七五三でメイクをしたい!3歳の子供にメイクは必要なの?

2019年12月02日

11月に初めての七五三を控えた3歳の子供を持つ親御さんの中には、着物の準備をすでに済ませているという方もいるかもしれませんね。

親御さんの中には「子供にメイクはしたほうがいいのかな」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

子供のきれいな肌を見ると、そのように考えるのは無理もないことでしょう。

果たして七五三のときには、メイクは必要なのでしょうか。

また、必要なのであれば、どのようなものを使ったらいいのでしょうか。

七五三で3歳の女の子にメイク!子供にメイクは必要?

これから七五三のお祝いが控えている親御さんの中には、「子供をきれいにしてあげたい」と考え、きれいな着物を用意していることでしょう。

しかし、ここで意外と忘れがちなのが「メイク」です。

「3歳の子供にメイクは必要?」と思ってしまう方も多いかもしれませんね。

もちろん、まだ3歳と幼いので、無理にメイクを施す必要はありません。

しかし、メイクをすることで以下の2つのメリットを得ることができます。

●化粧品にすでに興味を持っているようであれば、メイクをすることで子供のテンションが上がり、より表情が明るくなる

●写真映えがよくなる

「写真映えがよくなる」についてですが、3歳の女の子が七五三で着物を着る場合、赤やピンクといった華やかな物を身につけることが多くあります。

このときにメイクをしていないと、写真を撮ったときに着物ばかり目立ってしまい、せっかくの子供の可愛い顔が引き立たなくなってしまうことがあるのです。

このようなことから、メイクは可能であればしてあげたほうがいいのです。

七五三のときに3歳の子供に使うメイク道具は?

七五三のお祝いをする際に気になるのが「自宅でも3歳の子供のメイクはできるのか」ということではないでしょうか。

近年では、写真館などで着物の貸し出しを行っており、着つけと同時にメイクをしてくれるところも多くなってきています。

もちろん、このような場所で、メイクを施してもらってもいいでしょう。

しかし、「親である自分がメイクをしてあげたい」と考えている方もいるかもしれませんね。

子供に使う化粧品は、つい「子供用」と書かれたものを購入してしまうことでしょう。

一見安全そうにも見えるこのようなキッズコスメには、大人の化粧品と変わらない成分が配合されていることや、アレルギー物質を含んでいることもあります。

そのため、一概にキッズコスメをおすすめすることはできません。

子供の肌に使う物ですから、できるだけ子供に使っても問題の少ない、自然成分で作られたものを使うようにしましょう。

決して「子供向け」というわけではありませんが、比較的安全に作られたものが販売されています。

後ほど、おすすめのメイク道具についてご紹介します。

七五三を迎える3歳の女の子へのメイクのポイント

ここからは、3歳の女の子に七五三のメイクをする際のポイントについてお話ししましょう。

3歳ということもあり、子供の肌はとてもきれいな状態です。

しかし、まだ幼いので刺激にはとても弱いです。

ベースメイクは刺激の弱い化粧品を使いましょう。

大人がメイクする場合では、ついカバー力のあるものを使ってしまいますが、3歳の子供にはパウダーを薄くつけてあげる程度で問題ありません。

アイメイクに関しては特に「アイラインを引く」などといったことは必要ありません。

頬には薄くチークやグロスをつけてあげましょう。

ここで濃いめにつけてしまうと、厚化粧をしているように見えてしまいますので注意してください。

チークは、頬の最も高い場所にパフなどを使って乗せるようにしてつけてから、こめかみに向かって伸ばしていくときれいにメイクすることができます。

唇には、低刺激で万が一口に入ってしまっても問題のない口紅やグロスをつけましょう。

色の選び方に迷う方もいるかもしれませんが、頬につけたチークと同じような色の物を選ぶと、きれいにまとまります。

こちらも、塗りすぎてしまうときれいには見えないので、少しつける程度にしておきましょう。

もし、子供が嫌がる様子がなければ、口紅の上から薄くグロスをつけても可愛らしい印象になるでしょう。

口紅でなくても、色つきリップをつけるだけでも十分華やかになりますよ。

七五三のメイクで3歳の子供に口紅を塗る方法

七五三のメイクで最も気を使うのが「口紅」ではないでしょうか。

特に3歳では、まだまだ気まぐれで上手く口紅が塗れないといったこともあります。

実は、子供は口紅を嫌がるということも多くあり、その理由は以下のようなことがあげられます。

・ニオイが嫌だ

・唇がベタベタして気持ち悪い

・口紅を舐めてしまい、味が嫌だった

・赤い唇をした自分が怖い

このようなことがあるため、七五三の当日にメイクを嫌がってしまわないように、事前に練習しておいてもいいでしょう。

練習をしておくことで、当日のメイクがスムーズになるかもしれません。

先ほどもお伝えしたように、口紅を塗りすぎるときれいに見せることができません。

その上、3歳の子供の唇は小さいですから、指で塗ると塗りすぎてしまう可能性があります。

そこで、細いリップブラシを使うと、簡単に薄く塗ることができます。

メイクをしている際には、子供の好きなテレビなどを見せておくと、じっとしていてくれるのでこのようなもので気を引いている間に、メイクをささっと終わりにしてあげましょう。

この方法は、写真館などでも取り入れられている方法です。

3歳で七五三をする際の注意点

先ほどと重複してしまう箇所もありますが、3歳で七五三をする際の注意点についてご説明します。

まずは、やはり「口紅」についてです。

メイクを施して写真を撮ると、顔がはっきりとして着物に劣らず可愛らしく撮影することができます。

しかし、普段からメイクをしているわけではありませんから、口紅をつけたとたん、着ている着物でこすってしまったり、よだれが止まらなくなってしまったりなどということも十分にあり得ます。

そのため、七五三が近くなったら口紅や色つきリップをときどき塗ってあげるなどして、塗ったときの感覚を覚えさせておくことをおすすめします。

また、メイクの他にも注意しておくことがあります。

それは「足袋」です。

七五三用の足袋というのは、大人のものと異なり「こはぜ」と呼ばれる足袋を留めておく金属はついておらず、靴下のように履けるものが主流となっています。

一見、履きやすそうにも思えてしまいますが、親指とその他の指とが分かれていることが不快で、履きたがらない子や、履くまでに大泣きしてしまう子も多いのが現状です。

特に、普段裸足で過ごすことの多い子供に多く見られるので、こちらも七五三が近くなったら足袋を履く練習をしていると、当日にスムーズに履くことができるでしょう。

3歳の七五三では、メイクや着物など子供にとっては初めて経験することが多いので、子供の負担が少しでも少なくなるように、親が気を使ってあげるようにしましょう。

七五三のメイクにおすすめ!3歳の子供にも使える口紅

3歳の子供に七五三のメイクをするときのポイントや注意点についてお伝えしてきましたが、最後におすすめの口紅についてご紹介しましょう。

【ルバンシュ:ベジタブルカラーリップUV】

参考価格:2000円(税別)

この口紅は、含まれているすべての成分が紅花などの食用成分で作られています。

ほんのりとした発色で、七五三が終わった後に、大人が口紅の下地として使用するのもいいでしょう。

また、石鹸で簡単に洗い流せるので、メイクオフも簡単にすることができます。

グロスも使うことを考えている方には、以下のようなものもおすすめです。

【山澤清:ハニーリップバーム】

参考価格:1480円(税別)

こちらも、天然成分のみを使ったもので、子供の唇にも安心して使うことができます。

はっきりとした発色にしたい場合は「ローズ」を選ぶことをおすすめします。

自然な印象にしたい場合には「ピーチ」や「オレンジ」もよいでしょう。

3歳の七五三はメイクをして素敵な一日に!

子供の成長を祝うための七五三は、女の子なら3歳・7歳、男の子なら3歳・5歳で行います。

男の子は、あまりメイクをするということはありませんが、女の子は華やかな色の着物を身につけるので、メイクをしておくほうが写真映えします。

子供にメイクを施す場合「どんな風にやったらいいのだろう」と悩んでしまうと思うので、今回ご紹介したようなことを参考にメイクをしてみてください。

3歳で初めての七五三を素敵なものしましょう。