七五三メイクは必要?7歳の女の子におすすめのメイクは?
2020年01月04日7歳になった女の子は、2回目の七五三を迎えます。
3歳の頃からまた一段と成長した子どもの晴れ姿を見れば、ご両親の感動もひとしおでしょう。
ところで、7歳の七五三では子どもにメイクをしたほうが良いのか迷ってしまうご両親もいるかと思います。
今回は、7歳の女の子におすすめの七五三メイクの仕方をご紹介しましょう。
目次
七五三で7歳の女の子はメイクをしたほうがいい?
3歳の七五三ではまだメイクは不要と思っても、7歳になったときにはどうするか迷う方も多いでしょう。
子どもは肌がきれいで、そのままでも十分可愛らしいので、メイクをする必要性をあまり感じないかもしれません。
しかし、着せてあげる着物の色や柄によっては、メイクをしないと顔の印象が薄くなり、全体的なバランスが悪く見えてしまうこともあります。
せっかくの子どもの晴れ舞台なのに、そうなってしまったら残念ですよね。
少しメイクをするだけで写真写りが変わり、後々アルバムを見返すのも楽しくなります。
良い思い出を残すためにも、ぜひメイクをしてみてはいかがでしょうか。
また、7歳にもなるとお母さんのメイクに興味を持ち始める女の子もいると思います。
お母さんのメイクで大人っぽく変身させてあげると、きっと喜ぶでしょう。
では、次項からは自宅で七五三メイクをする際のポイントなどをご説明していきます。
7歳の子どもに七五三メイクをする際の注意点
ヘアセットや着付けと一緒に、美容院などでメイクを頼むこともできますが、ここではお母さんが自宅で子どものメイクをしてあげる際の注意点をご説明します。
●全体的に薄くメイクすること
3歳の頃より成長しているとは言え、まだまだ若い7歳の肌はとても敏感です。
お母さんが自分でメイクする感覚で子どもにもメイクをすると、厚化粧になってしまい、子どもの肌にダメージを与えてしまうかもしれません。
メイクでカバーしなくてもツルツルできれいな肌なので、全体的に薄めのメイクにするよう心がけましょう。
●できるだけ肌に優しい化粧品を使うこと
肌が弱い子どもでなければ、お母さんが使用している化粧品を使っても良いですが、やはりできれば肌に優しい化粧品を買ってあげるのがベターです。
天然由来のオーガニックコスメなどは、肌への刺激を抑えられるのでおすすめです。
●終わった後はしっかりと落とすこと
その日の終わりには、子どもが寝る前にしっかりとメイクを落としてあげましょう。
肌に残っているとかぶれなどの原因になってしまいます。
●七五三だから特別にメイクするのだと伝えておくこと
子どもはメイクをすることを大人の仲間入りのように感じて嬉しくなり、もしかすると毎日してほしいと言い出すかもしれません。
毎日メイクをすると子どもの肌への負担が大きくなってしまうので、七五三のときだけメイクをするのだということをあらかじめ伝えておきましょう。
7歳の七五三メイク!ベースメイクとチークのポイント
それでは、まず七五三メイクでのベースメイクとチークのポイントをご説明しましょう。
●ベースメイク
先ほどもお話した通り、7歳の子どもの肌はツルツルでシミや色ムラもなく、ベースメイクでしっかりカバーする必要はありません。
そのため、ベースメイクに使用する化粧品は、油分が多くカバー力の高いファンデーションよりも、さらさらで軽いフェイスパウダーがおすすめです。
子どもの肌の色に馴染む色のパウダーを、パフで顔全体に薄くつけてあげましょう。
化粧下地のクリームなども不要です。
●チーク
チークは、ピンク系の淡い色のものを、頬骨のあたりを中心に軽くのせてあげます。
少し血色が良く見えるくらいの薄い色付けにしましょう。
チークをのせることで顔の印象がより明るくなり、写真に顔が映えるようになります。
子どもの肌の色によってはピンク系よりもオレンジ系のほうが馴染む場合もあるので、事前に似合う色を確認しておきましょう。
口紅やアイシャドウのメイクは派手にしすぎないように
続いて、七五三メイクでの口紅やアイシャドウの仕方のポイントです。
口紅やアイシャドウの印象が強すぎると、厚化粧に見えやすいので注意しなくてはいけません。
●口紅
赤やボルドーなど、濃い色の口紅はメイクの中で浮いてしまいます。
肌に馴染みやすい自然なピンクにすると良いでしょう。
唇が乾燥してひび割れていたりガサガサになっていたりする場合は、まずリップクリームを塗ってから、口紅を塗るようにしてください。
子どもは口紅をなめてしまうこともあるので、もしなめても安全なものを選んでおきましょう。
ほんのり色が付くリップクリームを使うのもおすすめです。
グロスは、子どもがべたべたした感覚を嫌がって手や袖で拭いてしまう可能性もあるので気をつけましょう。
●アイシャドウ
アイシャドウをすることで、7歳でも一気に大人っぽい印象に変わります。
しかし、口紅と同じく濃い色だと不自然に見えやすいので注意が必要です。
ブラウン系やベージュ系などの落ち着いた色のアイシャドウなら、派手になりすぎず、どんな色の着物にも合うでしょう。
ラメ入りで目元をキラキラさせるとさらに可愛らしいです。
もし色味のあるアイシャドウを使いたい場合は、着物と同じ色のアイシャドウを、ワンポイントとして目尻にほんの少しのせてあげましょう。
なお、アイラインを引くと目元がくっきりして、アイメイクの印象が強くなってしまいます。
アイラインはなしで、アイシャドウのみで仕上げましょう。
メイクは最低限にしたいけれど華やかさもほしいという場合は
ここまで、7歳の子どもに七五三メイクをするときのポイントをお伝えしてきました。
できるだけ薄くメイクをする方法をお伝えしましたが、中には、メイクをすることであどけない子どもらしさがなくなってしまうのが嫌な方もいるかもしれません。
しかし、写真写りを良くするためにも最低限のメイクはしてあげたいものです。
その場合は、アイシャドウやベースメイク、チークなどはせず、ナチュラルなピンク色の口紅だけを塗ってあげましょう。
唇の血色を良く見せることで健康的に見え、その他のメイクをしていなくても写真写りが変わります。
また、メイクの華やかさが減ってしまう分、ヘアメイクとヘアアクセサリーに力を入れてみましょう。
ホットカーラーで髪の毛を巻いていつもと雰囲気を変えたり、大きなお花やリボンなどのヘアアクセサリーを付けたりするのも良いですね。
ヘアアクセサリーを選ぶ際は、ぜひ子どもと一緒に決め、気に入ったものを付けてあげましょう。
七五三メイクを落とすときの注意点
最後に、七五三メイクを落とすときの注意点をお話しします。
メイクをしっかりと落とさないと、子どもの肌に負担をかけてしまうので気をつけてください。
洗顔でメイクオフできる場合は、洗顔料を泡立てて、泡で優しく洗い流しましょう。
フェイスパウダーなど軽めの化粧品であれば、洗顔で落とすことが可能です。
もしクレンジングが必要な場合は、低刺激のクリームタイプやジェルタイプのクレンジングを使用しましょう。
メイクを落としたいところを優しくなで、ゴシゴシとこすらないようにしてください。
クレンジング後は洗顔して、泡を残さないようにしっかり洗い流します。
拭き取るクレンジングシートを使っても良いですが、こちらも力を入れてこすらないようにしてください。
メイクを落としたら、最後に化粧水などで保湿をします。
7歳の子どもには、ベビーローションや、敏感肌にも優しい低刺激の化粧水を使用すると良いでしょう。
特別な日だからメイクをしてみよう!
今回は、7歳の女の子におすすめの七五三メイクの仕方をご紹介しました。
子どもはノーメイクでも十分可愛らしいですが、七五三という特別な日ですから、良い思い出を残すためにもメイクをしてみてはいかがでしょうか。
メイクをする際は、全体的に薄く仕上げるのがポイントです。
その日の終わりにはしっかりとメイクオフをして、子どもの肌へのダメージをできるだけ抑えるようにしてくださいね。