退職の餞別に商品券などを贈るのはあり?贈るときのマナー

お世話になった方が退職することになったら、餞別を贈ることが一般的です。

いざ贈るとなると、何を贈ろうかとあれこれ悩む方も多いのではないでしょうか。

そのような方に今回おすすめするのは、商品券や金券です。

中には「商品券などを贈るのは失礼では?」と疑問に思うでしょうが、商品券などは餞別の品の定番の1つです。

ただし、贈るときにはマナーに注意しなければなりません。

この記事でお話ししますので、参考に見てみてください。

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退職する方へ贈る餞別!そもそも餞別って何?

今までお世話になった方が会社を退職することになったとき、餞別を贈ることが多いかと思います。

この餞別についてこの記事でお話ししていくわけですが、そもそも餞別がどのようなものかをご存知でしょうか。

餞別とは、退職をはじめ転勤、異動などをする方たちに贈る「お別れの金品、おはなむけ」のことをいいます。

中には「餞別って贈ったほうが良いの?」と疑問に思う方もいますが、餞別を贈ることで、それまでの感謝の気持ちなどを伝えることができます。

そのため、特にお世話になった方に対しては、餞別は贈ったほうが良いといえるでしょう。

しかし、餞別を贈ろうと思っても、何を贈ったら良いのかわからないという方も多いと聞きます。

「この品物は相手の好みだろうか」や「現金や商品券などを贈るのは失礼にあたらないか」などと、あれこれ考えてしまい、なかなか決められないこともあるかと思います。

では実際、現金や商品券などを贈るのは失礼にあたってしまうのでしょうか。

次の項でお話ししていきます。

現金を退職の餞別に贈るのはマナー違反?

退職祝いなどの餞別で、現金を贈ることは一般的です。

筆者も海外へ行くときに、伯父や伯母から現金を餞別でいただいたことがあります。

そのため、現金を餞別として贈ることは問題ないといえるのですが、贈る相手によっては失礼にあたることもあります。

どのような方に現金を贈ると失礼にあたるのかというと、職場の先輩や上司など、自分よりも目上の方に贈る場合です。

目上の方に現金を餞別に贈ることは、「お金に困っている」という意味合いになってしまうので、非常に失礼な行為といえるでしょう。

贈る相手も、「部下からお金に困っていると思われている」と感じてしまえば、複雑な心境になるでしょうから、できれば現金を贈ることは避けたほうがベターです。

自分よりも目上の方ではなく、同期や後輩などであれば退職の餞別に現金を贈ってもOKですので、贈る相手が自分から見てどのような存在なのかで、判断するようにしましょう。

では、商品券を餞別とするのはどうなのあでしょうか。

次の項でお話しします。

商品券や金券を退職の餞別に贈るのはあり?

現金を退職などの餞別に贈ることはよくありますが、自分よりも目上の方に贈る場合は失礼にあたるので避けたほうが賢明です。

では、商品券や金券を贈るのはどうなのでしょうか。

現金のようなものでもありますから、これらも目上の方に贈る場合は失礼にあたるのか、疑問に思ってしまいますよね。

贈る相手がマナーや伝統を重んじる方であれば、現金同様に商品券なども退職の餞別に贈ることは避けたほうが良いでしょう。

より悩んでしまうかもしれませんが、何か品物を贈ったほうがベターです。

ただし、贈る相手の趣味や好きなものを把握している場合は、それにあった商品券などを贈るのはありといえます。

近年はさまざまな種類の商品券や金券があるので、その方にぴったりのものを選ぶこともできます。

例えば、読書を趣味としている方には図書カード、旅行を趣味としている方には旅行券などです。

コーヒーが好きな方には、スターバックスコーヒーなどのコーヒーチケットを贈るのも良いでしょう。

ほかにも映画券やテーマパークの招待券などもありますので、相手が喜びそうな商品券や金券を贈りましょう。

もし贈る相手が同期や後輩であれば、現金と同じく商品券や金券を贈っても大丈夫です。

使い道が多く無難なのはJCBなどの商品券やクオカードですから、同期や後輩にはこちらを贈っても良いですね。

これらのような商品券や金券を餞別とする場合も、のし袋のマナーに注意して贈ることが大切です。

後ほどお話ししますが、その話をする前に、商品券などを選ぶときには注意すべきことがあるので、こちらからお伝えしていきましょう。

商品券や金券などを選ぶときの注意点

商品券や金券などを餞別の品に選ぼうとしているとき、注意しなければいけないことがあります。

それは「有効期限」です。

商品券にはあまりないでしょうが、選ぶ金券によっては有効期限が設けられていることがあります。

退職する人の中には引っ越しをする人もいますから、そのような人の場合は退職後もバタバタとしていて、すぐに金券などを使うことは少ないといえます。

贈ってすぐに期限が切れてしまうものだと、相手も困ってしまいますから、期限があるのかないのかは事前に確認しておくことが必須です。

できれば期限がないものが望ましいですが、もし期限つきの金券を贈る場合は、できるだけ長く期限が設定されているものを選ぶようにしましょう。

商品券などを退職の餞別とするとき相場はいくら?

商品券などを退職の餞別とするとき、金額で悩む方も多いのではないでしょうか。

ここで一般的な相場をお伝えしていきます。

ただし、個人で贈る場合と複数人が連名で贈る場合で金額が違ってきますので、それぞれご紹介しましょう。

●定年で退職される場合

・個人で贈る:3,000~5,000円
・複数で贈る:1,000~5,000円(1人あたり)

●上司が退職する場合

・個人で贈る:5,000~8,000円
・複数で贈る:1,000~3,000円(1人あたり)

●同僚が退職する場合

・個人で贈る:3,000~5,000円
・複数で贈る:1,000~3,000円(1人あたり)

●部下が退職する場合

・個人で贈る:5,000~10,000円
・複数で贈る:1,000~3,000円(1人あたり)

金額が大きすぎてしまっても、相手に気を遣わせてしまうかもしれませんので、だいたいこのくらいの金額でおさめると良いでしょう。

餞別に商品券などを贈るとき!注意すべきのし袋のマナーとは

話の中でも触れましたように、商品券や金券を餞別とする場合、のし袋のマナーに注意することが大切です。

退職する方への餞別に商品券を贈るとき、結婚式のご祝儀などと同様に、のし袋に入れるのがマナーです。

そのため、のし袋も用意する必要がありますが、のし袋には種類があるので、退職の餞別にぴったりのものを選ぶことが大切です。

しかし、退職の理由によっては選ぶのし袋が違ってくるので、退職理由にあったのし袋を選ぶようにしましょう。

もし転職や独立、定年などで退職される場合は、「おはなむけ」の意味がこめられている「紅白蝶結び」の水引ののし袋を選ぶのが基本です。

ただし、退職理由が「結婚」場合は、違う水引ののし袋を選びます。

結婚の場合はご祝儀と同じ「紅白の結びきり」の水引を選びましょう。

そして、のし袋の表書きは「御礼」と書くのが無難ですね。

退職理由によって表書きの書き方も違いますが、どの理由にも当てはまるのがこの「御礼」です。

「御餞別」という表書きもありますが、目上の方に贈る場合は失礼にあたるので書かないようにしてください。

水引や表書きなどののし袋のマナーに注意して、退職の餞別に商品券を贈りましょう。

マナーに注意して商品券などを退職の餞別に贈ろう

退職の餞別に商品券などを贈ることはよくありますが、相手がマナーなどを重んじる目上の方の場合は避けたほうがベターです。

しかし、目上の方の趣味や好きなものを知っていたり、贈る相手が同期や部下であったりする場合は、商品券などを選んでも大丈夫です。

近年はさまざまな種類の商品券や金券があるので、相手にぴったりのものを選ぶと良いでしょう。

そして、商品券などを贈る場合ものし袋に入れることがマナーなので、水引や表書きに注意して、退職の餞別に贈ってくださいね。