七五三のメイクを子供にしてあげたい!やり方は簡単なの?

2020年01月08日

女の子は七歳と三歳で素敵な晴れ着を着て七五三をしますが、その際に忘れがちなのがメイクです。

「せっかくの機会だからお化粧をしてあげたい」と考える方もいますよね。

こちらでは、七五三のときの装いのマナーと、三歳と七歳の七五三のメイクのやり方やおすすめの化粧品などもご紹介します。

やり方の前に子供の七五三のマナーを知る

今回は、七五三のメイクのやり方についてお話ししますが、その前に七五三の装いのマナーについて軽く知っておきましょう。

●三歳の七五三

・晴れ着の帯は結ばないようにし、紐が付いていて朱色をした「被布」を羽織る。

・リボンやかんざしなどの飾りを髪に付けて可愛らしくする。

・履物は「こっぽり」といわれる畳表のものや、腰高の草場木などを履く。

●七歳の七五三

・丸帯はきちんと結び、帯締めに使用するものは、綿織りの丸ぐけか紅白の組み紐がふさわしい。

・草履きは「ぽっくり」と呼ばれる畳表のものか、布製のものを選ぶ。

・友禅模様や総柄友禅模様の、絵羽付けやおはしょりを身に付ける。

以上が七五三のときの装いのマナーなので、こちらを守りつつ、メイクを施してあげましょう。

次項からは、七五三のメイクのやり方や、おすすめのメイク用品もお伝えします。

七五三メイクをしよう!メイク用品の選び方

最初にベースメイクですが、子供の素肌はきれいであるため、ベースメイクを施す必要はなく、簡単にパウダーを付けるだけでも十分でしょう。

使用するパウダーはアレルギーなどに対応しているものか、オーガニックのものを使用するとよいかもしれません。

ファンデーションやパウダーによっては、化粧崩れしにくいものなどがありますが、肌に残ってしまうだけでなく、肌荒れしてしまうことも懸念されます。

三歳くらいの子供だと化粧だけでなく化粧落としも嫌がることがあるので、洗顔フォームで簡単に落とせるものにしましょう。

パウダーを選んだら、次はリップやチーク、アイシャドウも決めていきます。

これらの化粧品に関してもできるだけ低刺激であるものや、オーガニックのものを選ぶとよいでしょう。

リップを選ぶ際は、嫌がって晴れ着で拭いてしまう恐れもあるので、化粧品特有のにおいがあるものはできるだけ避けます。

できるだけ刺激の少ない、ほんのり赤やピンクなどの口紅を選びましょう。

また、仕上げに付けるグロスは唇がうるっとして可愛らしくなります。

チークやアイシャドウについては、付けすぎてしまうと厚化粧に見えてしまうので、ごく少量にします。

チークとアイシャドウは、同系色で合わせるとまとまりのある化粧になります。

グロスは三歳の子供には、付けけている感覚がベタベタとしていますし、アイシャドウも怖がるかもしれないので、おすすめはしません。

こちらの記事では、三歳の子供にはパウダー・リップ・チークのメイクを、七歳の子供にはパウダー・リップ・グロス・チークアイシャドウのを使った七五三メイクのやり方をお伝えします。

三歳の七五三メイクのやり方

いよいよ、七五三メイクのやり方をご説明しますが、先に三歳の子供向けのものからお伝えしましょう。

三歳の子供はまだあどけない雰囲気が残っていて、特別なメイクは必要ないくらい、肌のきめも細かいです。

そのため、たくさんの種類のメイク用品を使わなくても、少しメイクをするだけで十分明るくなって可愛らしいです。

①パウダーを顔に軽く付けます。

②リップをお母さんの指に少しだけ付けたら、子供の唇の真ん中に色を乗せ、ちょんちょんと指で広げていきます。

このときにリップを付けすぎてしまうと、野暮ったい印象になるので注意してください。

③チークを頬骨の付近に付けます。

笑ったときに頬骨が出ますが、一番高い部分にチークを付けて、顔の外に向かってブラシで広げます。

こちらも、リップと同様に薄く付けるだけで十分に華やかになります。

七歳の七五三は少しお姉さん風に!メイクのやり方

三歳の次は、七歳の七五三メイクのやり方をお伝えします。

七歳くらいになると、メイクに興味を持ち始める年ごろでもあるので、嫌がるということは少ないです。

三歳の頃よりも、もう少し背伸びしたメイクをしましょう。

①七歳の子供も肌はきめ細かくきれいなので、下地などは付けずにパウダーだけで問題ありません。

パウダーで顔の明るさを整えたら、笑ったときに頬骨が一番高くなるところにチークを付けて、顔の外側に向かってブラシでなじませます。

②次に口紅を付けます。

晴れ着の色と合うような色のリップを、下唇にボリュームを持たせつつ付けていきます。

選ぶ色は赤やピンク、オレンジなど、チークと同系色の色にし、その上からグロスを薄く付けてふっくらとしたつやのある唇に仕上げましょう。

③次にアイシャドウを付けていきますが、選ぶ色はパール入りのオレンジや、薄いグリーンなどもおすすめです。

濃いブルーやパープルなどの色は派手な仕上がりになることがあるのでできるだけ、淡い色を選ぶようにしましょう。

また、アイシャドウは大人のようにアイホール全体に付けるのではなく、瞼の目尻付近に少しだけ付けるくらいでいいでしょう。

オーガニックコスメのおすすめ!パウダーとチーク

七五三メイクのやり方をお伝えしたので、おすすめのメイク用品をご紹介します。

【オーガニックフェイスパウダー】取扱店:ナチュラルマーケット

サラッと肌表面を快適に保ちながら、日焼けからお肌を守ってくれるフェイスパウダーです。

トロピカルフルーツの成分が配合されているので保湿効果が期待でき、パウダーの中に含まれているパールがつや肌に仕上げてくれます。

また、洗顔フォームでメイクオフすることが可能なのも嬉しいですね。

続いて、おすすめのチークもご紹介しましょう。

【オーガニックプレストチーク】取扱店:ナチュラルマーケット

天然ミネラルパウダーの小さなラメが頬を華やかに演出してくれますが、派手になりすぎない上品な色なので、幅広い年代の方に人気があります。

こちらも、パウダーと同じくオーガニックであり、アルガンオイルやパッションフルーツなどのうるおい成分を配合しています。

こちらも洗顔フォームで洗うことができるので、子供の七五三メイクにもってこいですね。

七五三メイクにおすすめのリップやアイシャドウはこちら!

続いて、リップやアイシャドウも見てみましょう。

【オーガニックスイーツリップ】取扱店:オーガニック 健康生活 むぎごころ

鮮やかな発色であり、唇を潤わせてくれるオーガニックリップです。

オリーブ油にフレッシュオレンジの美容成分をリップの中にぎゅっととじこめました。

色は、全部で6種類あります。

・チェリーピンク
・クリアクランベリー
・アップルレッド
・ピンクグレープフルーツ
・サンシャインオレンジ
・ダークプラム

七五三のメイクに使う場合は、クリアクランベリーやアップルレッドなどの可愛らしい色がおすすめです。

【フローラ アイシャドウ】取扱店:アクアブーケ楽天市場

こちらのアイシャドウは、食べても安全なオーガニック植物を主な成分にしてつくられているので、肌に負担をかけにくいです。

発色も鮮やかであり、長時間きれいな色が続きます。

色は全部で18種類とかなり豊富にありますが、その中でも七五三メイクにおすすめなのは、ラズベリーやピングアイスという色です。

特にラズベリーピンクは、透明感のあるピンクなので派手になりすぎず、ほんのりと色付いてくれるでしょう。

メイクのやり方だけでなく、メイク用品も参考にしてみてください。

七五三のメイク用品はオーガニックのものを選ぼう

今回は七五三で子供にメイクをするために、どんなメイク用品を、どのように使うのかをお伝えしました。

選ぶメイク用品はできるだけオーガニックのもので、洗顔フォームでオフできるものが理想的です。

また、メイクも大事ですが、基本的な装いのマナーは守るようにしましょう。

こちらの記事を参考に、子供と素敵な七五三をお過ごしください。