徹底解説!3歳から始める子供が喜ぶ楽しい箸使いの教え方!

2018年11月08日

3歳になって子供が上手にご飯を食べてくれるようになると、気になるのは箸の練習ですよね。

手づかみで食べはじめて、スプーン、フォークを上手に使えるようになり、いよいよ箸の使い方を教えたいと思っている方におすすめしたい、子供が喜ぶ楽しい箸使いの教え方を徹底解説します。

箸の教え方のコツはもちろん、大人になったときに困らない正しく美しい箸の握り方に、成長に合わせた箸の選び方など一見難しく感じる箸の練習もこれを読んで楽しく始めてみましょう。

子供の箸の教え方「3歳だと遅い?練習を始めるきっかけは?」

子供がスプーンやフォークを使ってしっかりご飯を食べられるようになってくると、気になるのは箸の練習です。

3歳をきっかけに箸の練習をはじめるご家庭も多いようですが、いつから始めるかといった明確な決まりはありません。

最初から「教え方はどうしよう・・・」といったように固くなるよりも、まずは箸を渡してみて興味があるかどうかを確認してみましょう。

食事のマナーとして正しい箸使いは大切ですが、まずは固くならずに大人も子供も楽しく練習できる環境を作っていくことが大切です。

一緒に食事をする大人が箸を使っていると、興味を示してくる子供がいるかもしれませんし、大人のマネをしたがる子供は箸を欲しがるかもしれません。

きっかけはそれぞれですが、興味を持ち始めたら、箸の練習をスタートする絶好のタイミングです。

また、手先がどれくらい器用になったかも箸の使い方を教えるうえで大事なポイントです。

・スプーンやフォークを下から持って使えるようになる
・2歳、3歳やピースなどを指で表せるようになる

子供の成長の度合いは個人差が大きいので一概には言えませんが、2~3歳くらいで箸を使いだすご家庭が多いようです。

遊びの時間も箸の練習をしよう!子供の遊びの時間を利用した教え方

いざ食事の時間に箸を出して練習を始めると、使い慣れない箸では思うように食べられず、食事をひっくり返してしまったり、食べ物をこぼしてしまったりと親も子供も疲れてしまいます。

それに加えて、お腹がすいているときに思うように食べられないのは、子供にとって大きなストレスとなるでしょう。

また、2歳、3歳くらいですと集中力もまだまだ未熟です。

食事の時間はご飯に集中できるようにし、練習は遊びの中に取り入れることがおすすめの教え方です。

具体的には子供の大好きなおままごとの延長で、程よい硬さのスポンジや、消しゴム、100均などでもみかける手芸用のフェルトボールなどを用意してください。

それを1cm角程の適度な大きさに切り揃えてお皿にもり、つかむ練習から始めましょう。

つかむのが上手になってきたところで、他のお皿に移す練習をゲーム感覚で挑戦してみてください。

おままごとの中で、上手になってきたら誰かに「あーん」してや、人形にご飯を食べさせるなどを盛り込むと、より箸の使い方が上達しますよ。

3歳児の正しい箸の選び方と箸の持ち方

箸のサイズは多種多様な長さやデザインがあります。

好きなキャラクターの絵柄がついたものに喜ぶ子供もいると思いますし、好きな色で選ぶのも良いでしょう。

ただ、長さに関しては子供の手の大きさに合わせた箸を必ず使うようにしましょう。

マナーに沿った正しく、美しい箸の使い方を身に着けるには、箸のサイズは重要になります。

箸の長さは、手と手首の境目から中指の先端までの長さを測り、その長さにプラス3cmの箸がぴったりの長さになります。

子供の成長は早く、2歳、3歳、4歳と手のサイズもどんどん大きくなるので、こまめに長さの確認をして買い替えてあげましょう。

正しい長さの箸が用意できたら、次は一番大切な正しい箸の持ち方です。

世の親達は無意識に使っている箸ですが、正しい教え方を考えると意外に難しいので、1本ずつ順を追って教えていきましょう。

まずは箸を持つ位置ですが、箸の上から1/3のあたりに親指がくるように持たせましょう。

2本同時に持つのは難しいので、まずは1本目の上の箸からスタートし、親指、人差し指、中指で鉛筆を握る方法で持たせます。

スムーズに持てるようになったら、人差し指、中指を動かし箸先を上下させる練習も行ってください。

1本に慣れたらいよいよ2本目の下の箸です。

親指のつけねに挟むように添え、薬指の爪の横で固定します。

箸の先端を揃えて、下の箸は固定したまま上の箸だけを動かすように練習しましょう。

この練習を繰り返すことによって、嫌い箸などの箸使いのマナー違反を防ぐことができます。

ただ動かすだけでは、子供も退屈しますので、動きがスムーズになってきたところで、スポンジや消しゴムなどを挟むゲームをスタートさせてみてください。

教え方だけでなく使う箸にもこだわろう!3歳児の箸の練習におすすめな箸

子供の手にぴったりとフィットする理想的な形の「六角知能箸」というものをご存知でしょうか。

全国の保育園、幼稚園で高い使用率をほこっている、2歳、3歳から未就学児向けの箸です。

名前の通り、鉛筆のような六角形なので子供の手にぴったりとフィットし、長さも1cm毎にサイズがあるので子供にぴったりの長さを選べます。

長さはもちろんのこと、見落とされがちな箸の重心にもこだわっていて、箸の中心に重心を置くことによって安定感のある使い心地になっています。

素材も国産の自然竹にポリエステル塗装で、子供の健康や環境に配慮した優しい造りになっています。

デザインはかわいいキャラクターのポポとミミが描かれており、色は4色から選べるので子供の好きな色で購入できます。

また、大人用の「六角知能箸」も販売されているので、子供に同じ箸で手本を見せるという教え方もおすすめです。

箸匠せいわ:六角知能箸

参考価格:540円

3歳児でも自然に身に付く!「エジソンのお箸」

箸の教え方で高確率で紹介されている「エジソンのお箸」をご存知の方も多いでしょう。

年間70万本販売する、特許も取得した大ヒット商品です。

エジソンのお箸は、正しい位置で箸が持てるようにサポートのリングが設置されていて、指を通すだけで正しい箸の使い方が自然と身につきます。

また、箸の上部がつながって固定されているので、子供にありがちな箸がクロスする交差箸を防ぎ、正しい持ち手の位置を常にキープできます。

2歳、3歳の初めて箸を使う子供でもスムーズに食事ができるので、最初にこの箸で練習をして持ち方を覚えたら普通の箸を使う教え方がおすすめです。

また、アフターサービスでシリコーンリング交換も行ってくれるので、練習中にうっかり壊してしまっても安心です。

「エジソンのお箸」は年齢や利き手、デザインなどに合わせて沢山のラインナップがありますが、3歳におすすめなのは2歳~未就学児向けの「エジソンのお箸Ⅰ」です。

その他、キャラクターとのコラボした商品や左利き用もあるので、子供に合った「エジソンのお箸」で箸の持ち方にチャレンジしてみてください。

エジソンママ:エジソンのお箸Ⅰ

参考価格:1,296円

ギフトにおすすめ!「ちゃんと箸」

3歳におすすめする箸の最後は、創業80年以上の老舗箸メーカーイシダの「ちゃんと箸」です。

こちらの箸は、老舗メーカーの職人さんがこだわって作った練習用の箸です。

正しい箸の持ち方を忠実に再現し、指を置く場所にシリコンのガイドがついているので、親指、人差し指、中指の位置がわかりやすくなっていて、自然な形で正しい位置に指を固定できます。

また、2本の箸を固定して使うタイプなので交差になったり、ばらつかなかったりして使いやすいです。

シリコンガイドは、子供のころに鉛筆の持ち方を矯正したグリップの箸版で、取り外して別の箸にも装着可能です。

慣れてきたら2本の固定の箸から通常の箸にステップアップし、シリコンガイドだけつける教え方がおすすめです。

老舗メーカーの天然木に漆仕上げで、大人顔負けの本格的な箸なので、おじいちゃん、おばあちゃんからのお孫さんへのプレゼントにして一緒に食事を楽しむのもおすすめです。

いしだ:ちゃんと箸

参考価格:1,382円

3歳になったらお気に入りの箸で楽しみながら練習を!!

子供が喜ぶ楽しい箸使いの教え方から箸の選び方、おすすめの箸をご紹介してきました。

子供の成長の度合いは個人差があるので、ゆったりした気持ちで気長に練習を続けてください。

大人になったときに相手に不快感を与えることがないよう、正しい食事時のマナーを3歳頃からしっかり教えてあげることが大切です。

上手にご飯を食べられるようになったら、家族で楽しく食卓を囲んでください。