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日本の風習「節分いわし」とは?いわしのおすすめの食べ方も

2020.6.9

節分といえば、豆をまいて鬼を追い払い、福を呼び込む日というイメージが強いと思います。

また、近年ではその年の恵方を向いて太巻きのお寿司を食べる、恵方巻も定番となっていますよね。

しかし、一部の地域では魚のいわしを飾ったり食べたりする、「節分いわし」の風習があるのをご存知でしょうか。

今回は節分いわしの風習や、おすすめのいわしの食べ方についてご紹介します。

節分には柊といわしを飾る風習がある

節分にいわしを飾る風習があるというのを、初めて聞いた方も多いかもしれません。

この「節分いわし」の風習の起源は古く、なんと平安時代にまでさかのぼるようです。

平安時代には節分に、邪気払いとして門口にしめ縄を飾り、そこに柊の枝とボラの頭を刺しておく習慣がありました。

いわしではなく当時はボラだったようですが、これが節分いわしの起源といわれています。

なぜ節分にそのようなことをしていたのでしょうか。

もともと節分とは、文字通り「季節を分ける」という意味であり、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前日をいいます。

旧暦では2月の立春から新年が始まるとしていたため、この年4回の節分の中でも、立春前日の節分は現在でいう大みそかにあたります。

そのため、新年を迎えるための邪気払いとして、立春前日の節分に柊とボラを飾っていたようです。

今ではいわしの頭に柊の枝を刺した柊鰯(ひいらぎいわし)を玄関や軒先に飾ります。

とがった柊の葉や、強いニオイを放ついわしを鬼が嫌がるため、邪気払いに効果があるとされているのです。

また、飾るのはいわしの頭だけであり、残りの体の部分は無病息災を祈って節分当日に食べるという風習もあります。

次項では、節分いわしの飾り方や食べ方について詳しく見ていきましょう。

節分いわしの飾り方・食べ方に決まりはある?

節分いわしの飾り方はとても簡単で、いわしの体を切り落として頭だけを焼き、柊の枝に刺して玄関や軒先に飾ります。

飾る期間は節分当日のみとするのが一般的ですが、地域によっては2月中ずっと飾ったり、小正月の翌日である1月15日から立春にかけて飾ったりと、差があるようです。

飾った後のいわしは、邪気払いとして使用したものですから、そのままゴミ箱に捨てて処分するのは気が引けますよね。

処分する際は、神社へ持っていったり、庭に埋めたり、灰になるまで焼いたりするという方法がありますが、難しい場合は紙でくるみ、塩で清めてから捨てると良いでしょう。

節分いわしの食べ方については、明確に決まっているわけではありません。

飾る頭を焼くので、残った体の部分も一緒に焼き、焼き魚として食べるのが一般的ではありますが、その他の料理に使用しても良いようです。

なお、飾りに使用した頭を食べるのは衛生的に良くないため、切り落とした体のみを食べるようにしてくださいね。

節分いわしを調理しよう!まずは基本の開き方

では、ここからは節分いわしの食べ方をいくつかご紹介していきます。

いわしの頭を節分の飾りに使うため、1尾丸ごと買うと思いますので、まずは下処理の仕方を押さえておきましょう。

【いわしの下処理】

①いわしの表面を爪先で優しくなぞるようにして、うろこを取り除きます。

②いわしの頭を切り落としたら、お腹側に切り込みを入れ、包丁の刃先で内臓を取り出します。

③濃度3%くらいの塩水を大きめのボウルに用意しておき、その中でいわしのお腹の中を洗って汚れを落とします。

④キッチンペーパーで、表面やお腹の中の水分を拭き取れば下処理は完了です。

調理するときに水っぽくなったり、いわしが傷みやすくなったりするため、必ずお腹の中まで水気を取るようにしましょう。

また、いわしを蒲焼きやフライにするときなどは開きにすることが多いので、開き方もご説明しておきます。

【いわしの開き方】

①上記の方法でいわしの下処理を済ませておきます。

②いわしのお腹の中に親指を差し込み、手で切り込みを広げて開きます。

③尾から繋がっている中骨や、身の端に付いている骨を取り除けば出来上がりです。

いわしのように身が柔らかい魚は、このような「手開き」で身を開きます。

おすすめの節分いわしの食べ方!定番は「焼き」

節分いわしの定番の食べ方といえば、焼いて食べる方法でしょう。

ここでは、塩焼きと蒲焼きのレシピをそれぞれご紹介していきます。

【いわしの塩焼き】

〈材料〉

・いわし 1尾
・塩 適量

〈作り方〉

①下処理を済ませたいわしの両面に塩を振ります。

焼いたときに焦げやすいヒレと尾にも、化粧塩としてたっぷり塩を付けると焼き上がりが美しく見えます。

②グリルかフライパンで、焼き色がつくまでいわしを焼けば出来上がりです。

フライパンで焼く場合は、クッキングシートかアルミホイルを敷いた上に乗せて焼きましょう。

付け合わせとして、大根おろしやすだち、レモンなどを用意するとさっぱりと召し上がれますよ。

【いわしの蒲焼き】

〈材料〉

・いわし 2尾
・薄力粉 小さじ2
・サラダ油 適量
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・砂糖 小さじ2

〈作り方〉

①いわしの下処理をし、開きにしておきます。

②全体に薄力粉をまぶしたら、サラダ油を熱したフライパンにいわしを皮の面を下にして入れ、焼き色がつくまで焼きます。

③裏面も焼き、火が通ったら取り出して、フライパンに残った油はキッチンペーパーで拭いておきます。

④フライパンに酒・みりん・しょうゆ・砂糖を入れてひと煮立ちさせ、とろみがついてきたらいわしをフライパンに戻して絡めます。

これでいわしの蒲焼きの完成です。

いわしの臭みが苦手な方には煮付けがおすすめの食べ方

中には、いわしの臭みを苦手に感じる方もいらっしゃるでしょう。

そのような方には、魚の臭みを取り除く効果がある生姜を使った、いわしの生姜煮がおすすめの食べ方です。

【いわしの生姜煮】

〈材料〉

・いわし 4~5尾
・生姜 20g
・しょうゆ 大さじ2
・砂糖 大さじ1と1/2
・水 100ml
・酒 大さじ2

〈作り方〉

①いわしの下処理をしたら、尾も切り落とし、さらに1尾を3等分ほどにしておきます。

②生姜を千切りにします。

③鍋にいわしを入れ、水と酒を入れたら、いわしの上に②の生姜を乗せます。

④落し蓋をして、中火にかけます。

沸騰したらアクを取り除き、火を少し弱めてさらに5分ほど煮ます。

⑤しょうゆと砂糖を加え、落し蓋を取って煮詰めていきます。

10分前後煮詰めて、お好みの味付けにしたら出来上がりです。

ご飯が進む味なので、節分のとき以外にもぜひ作っていただきたいレシピです。

子どもも食べやすい!いわしをフライにして洋風に

最後にご紹介するのは、いわしのフライのレシピです。

子どもも食べやすい食べ方なので、ぜひ家族みなさんで節分いわしを味わってくださいね。

【いわしのフライ】

〈材料〉

・いわし 2尾
・酒 小さじ1と1/2
・しょうが汁 小さじ1/2
・塩 少々
・溶き卵 1つ
・小麦粉 適量
・パン粉 適量
・揚げ油 適量

〈作り方〉

①いわしの下処理をし、開きにしておきます。

②酒・しょうが汁・塩を混ぜあわせ、いわしにまぶして5分ほど置き、下味をつけます。

③いわしに小麦粉をまぶしたら、溶き卵にくぐらせてからパン粉をつけます。

④揚げ油を170~180度に熱し、いわしを入れて揚げます。

⑤カラッとするまで揚げたら、油を切って出来上がりです。

レモンでさっぱりといただいても良いですし、マヨネーズやソースでいただくのも良いですね。

節分にいわしを飾って食べよう

今回は節分いわしの風習や、おすすめのいわしの食べ方についてご紹介しました。

節分というと豆まきや恵方巻を思い浮かべる方が多いと思いますが、栄養たっぷりのいわしを食べて無病息災をお祈りするのはいかがでしょうか。

このような日本の古くから続く風習も、大事にしていきたいですね。

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