シーン別!大人の女性が知っておきたい・気を付けたいマナー
2019年12月04日見た目をいくら綺麗にしても、きちんとしたマナーを知らずに行動すると、「マナーがなっていない」と思われてしまいます。
大人の女性として、その場にふさわしいマナーを身に付けましょう。
こちらの記事では知っておきたいマナーや、気を付けたい間違ったマナーをご紹介します。
目次
大人の女性が身に付けておきたい食事マナー
マナーの中でも、大人の女性がしっかりと身に付けておきたいものは食事マナーです。
マナーを知らないままいつも通り食事をすることで、一緒に食事をしている相手に不快な思いをさせてしまうかもしれません。
こちらの記事では、フランス料理のレストランで食事をすることを想定して、マナーを確認していきましょう。
まず、お店の方に「どうぞ」と言われてから着席するようにします。
そして、着席する際にはテーブルにくっ付きすぎず、また、離れすぎずの距離を保つようにします。
だいたい、テーブルから身体までの距離が、握りこぶし一個分くらいになるように着席しましょう。
テーブルの上に置いてあるナプキンは二つに畳んで、山折りのほうを自分に向けて膝の上に乗せます。
そして、グラスに口紅がうつってしまうことを避けるため、ナプキンであらかじめ唇を軽く押さえておくといいでしょう。
乾杯する際は、グラスを当てずに、持ち上げるようにします。
また、女性がグラスに飲み物を注ぐのはマナー違反ですので注意するようにしましょう。
さらに、食事中に席を離れることは良いマナーとは言えませんので、覚えておくといいでしょう。
気を付けたい食事中のマナー違反!
前の項ではレストランで食事をする際のマナーについて確認しましたが、他にも食事中のマナー違反があります。
大人の女性はくれぐれも注意するようにしましょう。
●携帯電話に触る
食事中に携帯電話を触る方が増えていますが、それはマナー違反です。
食事相手に不快な思いをさせてしまう可能性が高いですから、食事中に携帯電話を触ることは避けましょう。
●食べものが口に残っているのに喋る
食べものが口に残っているのに喋ると、その食べものが飛んでしまい、やはり相手に不快な思いをさせてしまいます。
●口を開けて食べる
口を閉じずに開けたまま食事をすると、くちゃくちゃと音が出ます。
自分は何も思わなくても相手からするととても不快な音ですので、口を閉じて食事をするようにしましょう。
大人の女性が知っておきたいビジネスマナー:敬語
大人の女性は、ビジネスマナーもしっかりと身に付けておきたいものです。
ビジネスマナーが備わっていることは、大人の女性に必要なことの一つです。
ビジネスでは、「敬語」をきちんと使えることは当たり前のこととされています。
しかし、敬語は案外難しく、知らぬうちに間違った使い方をしていることもあります。
間違った敬語を使うのは恥ずかしいことですから、正しい敬語を使えるよう努力しましょう。
間違いやすい敬語をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
●「とんでもございません」
上司やお客様に対して、「とんでもございません」「とんでもありません」と言ってしまった経験はありませんか。
これは、間違った敬語です。
「とんでもない」で一つの単語ですから、「とんでもないことです」「とんでもないことでございます」が正当な言い方です。
●「ご苦労様です」
上司などの目上の方に対して、「ご苦労様です」は失礼な言葉です。
正しくは、「お疲れ様です」と言います。
ビジネスシーンでは、よく使う言葉をより丁寧に言うことで、女性らしく品格のある印象になります。
次に是非、使ってもらいたい敬語もお伝えしましょう。
●「さようでございます」
「そうです」を「さようでございます」と言いかえるだけで、エレガントで、女性らしく上品な印象になります。
●「かしこまりました」
「分かりました」「了解しました」などを「かしこまりました」と言うと、美しい敬語になります。
ビジネスシーンにふさわしい服装・身だしなみマナー
ビジネスシーンでは、服装や身だしなみにも気を付けるようにします。
特に、大人の女性は品格よく見せるためにも、服装や身だしなみは大事なポイントです。
まず、ビジネスシーンでは、清潔感があり、まわりに不快な印象を与えないような服装と身だしなみにします。
どのような職種かによって服装に違いはありますが、言わずもがな、露出の多い服装や素足はNGです。
また、襟や袖口が汚れているのも好ましくありません。
綺麗に洗濯されていて、アイロンがけがされているものを着用します。
大人の女性に欠かせないお化粧は、厚くなりすぎないように注意します。
ただし、お化粧直しを自席ですることはマナー違反なので気を付けましょう。
もちろん、リップクリームや口紅を自席で塗る行為もマナー違反です。
化粧室でお直しをするようにしましょう。
食事が職場の方との場合、マニキュアが許されているのであれば、派手すぎない色を選択します。
アクセサリーも、派手すぎないデザインのものを選ぶようにしましょう。
一般的に、ビジネスシーンで大ぶりのアクセサリーはNGとされていますので、小さめのアクセサリーをさりげなく付けましょう。
大人の女性が知っておくべき結婚式でのマナー
ある程度の年齢になると、結婚式へ招待される機会が多くなってきます。
結婚式に関しても、大人の女性が知っておくべきマナーがあります。
●招待状
招待状を受け取ったら、できるだけ一週間以内に返信するようにします。
反対に、どうしても都合がつかず欠席する場合はすぐに返信せず、一週間ほど時間をあけてから返信しましょう。
もしも、「まだ予定が分からない」という事情がある場合は、その旨を電話で伝えるのがマナーです。
招待状を返信する際は、招待状に記載されている「御出席」「御芳名」「御住所」など、自分宛の御や芳などの敬称部分は二重線で消します。
●ご祝儀
ご祝儀は、バッグから直接出すことはマナー違反とされています。
そのため、ご祝儀は必ず袱紗に包んで持っていくようにしましょう。
受付でお渡しする際は、「本日はおめでとうございます」などと一言添えるようにします。
●服装
結婚式に招待されると華やかなドレスで参加したいものですが、主役はあくまでも花嫁です。
そのため、花嫁の色とされている白やアイボリーなどのドレスは避けるようにしてください。
また、露出が多すぎる服装も避けましょう。
知らないと恥をかく?お通夜・お葬式のマナー
大人になると、お通夜やお葬式へ出向く機会も多くなってきます。
お通夜やお葬式にもマナーがあります。
大人の女性として恥ずかしくないように、しっかりとマナーを覚えておきましょう。
まず、訃報は突然入ることも多いですから、一着喪服を用意しておくことが望ましいです。
喪服がない場合は、ひざ下丈の黒のワンピースや黒のスーツでも一般的には問題ないとされています。
ただし、露出が多いデザインのものはNGです。
もちろん、素足はNGですので黒いストッキングをはくようにしましょう。
アクセサリーに関しては、基本的に結婚指輪以外は身に着けないことがマナーとされています。
もしも、アクセサリーを身に着ける場合は、シンプルなデザインの白か黒のパールのものを選ぶようにしましょう。
そして、弔事の場では毛皮や皮革など、見た目ですぐに動物の殺生が思い浮かぶ素材のものを身に着けることはマナー違反です。
もしも、革素材のバッグなどを持つ際は、光沢のないものを選ぶようにします。
大人の女性として正しいマナーを身に付けよう
大人の女性として、正しいマナーを身に付けることは必要不可欠とも言えます。
シーン別で、知っておきたいマナーや気を付けたい間違ったマナーをご紹介しましたが、まだまだ知っておきたいものはたくさんあります。
ここでご紹介したマナーを実践しつつ、いろいろなシーンでのマナーを身に付けていきたいものですね。