手作りコースターをプレゼントに!手縫いで簡単な作り方

2019年10月29日

冷たい飲み物を飲む時にコースターがないと、テーブルに水分がついてしまいますね。

コースターはグラスの水分を吸い取ってくれるだけでなく、テーブルをお洒落に演出してくれる素敵な小物です。

そんなコースターを手作りして、家事をしてくれる家族に感謝を込めてプレゼントしてみませんか?

今回は、裁縫初心者やお子さんでも簡単に作れる手縫いのコースターの作り方をご紹介します。

初心者でも簡単!手作りのコースターに挑戦してみよう

コースターはお家でもお洒落で楽しいティータイムを演出してくれます。

自宅では使っていないというご家族に、手作りでプレゼントして驚かせましょう。

最近では色々なコースターが販売されていますが、手縫いでも簡単に作ることができます。

自分で作ると好きな柄で作れますし、色んな柄を組み合わせて作るのも楽しいです。

コースターを縫う際は、ミシンではなく手縫いでも問題ありません。

コースターは小さく大掛かりな製作にならないため、普段縫い物をしないという方や縫い物が苦手な方でも作りやすいです。

また、小学生くらいのお子さんであれば一緒に作ることもできるので、親子で初めての縫い物として、手縫いのコースターに挑戦してみてはいかがでしょうか?

次項から、コースターの生地選びから作り方までお伝えしますので、是非参考になさってください。

手縫いでのコースターに向いている生地は?

コースターを作る際、どんな生地で作ると良いのでしょうか。

ここでは、手縫いで作る場合の初心者にも縫いやすい、おすすめの生地をご紹介します。

・綿やコットン

綿やコットンは100円ショップなどでも見かけることもあり、比較的簡単に手に入れることができます。

生地を購入しなくても、お家にあるハギレを組み合わせて作ると色んな柄が楽しめます。

また、薄い生地は針が通りやすいものの、縫い合わせる際に生地がずれやすいので、裁縫が苦手な方は薄手の生地より少し分厚めの生地を選ぶと縫いやすいです。

・ガーゼ生地

ガーゼ生地は吸水性に優れていてとても柔らかいので、コースターを縫うならミシンで縫うよりも手縫いの方が作りやすいです。

新品のガーゼでコースターを作るときは、ガーゼを一度水通ししておくといいでしょう。

・フェルト

こちらも、100円ショップなどでも見かけることのある生地です。

布より分厚いので初心者やお子さんでも縫いやすく、また布だと表に返すという工程が必要になりますが、フェルトは縫うだけで返す必要がないのでより簡単に作ることができます。

簡単!コースターの手縫いでの作り方

それでは、簡単な四角いコースターを手縫いで作る方法をご紹介します。

こちらは、出来上がりが10cm×10cmのコースターの作り方です。

【材料】

・縫い針
・糸
・マチ針
・ハサミ
・物差し
・チャコペン(なければ普通のペンでもOK)
・マチ針
・お好きな生地 11cm×11cmのもの 2枚
・方眼紙か厚紙 10cm×10cmのもの 1枚

【作り方】

①1枚の生地を裏返し、方眼紙を真ん中に置いてチャコペンでなぞり縫い代を書く。

この時、後から生地を裏返すための返し口を空けるために、一辺を5cm程度開けて書きます。

②2枚の生地を裏返して合わせ中表にし、マチ針で留める。

③縫い代に沿って縫い合わせる。

この時、返し口として空けた5cmを縫わないように注意して下さい。

④返し口から生地を裏返して角を綺麗に出す。

⑤返し口を表側から縫って完成。

方眼紙の型紙は1枚作れば繰り返し使うことができるので、最初に作っておくと便利です。

生地は同じ生地でも統一感が出て綺麗ですし、表と裏の生地を違うものにしてリバーシブルにしてもお洒落です。

ハギレを組み合わせて手縫いのコースターを作ってみよう

お家にハギレがあれば、それを組み合わせてコースターを作ることができます。

色んな柄で組み合わせてみて、自分だけのコースターを作りましょう。

初めて手縫いで作る時は、2種類の布を組み合わせて作ってみると簡単で分かりやすいです。

【材料】

・縫い針
・糸
・マチ針
・物差し
・チャコペン(なければ普通のペンでもOK)
・ハギレ 12cm×12cmの正方形になるようなハギレを複数

【作り方】

①2枚のハギレを12cm×12cmの正方形になるよう組み合わせる。

②中表にして重なる部分一辺のみを縫い合わせ、表に返して一枚の生地にする。

③裏地も同様にハギレの場合は組み合わせて縫い合わせる。

別の一枚の生地でもOKです。

④裏地に5mmの縫い代をチャコペンで書く。

返し口として一辺を5cm程度開けて書きます。

⑤それぞれの生地を中表にしてマチ針で固定し、縫い代に沿ってコの字に縫う。

⑥返し口から表に返し、角を綺麗に整える。

⑦返し口を表側から縫い合わせて完成。

2種類の組み合わせに慣れたらもっと複数のハギレを組み合わせると、オリジナリティ溢れる可愛いコースターが作れます。

また、お家に余ったレースやリボンなどがあれば、ワンポイントとして加えるとグッとお洒落になります。

手縫いで縫ってもいいですし、接着剤で付けるとより簡単です。

手縫いでも簡単!パッチワーク風布製コースターの作り方

先ほどのハギレ生地を使ったコースターの応用編です。

布を交差するように組み合わせることでパッチワーク風のコースターを作ることができます。

応用編と言いましたが手縫いでも簡単に出来るので、ぜひ挑戦してみてください。

【材料】出来上がり10cm×10cmのコースター

・縫い針
・糸
・ハサミ
・物差し
・チャコペン(なければ普通のペンでもOK)
・マチ針
・模様入り布(7cm×7cm)2枚
・無地の布(7cm×7cm)2枚
・裏地用の無地の布(12cm×12cm)1枚

【作り方】

①模様入り布と無地の布が上下互い違いになるように組み合わせて並べ、配置を決める。

生地の配置が決まったら裏返し、重なる辺にそれぞれチャコペンで1cmの縫い代を書く。

②縫い代に沿って縫い、1枚の生地にする。

③裏地用の布にチャコペンで1cmの縫い代を書く。

返し口として一辺に5mm程度開けて書くようにして下さい。

④1枚になった生地と裏地を中表に合わせてマチ針で固定し、縫い代に沿ってコの字に縫う。

⑤縫い残した返し口からひっくり返して表面を出し、角を丁寧に出し綺麗に整える。

⑥返し口を表側から縫って完成。

アイロンで軽く押えるとより綺麗に仕上がります。

簡単なのにお洒落!フェルトボールコースター

布の他にフェルトでも手縫いのコースターを作ることができますが、ただ縫うだけではなく、とってもお洒落なフェルトボールを使ったコースターの作り方をご紹介します。

フェルトボールとは、その名の通りフェルトで出来たボールのことです。

100円ショップに「デコレーションボール」として売られていることもありますし、羊毛フェルトを加工し自分で作ることもできます。

コロコロ転がすだけの簡単な作業なので、お子さんと一緒に作っても楽しいですよ。

コースターにするのも手縫いでボールを繋いでいくだけなのでとっても簡単です。

まずはフェルトボールの作り方です。

【材料】

・羊毛フェルト
・少し熱めのお湯500ml
・台所用洗剤
・洗面器などの容器

【作り方】

①容器にお湯と台所用洗剤を2~3滴入れ、せっけん水を作る。

②フェルトを細く裂き、軽く指に巻き付けて丸める。

③丸めたフェルトボールにせっけん水をかける。

この時、フェルトボールがしっかり濡れるようにたくさんかけてください。

④濡らしたフェルトを手でコロコロと転がして、丸く形を整える。

しっかり力を入れて転がすと綺麗な丸になります。

また、フェルトボールが小さい場合は、フェルトを少し巻き付けて大きさの調整をしてください。

⑤せっけん水を洗い流し、しっかり乾燥させて完成。

フェルトボールができたら円形のコースターを作ります。

【円形フェルトボールコースターの作り方】

【材料】

・縫い糸
・針
・フェルトボール
・フェルトまたはコルクのコースター
・接着剤

①2本取りした糸を針に通し、フェルトボールを7つ通す。

中心に1つ、花びらが6つのお花のような形になるように丸く繋げ、裏で玉留めする。

②お花の花びらの部分に1つ1つフェルトボールを糸で繋げていき、好きな大きさになるまで繋げる。

③裏に同じ大きさにカットしたフェルトやコルクのコースターを接着剤で張り付けて完成。

いろんな色のフェルトボールを組み合わせると、カラフルでコロコロとした形が可愛いコースターになって食卓を彩ってくれます。

逆にモノトーンで作ってもシックでお洒落なカフェタイムを楽しめそうですね。

個性的なインテリアの好きなご家族へのプレゼントにピッタリです。

簡単可愛いコースターをプレゼントしよう!

手縫いで簡単にできるコースターの作り方をご紹介しました。

コースターは小さいので難しい工程がなく材料も揃えやすいので、初心者の方やお子さんも気軽に始められるのが魅力です。

家族用はもちろん来客用も作ってプレゼントすると、急な来客時のテーブルマナーとしても役立ちます。

手作りのコースターをプレゼントして、家族で一緒に楽しいティータイムを過ごしてはいかがでしょうか?