覚えておきたい面接のマナーを伝授!時間は常に気にしよう!

2019年11月11日

就職活動を行うと、ほとんどの場合面接が行われます。

面接には数多くのマナーが存在します。

そのマナーの中でも、特に重要になのが「時間」です。

面接における時間とは、「時間を意識する」「時間を守る」という意味です。

今回は、面接での「時間」について色々な角度からご紹介していきます。

面接会場に到着するまでの時間には余裕を持とう!

ビジネスマナーを守ることは社会に出たら必須です。

特に、ビジネスの場においては、時間を厳守することが重要です。

面接を受けるということは、会社に勤める前の段階ですが、既に社会人としての常識を持っているかチェックされています。

そのため、面接の時間にきちんと到着しているか、という点も見られています。

それではここで、時間に余裕を持って行動するためにはどうしたら良いかご説明していきます。

面接当日は遅刻するということがないように、会場を下見に行っておきましょう。

下見に行けない場合であっても、地図などを利用し会場周辺の様子は確認しておく必要があります。

なお、面接会場となる場所には、10分から15分前には到着すのるが望ましいです。

大規模なオフィスビルには、受付に行くまでにエレベーターに乗ったりセキュリティーゲートを通ったり、目的の場所まで時間がかかる場合があります。

面接会場の受付または事務所に到着する時間は、5分前到着を心がけましょう。

遅刻してしまいそうな場合でもマナーを守ろう!

前項でもご説明しましたが、遅刻をするということはビジネスマナーとして厳禁です。

しかし、予測できない公共交通機関による遅れの影響もあります。

その反面、寝坊といった個人の問題で遅刻してしまう可能性もあります。

そんな時に「もう、受からない」と諦めてしまう人もいるでしょう。

しかし、対応次第ではまだチャンスがあります。

もちろん遅刻は、イメージがとても悪いということは覚えておきましょう。

ここでは、遅刻してしまいそうな場合があらかじめ分かっている場合のマナーをご紹介します。

まず、一番大切なことは、面接に遅刻しそうだと判断した段階で、採用担当者などに電話で連絡を入れましょう。

「間に合うかどうか分からないな」と悩んでいて、面接時間ギリギリになって「間に合いません」と連絡を入れるのは良くありません。

早め早めの行動と対応が必要です。

遅刻の連絡を企業に入れる際の注意点を3つお伝えします。

1点目は、遅刻の旨を説明しましょう。

2点目は、誠意を持って謝罪することです。

3点目は、どのくらい遅れてしまうのかを伝えましょう。

上記の連絡は最低限の行動です。

これらの点を伝えたうえで、遅刻しても面接を受けられるかどうか確認しましょう。

決まりに則って、遅刻によって面接自体が白紙になるケースもあります。

しかし、特に決められていない場合は、遅刻連絡をした時の対応が良かったかどうかで判断されることが多いです。

遅刻しても面接を受けられる場合は、面接会場到着時、採用担当者や受付の方などに誠意を持って謝罪をしましょう。

受付の段階から面接が始まっている?早すぎる到着は注意!

時間に余裕を持って行動することが大切だということを伝えましたが、面接会場の受付に予定よりも早く行ってしまうことも良くありません。

一見、早く到着することは遅刻するよりも良く見えてしまうかもしれません。

しかし、会社では一連の仕事の中に「面接時間」という枠を用意していますので、場合によっては仕事を中断して対応する場合があり迷惑になってしまいます。

会社によっては、「相手のことを考えていない人だ」と思われてしまう可能性があります。

早すぎる行動も、時間ギリギリの行動も、時間管理ができない人だと思われてしまいやすいです。

そのため面接では、受付に5分前到着がマナーです。

面接は、面接官とやりとりしている時だけが面接ではありません。

会社内、会社周辺はもちろんのこと、自宅を出発して帰宅するまでは誰に見られているか分かりません。

常に、見られているという意識でいたほうが良いです。

そのため、面接の内容もとても大事ですが、その前の時間管理や行動を意識することも大切です。

意外と見られている?待合時間のマナー

面接を受ける際は、面接会場に案内されてから、待合室などに通されて待機する場合があります。

待合時間は、「面接ではない」と思い、スマートフォンを触ったり、イヤホンをして音楽を聴いたりしてしまう人もいます。

このような行動は、非常に悪印象でマナー違反です。

面接よりも、その前の対応の仕方や行動をチェックしている企業もあります。

待合室では、面接よりもその人の素が出やすいと言われています。

面接内容が良くても、落とされてしまう可能性があります。

では、どうして待合時間にもかかわらずリラックスしてはいけないのでしょうか。

それは、採用となれば企業の看板を背負って働くことになるからです。

1人の従業員の行動によって、企業の印象が大きく変わります。

そのため、協調性の有無や、その人の行動の良し悪しをチェックしています。

待合時間でも油断せず、態度や行動にはくれぐれも注意しましょう。

面接で自己紹介する場合は時間配分に気をつけよう!

面接ではほとんどの場合、最初に自己紹介を求められます。

自己紹介をすることで、企業側は「この人は、自社で活躍できる人材なのか」をチェックします。

もちろん、質問形式の面接でも判断していきますが、自己紹介は大きなポイントです。

自己紹介の内容と合わせて大切なことは、時間配分です。

自己紹介は、伝えたいことをあらかじめ明確にして、1、2分を目安にします。

短すぎてしまうと、簡潔過ぎて「コミュニケーションがとれない人」と思われてしまい、「自社への入社意欲」も問われてしまいます。

反対に、長すぎる自己紹介は「聞く相手のことを考えていない」「自分中心の人」「まとまっていない」と思われがちです。

ちょうど良いとされるのが、1、2分であり、自己紹介時のマナーとも言えるでしょう。

また、自己紹介が終わったら、企業側からいくつか質問をされる場合がほとんどです。

その時にも、限られた時間の中の面接だということを忘れずに答えましょう。

緊張のなかこれらのことを意識することは難しいですが、受け答えがしっかりできる人は、企業にとって信頼感や安心感があるという印象を与えられます。

面接マナーは終了後も見られている?速やかに帰宅しよう!

前述の通り、面接は面接している時だけが試験ではありません。

特に、面接を知り合いと一緒に面接を受けた人などは、面接後のマナーを守るためにも、以下の点に注意しましょう。

●会社の外に出だ瞬間に愚痴などをこぼさない

面接が終わり、緊張から解放される気持ちも分かりますが、どんな面接だったのか、どのように答えたのか、などの会話はしないようにしましょう。

もし、どうしてもそのような会話をしたい場合は、別の日に会って話したり、メールなどで済ませたりしましょう。

もちろん、どのような場合であっても企業や面接官に対する悪口は厳禁です。

不採用の原因は基本的には、公表されません。

面接の日は速やかに帰宅し、面接を振り返ってセルフ評価をしてみたり、リラックスしたりする時間にあてたほうが良いでしょう。

就職活動の面接では早めの行動を心がけよう!

今回は、面接での時間に関するマナーをご紹介してきました。

面接では、「時間」を意識しなければならない場面が、色々あることがお分かりいただけたかと思います。

面接時間には会場周辺には10分から15分前には到着しているように心がけましょう。

これから面接を控えている人は、ぜひこの記事を参考にして、対策しておきましょう。