結婚式の料理でのマナー!覚えておきたいポイントをご紹介!
2020年01月10日結婚式に招かれることは喜ばしいことですが、初めて参加する場合、料理のマナーはあらかじめ知っておくべきでしょう。
また、何度か結婚式に参加している場合でも、料理のマナーが間違っていることがあるかもれません。
こちらでは、結婚式の料理でのマナーで、覚えておきたいポイントをご紹介します。
ナプキンやナイフ・フォークの使い方など、基本的なことを確認していきましょう。
目次
結婚式の料理でのマナー!意外に知らない!?ナプキンの使い方
結婚式の料理でのマナーといっても、固く考える必要はありません。
ただ、華やかな場にふさわしい振る舞いをするためにも、最低限のマナーは覚えておきたいものですよね。
こちらでは、ナプキンの使い方から確認していきましょう。
ナプキンを広げるタイミングですが、乾杯が終わった後、席に着いたときが良いとされています。
その際、主賓が広げるのを確認した後、自分も広げるようにしましょう。
ナプキンを使う際は、まず半分に折り、折り目を自分に向けて膝の上に置きます。
料理で口元が汚れた場合などにナプキンを使いますが、その際折った内側を使ってください。
そうすれば、ナプキンを元に戻したとき、汚れが外から見えずに済みます。
席を離れる場合には、ナプキンを座席か背もたれに置きます。
食事が終わった後は、ナプキンはテーブルの上に置いてください。
この際、マナーとしてナプキンは綺麗にたたむ必要はありません。
綺麗にたたむと、料理などに満足できなかった、という意味になりますので注意しましょう。
結婚式の料理で使うナイフとフォーク!マナーではどこから使うの?
こちらでは、結婚式の料理に使うナイフとフォークの使い方をご紹介します。
ナイフとフォークは、基本的に外側から使います。
一番外側にはスープ用のスプーンが置かれ、その内側に前菜・魚料理・肉料理のナイフとフォークが置かれることが多いようです。
ナイフとフォークは料理の順番に合わせて、外側から順に使っていけば問題ないでしょう。
ナイフは右手に持ち、刃の付け根部分に人差し指がくるようにして持ちます。
フォークは左手に持ち、フォークの裏面が上になるようにします。
ナイフとフォークの使い方で注意したいのは、食事中と食事後の置き方です。
食事中の場合は、ナイフとフォークを「ハ」の形になるように置いてください。
フォークは、裏面が上になったままにするのがマナーとして適当です。
食事が終わったら、ナイフとフォークは右斜め下の4時の方向に揃えて置きます。
この時、ナイフは外側でフォークは内側です。
また、ナイフは刃を自分に向けて置き、フォークは裏側を下にしましょう。
どれを使う?結婚式の料理で使うグラスの使い方
ナイフとフォーク同様、結婚式の料理で使うグラスにはいくつか種類があり、使い方に迷うことがありますよね。
グラスは、だいたい5種類に分けられます。
・ゴブレット 飲み口が大きく、水を入れます。
・赤ワイングラス 白ワイングラスよりも大きいワイングラスです。
・白ワイングラス 赤ワイングラスよりも小さいワイングラスです。
・シャンパングラス 細長いグラスです。
・ビールグラス 脚がついていない寸胴型の細長いグラスです。
グラスの並びは、左からゴブレット・赤ワイングラス・白ワイングラス・シャンパングラスの順であることが多いです。
基本的に、飲み物のサービスは係の人が行ってくれますので、マナーとしてどのグラスを使えば良いのか迷うことはないでしょう。
ただ、グラスの形状と用途を知っていたほうが、いくつも並ぶグラスに戸惑うことはないですよね。
なお、注意したいマナーとして、ドリンクが注がれているときにグラスを持たない、ということがありますので気をつけましょう。
結婚式のマナーに合った飲み方を!乾杯時のドリンクはどう飲む?
結婚式での乾杯にもちょっとしたマナーがあります。
こちらでは、乾杯の仕方や乾杯後のドリンクの飲み方について確認していきましょう。
まず、乾杯の仕方ですが、乾杯に合わせてグラスを目の高さにし、周りの人と目礼をして一口飲みます。
そして、グラスをテーブルに置き、拍手します。
マナーとして気をつけたいのは、グラスとグラスは合わせない、ということです。
グラスが傷つく恐れがありますし、結婚式でのおめでたい席では特に、割れることやヒビが入ることは嫌いますので注意しましょう。
また、ドリンクは一口ずつ飲み、一気に飲み干すようなことは避けてください。
なお、アルコールが飲めない方でも、乾杯のときは用意されたお酒を持つのがマナーです。
アルコールを飲まなくても、形式だけでも口をつけて乾杯の気持ちを表すことが大切です。
乾杯が済んだら、後は着席して料理を楽しみましょう。
マナーを覚えてスマートな食べ方を!スープやパンの食べ方
こちらでは、結婚式の料理に出てくるスープやパンの食べ方についてご紹介します。
スープは、一般的にスプーンを手前から奥へ動かして飲みます。
そして、スプーンを口まで運んだら、斜めに傾けて飲んでください。
このとき、音を立てないのがマナーです。
スープの残りが少なくなった場合、無理して皿を持ち上げないことがマナーとして適当ですが、皿の手前を少しだけ持ち上げてすくっても良いでしょう。
なお、スプーンを手前から奥に使うのはイギリス式の飲み方で、フランス式の場合は奥から手前に使います。
次に、パンの食べ方です。
パンは、基本的に魚料理や肉料理と一緒に食べるようにします。
一口ずつ食べられる分だけちぎり、バターなどを塗って食べましょう。
なお、パンをスープに浸して食べることはマナーとしてNGです。
パンをスープに浸して食べるのが美味しい気持ちを表す場合もありますが、結婚式の料理では使えませんので気をつけましょう。
メイン料理の食べ方!身につけて楽しい食事を
最後に、結婚式でのメイン料理の食べ方についてご紹介します。
メイン料理を食べるときは、左側から一口ずつ切って食べていきましょう。
この際、食べ切れるサイズに切ることが大切です。
マナーとしてNGな食べ方は、食べやすいようにと最初に全て切ってしまうようなやり方です。
これは、見た目が美しくないだけでなく、料理の美味しさもなくなってしまいます。
なお、骨つき肉の場合は、最初に骨から外してから食べていきましょう。
一口大に切った料理はフォークで刺して食べますが、フォークで刺しにくい料理もあります。
この場合、2種類の食べ方があり、イギリス式だとフォークの裏側に乗せて食べ、フランス式ではフォークの表側に乗せて食べます。
基本的にどちらの食べ方でもマナーとして問題ないようですが、食べにくい場合はフランス式のフォークの表側に乗せる食べ方が良いでしょう。
そのほか、食事中のマナーとして気をつけたいことは、スピーチ中の食事です。
スピーチをしている間は、食事を一旦止め、スピーチを聞くようにしたほうがマナーとしては良いでしょう。
あとはトイレに行くタイミングにも注意が必要です。
できれば、お色直しの時間や歓談の時間など、席を立っても支障がない時間を狙いましょう。
また、食べかけで席を空けるよりは、料理を食べ終わったタイミングで席を立つのがおすすめです。
難しくない!結婚式の料理でのマナー
結婚式の料理でのマナーをご紹介してきました。
一度身についてしまえば、難しいことはありません。
ナプキンの使い方、ナイフ・フォークの使い方、料理の食べ方など、どれも基本的な内容です。
楽しい結婚式となるよう、ぜひ覚えてから結婚式に参加するようにしましょう。
また、マナーも大事ではありますが、祝福の気持ちも忘れないことが大切です。