑問に思う人もいるかと思います。

この餞別とは、「遠方へ行く人に対して、お別れのしるしとして金品を贈ること」をいいます。

具体的にどんなときに餞別を贈るのかというと、以下のとおりです。

●遠方へ異動・転勤

●退職

●出張(遠方や海外へ数週間~数か月出張する場合など)

●遠方へ転居、引っ越し

●数か月~数年間、海外へ留学

●数日~数週間、遠方や海外へ旅行

餞別としてお金を贈ることも多く、だいたい3,000~5,000円が相場といわれています。

もし相手が定年退職する場合は5,000~10,000円が相場のようです。

お金を贈るときは、のし袋に入れるのがマナーです。

のし袋にはいくつか種類があるので、選び方に注意が必要です。

餞別の場合ののし袋は、水引が紅白で蝶結びのものを選びます。

のし袋の書き方は、「贈る相手の状況」と「自分との関係性」によって少し違います。

例えば、一般的な退職の場合は「御餞別」と書きます。

ただし、目上の人に対して餞別を贈る場合は、「おはなむけ」と書くのがマナーといわれています。

転勤や異動の場合も同様です。

書き方にも注意して、餞別を贈りたいですね。

ではもし自分が餞別をいただいた場合、そのお返しはしたほうが良いのでしょうか。

次の項でお話しします。

餞別をいただいたらお返しはしなくてはいけない?

出産祝いなどのお祝いをいただいたら、お返しをするのがマナーですよね。

では、餞別をいただいた場合はどうなのでしょう。

基本的には「お返しをする必要はない」といわれています。

本来は一生の別れのしるしとして餞別を贈っていましたので、餞別をいただいても返す必要のないものと考えられていました。

そのため、餞別のお返しをしなくても失礼にあたるということはありません。

ただし、お礼状を出すことはマナーとされていますので、お返しをしなくてもお礼状は出しておくことをおすすめします。

ところが近年は、出張や留学のように、遠方へ行ってもすぐに再会できることも多いので、感謝の気持ちを伝えるために餞別のお返しをする人も増えています。

また、職場や地域よってはお返しをする慣習がある場合もありますので、そのときはお返しをしたほうが良いといえるでしょう。

餞別のお返しをする場合のポイントは次の項でお伝えしますので、参考にしてください。

餞別のお返しのポイントをケース別にご紹介!

ここからは、いただいた餞別のお返しをする場合のポイントを、転勤や出張、留学などのケース別にご紹介していきます。

〈遠方へ異動・転勤の場合〉

餞別を職場の転勤や異動の場合にいただいたときのお返しは、いただいた餞別の半額~3分の1程度が相場です。

だいたい移動や転勤をしてから1か月以内にお返しをするのが目安です。

身の回りが落ち着いてから、新天地での近況報告もかねて贈ってみてください。

もし職場の人たちからまとめて餞別の品物をいただいた場合は、お返しをしなくてもOKとされています。

〈退職の場合〉

定年退職をはじめ、転職や独立などで退職する場合に餞別をいただいたときは、先ほどと同様に半額~3分の1程度がお返しの相場です。

お返しをするタイミングも、退職してから1か月以内が良いですね。

こちらも職場の人たちからまとめていただいた場合は、お返しをしなくても大丈夫です。

ただし退職となると、異動や転勤と比べて高額な品物をいただくこともあります。

相場どおりの金額にすると高額になることもあり、相手に気を遣わせてしまう可能性もあります。

相手の気持ちを考慮し、高価すぎるお返しは避けたほうがベターなので、3万円を上限にお返しを選ぶと良いでしょう。

出張や転居の場合に餞別をいただいたときのお返しは?

〈出張の場合〉

会社によっては、国内でも離れた地方へ出張になったり、国外へ出張になったりすることがあるでしょう。

この場合にも餞別をいただくことがあります。

数週間の出張であれば、帰宅したときに出張の報告とともにお土産を渡し、これを餞別のお返しとするのも良いでしょう。

出張が数か月の場合は、現地に到着し、身の回りが落ち着いてからお返しの品物を用意して発送するのもOKです。

このとき選ぶ品物は、その地方や国ならではの物を選ぶと喜ばれやすいのでおすすめです。

お返しの金額の相場は半額~3分の1程度です。

〈遠方へ転居、引っ越しの場合〉

転居のときに餞別をいただいたときのお返しも、半額~3分の1程度が相場です。

贈るタイミングは、新しい居住地に引っ越して、荷物の片付けなどが落ち着いてから、お返しを贈ると良いでしょう。

できれば引っ越してから1か月以内を目安に贈ることをおすすめします。

こちらもその土地ならではの品物を選んで贈ると喜ばれやすいので、近況報告と一緒に送るようにしましょう。

次の項では、留学や旅行で餞別をいただいたときのお返しについてお話しします。

留学・旅行で餞別をいただいた場合は?

〈海外へ留学する場合〉

海外へ留学するときに餞別をいただいたら、現地からお礼状を書いて送ると良いでしょう。

長期間の海外生活、しかも語学などを勉強しに行っているのであれば、餞別を贈ってくださった相手側は、激励や留学費用の足しにしてほしいという気持ちで贈っていることと思います。

その気持ちを大切にするためにも、無理にお返しを贈る必要はないといえます。

現地から頑張っている様子や、感謝の気持ちを伝えるだけでも、相手もきっと喜んでくれることでしょう。

余裕がある場合は、一時帰国するときや留学が終了したタイミングで、留学の報告とともに、現地のお土産を贈ってみてはいかがでしょう。

できれば直接手渡しで贈るのが丁寧で、望ましいですよ。

〈遠方や海外へ旅行する場合〉

国内でも遠方、もしくは海外へ旅行へ行くときにも餞別をいただくことがありますよね。

この場合、旅行先でのお土産を餞別のお返しとすることが多いです。

相場は半額~3分の1程度とされていますが、そこまでこだわらなくても大丈夫です。

お土産を渡すときは、できれば直接手渡しするのが良いでしょう。

親しい間柄の人へのお返しであれば、お礼状として、旅行先からポストカードを書いて送るのもおすすめです。

転勤や留学などの餞別のお返しをする際に注意すべきマナー!

転勤や出張、留学などの餞別のお返しのポイントについてお伝えしましたが、最後にどの場合にも共通するお返しのマナーについてお話ししていきます。

基本的にはお返しをしなくても失礼になりませんが、いざお返しをするときにマナーに注意しなければ、せっかくのお返しも失礼と思われてしまうこともあります。

ここでいくつかご紹介するので、チェックしておきましょう。

▼のし

いただいた餞別にのしがついていたり、目上の人などへのかしこまったお返しだったりする場合は、お返しの品物にのしはつけたほうが丁寧です。

特に高価な餞別をいただいた場合は、きちんとのしをつけてお返しをするのがマナーといえます。

のし紙は水引が紅白で蝶結びのものを選び、表書きは「御礼」ですので、こちらにも注意してください。

▼お礼状

餞別のお返しをするときは、お礼状を添えることもマナーです。

短文でもかまいませんので、感謝の気持ちが相手に伝わるように作成しましょう。

ちなみに、お礼状を作成するときは「手書き」が基本です。

自分の字に自信がないと印刷に頼ってしまいたくなりますが、機械的な印象を与えてしまうこともあり、反対に失礼にあたる場合もあるのです。

そのため、お礼状は丁寧に手書きで書くことをおすすめします。

作成したお礼状は封筒に入れておくこともマナーですので、覚えておきましょう。

▼お返しで選んではいけないもの

餞別のお返しに何を贈るか悩んでしまうかもしれませんが、決して選んではいけない物があります。

それは「現金」や「商品券」です。

餞別は基本現金で贈るので、お返しに現金や商品券を贈るのは、いただいた物を贈り返していることになります。

そうなると餞別自体が不要な物と思われてしまうこともあり、相手の気持ちを踏みにじることにもなりかねませんので、必ず品物を選んで贈るようにしてください。

餞別をいただいたときにお返しをする場合はマナーに注意しよう!

転勤や出張、留学、旅行などで餞別をいただくこともあるかと思います。

そのとき、基本的にはお返しをしなくても大丈夫です。

もしお返しをする場合は、マナーに注意することが大切です、

のしをつけたり、手書きのお礼状を添えたりすることは忘れずに行いましょう。

お返しの品物は、現金や商品券はNGですので、必ず品物を選んで贈るようにしてください。