贈り物に欠かせないのしマナー!水引の種類や表書きの基本

  • 2021年5月23日
  • 2020年10月15日
  • ギフト

贈答文化が根付く日本において、贈り物の「のし」は礼儀として、社会的マナーとして欠かすことはできません。

しかし、用途に応じて実にさまざまな種類ののしがあるため、シーンに合わせた使い分けに分からないことも多いでしょう。

そこでこの記事では、贈り物の用途に応じたのしの種類をはじめ、基礎的なのその知識について詳しくお話ししていきます。

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贈り物に欠かせないのしとは?その意味と起源

四季折々のご挨拶やお礼、お祝いなど、日本における贈答文化は古くから現代に受け継がれる伝統的・社会的マナーです。

そんなさまざまなご挨拶や気持ちを表現するうえで、贈り物に欠かせないのが「のし」です。

のし(熨斗)とは、現代においては水引が印刷されたのし紙を総称することが一般的ですが、もともとは贈答品やご祝儀袋の右上に添える飾りのことを指します。

厳密に言うと、六角形の飾りを「熨斗(のし)」と言い、それに包まれた黄色い長方形の部分を「熨斗鮑(のしあわび)」と呼びます。

これは、古来では神事のお供え物として干した鮑を用いていたことに由来し、長い時代を経て現在の鮑に見立てた飾り紙となったのです。

このようにのしは時代と共に簡略化されてはいるものの、あらたまった贈答シーンに添える欠かせないご挨拶と言えるでしょう。

そんなのしには用途に応じてさまざまな種類があるため、今回の記事でしっかり押さえておきたいですね。

贈り物に掛けるのし紙と掛け方の種類

贈り物の用途に応じたのしの種類について見ていく前に、まずは「のし紙」について詳しく見ていきます。

のし紙とは、かしこまった贈り物に掛ける「掛紙」のことで、現代では言葉においてのしとのし紙の厳密な区別なく使われことが多いです。

贈答の品物に掛けることで、品物を保護し、あらたまった気持ちを込めて贈る意思表示を伝えることができますが、実はのし紙はあくまで包む手間を省くための略式体裁にすぎません。

つまり、本来の水引や熨斗を、印刷して簡略化した略式体裁ということです。

そのため、格式高い大切な贈り物を贈る場合は、印刷されたのし紙では失礼になることもあるため、実際の水引飾りなどを用いるほうが良いでしょう。

また、のし紙の掛け方は、「お祝いごとには慶事掛け」「お悔やみごとには弔事掛け」と区別して用います。

「慶事掛け」は、向かって右側ののし紙を上に、「弔事掛け」は向かって左側ののし紙を上に重ね合わせます。

ただしこれは、のし紙の左右両端が裏面で交わる場合に限るため、のし紙を側面で掛ける場合は気にしなくて良いでしょう。

贈り物に掛けるのしの種類は?水引の種類と意味

贈り物の用途に応じてのしを使いこなすうえでは、まずは「水引」の種類を押さえておく必要があります。

贈り物に掛けるのし紙をはじめ、ご祝儀袋や不祝儀袋には、包み紙を結ぶ水引が印刷されています。

水引の起源は飛鳥時代とも言われ、水が引いたら清らかになることを由来に古くから神仏の御前で用いられてきました。

現代の贈答シーンで用いられる水引は、結び方と色によって用途が大きく変わってくるため、それぞれの意味の違いを理解しておくことが大切でしょう。

まず、水引の一般的な結び方には、「蝶結び」と「結び切り」の2種類があります。

「蝶結び」は「花結び」とも呼ばれ、繰り返し何度も結び直せることから、何度あっても良いお祝いに用いられます。

一方で、「結び切り」は、一度結ぶと固くほどけないことから、婚礼などの一度きりのお祝い、また二度とも繰り返すことがないよう願いを込めて弔事に用いられます。

特に、結婚式のご祝儀ではどちらの水引を使うか悩まれることも多いため、両者の意味の違いをここで理解しておくと良いでしょう。

また、水引にもさまざまな色がありますが、一般的な慶事には「紅白」、格式高い結納では「金銀」、また地域によっては「赤金」、弔事では「黒白」や「黄白」が使われる場合があります。

のしの「表書き」と「名入れ」の書き方

前項では、贈り物に掛けるのしの水引の種類について見てきましたが、次にご説明するのは「表書きと名入れ」です。

のし紙の上段に表記する「表書き」は、慶弔における贈り物の目的を表す記載を指します。

もともと日本の古い贈答風習において、贈り物には併せて目録を添えるしきたりがありましたが、それが時代と共に簡略化され、現代では表書きとして用途・目的を記すようになりました。

表書きには、贈り物の用途によって実にさまざまな書き方があるので、詳しく後述していきます。

のし紙の下段には、品物の贈り主である「名入れ」をします。

一般的には姓名を書きますが、2人以上書く場合は、右位置から立場が高い人の姓名を、続いて左へ順番に連名として名前を記入していきます。

また、夫婦連名の場合は右に夫の姓名を、左に妻の名前を書きます。

4人以上になる場合は、代表者の姓名を記入し、左側に「外一同」と小さく記載してください。

表書きや名入れをする際は、毛筆や筆ペンを用いるのが望ましく、弔事の場合は涙で薄まったことを表現する「薄墨」を使用しましょう。

用途に応じたのしの表書きの種類

ではここからは、贈り物の用途に応じた表書きの種類について詳しく見ていきましょう。

のしに記載する表書きには、一つの用途・目的をとってもそれを表すために実にさまざまな言葉が使われます。

語彙の多さや言葉の微妙な違いには少し面倒に感じるところですが、繊細な配慮を重んじる日本特有の美徳と言えるでしょう。

では、主な表書きの用途と種類を具体的に見ていきましょう。

【一般的な贈り物】

・こころばかり:ささやかな贈り物
・御挨拶:引っ越しをはじめとするご挨拶
・御伺:主に病気見舞いに用いる

【謝礼の贈り物】

・御礼、お礼:一般的なお礼
・謝礼:お世話になった際のこころづけ
・謹謝:謹んだ感謝

【お詫びの贈り物】

・お詫び、御詫び、粗品:トラブルのお詫びの挨拶

慶弔に用いる表書きの種類

前項に続いて、贈り物ののしに欠かせない表書きの種類を詳しく見ていきます。

ここでは一般的な慶事に加え、弔事の表書きを押さえておきましょう。

【慶事】

・結婚:寿、御祝、祝御結婚、御結婚
・出産:御祝、御安産御祝、御出産御祝
・入学(入園):御祝、御入園御祝、御入学御祝
・卒業:御祝、御卒業御祝
・新築:御祝、御新居御祝、祝御新築
・お返し:内祝

【弔事】

・御供(ごくう):故人へのお供え物
・志(こころざし):香典返し
・御燈明(みあかし)、御線香:ローソクや線香を包む

なお、弔事(仏式)における不祝儀袋では、四十九日までは「御霊前」、四十九日以降は「御仏前・御沸前」となります。

また、慶事の場合、四文字の表書きを縁起の悪い「死文字」として不吉と捉えている方も少なからずいるため、一般的に四文字の表書きが使用される用途では悩む方もいるかもしれません。

近年では、そこまで気にする方もいないでしょうが、「御祝」はどんなお祝いのシーンにも使える万能な表書きなので、困った際は用いると良いでしょう。

のしは社会的な贈答マナーに欠かせない

贈り物に掛けるのしには、伝統的な長い歴史があり、現代では社会的な贈答マナーとして欠かすことができません。

のしの中にも、水引や色など、用途に応じてさまざまな種類がありますから、贈る相手に失礼がないようにあらかじめ押さえておきたいものです。

慶弔どんな贈り物のシーンでも慌てないように、今回の記事でしっかりのしの種類をおさらいしておきましょう。