プレゼントにアルバムを選ぶ!サプライズボックスで贈ろう!

2020年02月14日

プレゼントボックス、サプライズボックス、といったワードを見かけたことがあるでしょうか。

プレゼントボックスは、韓国発といわれる若者たちの間で大人気の手作りボックスで、写真を加工してアルバムにしたり、メッセージを添えたりするプレゼントのことをいいます。

大切な人へ、誕生日プレゼントや記念日プレゼントとして贈ることができ、それを作る過程を楽しむことでも人気の秘密がありそうです。

プレゼントボックスがどのようなものか、その作り方や、仕掛けのアイディアなどをご紹介していきます。

楽しいアルバムやメッセージ代わりのプレゼントボックスとは

韓国から流行りだしたといわれるサプライズボックスですが、一見普通のボックスのように見えます。

しかし、蓋を開けてみるとボックスの側面が十字に広がって、仕掛けや思い出の写真、メッセージなどが立体的に飛び出してきます。

海外では、「Exploding Box(爆発する箱)」とも呼ばれ、バレンタインやホワイトデー、結婚記念日、出産祝いなどにプレゼントとして贈られているようです。

そのため、思い出や記念になるように、真ん中の部分に小さめのプレゼントを仕込んでもOKですし、思い出のアルバムやメッセージカードの代わりとしてもプレゼントできます。

贈られた側はうれしいですよね。

色々なサイトや動画を見ると、このプレゼントボックスは作るのが難しいように見え、自分が不器用だと思っている人にとっては難易度が高く感じるかもしれません。

しかし、作り方の基本が分かれば想像よりも簡単に手作りできます。

こちらの記事で、使用する材料や、基本の作り方などをご紹介していきますので、この機会にプレゼントボックスを作ってみてはいかがでしょうか。

プレゼントボックスを作るなら材料はどんなものを使う?

では、プレゼントボックスを作るために、どのような材料が必要になるのかを見ていきましょう。

最低限揃えておくと便利なものをご紹介します。

・はさみ
・カッター
・のり
・色画用紙
・両面テープ
・定規
・飾りとなるもの(リボン・マスキングテープ・シール・ビーズ・ビジューなどお好みで)

基本となるものは普通の文房具で大丈夫なことが分かりますね。

なお、アルバムとしてプレゼントしたい場合は、使用したい写真を用意しておきましょう。

用意する写真は小さいサイズをたくさん用意しておくと、加工がしやすく便利なのでおすすめですよ。

上記のもの以外にも、手芸用品店などで可愛らしい小物を探してみると、オリジナルのアイディアが浮かんできそうです。

使用するものはベースとなる画用紙だけではなく、フェルトやレースなどを使うと素材の質感が変わり、特別感が増すはずです。

プレゼントボックスで大事なのは、クオリティというよりはサプライズのアイディアかもしれませんね。

記念になるアルバムやメッセージを贈りたい!ボックス制作前のポイント

プレゼントボックスを制作する前に、事前に考えておきたいポイントがあります。

以下でご紹介していきましょう。

●どのようなボックスにするのか決めておく

プレゼントしたい目的ごとに作り方も変わってきますよね。

制作前にどのような仕掛けを仕込むのか考えましょう。

色紙のようにメッセージ性の強いことを重視したいのであれば、仕込む仕掛けにそれぞれのメッセージを入れる小さな封筒をたくさん用意するのもいいですよね。

写真をたくさん入れて記念日などを強調したいのであれば、写真を色々加工してアルバムのように作ってみてもいいでしょう。

●仕掛けの配置を考える

アルバム状の写真や、封筒の装飾など、たくさんの仕掛けを中にきれいに収めるには、その配置をきちんと考えておかなければなりません。

一番サプライズを仕掛けたいものは、中心部分などの目につきやすいところへ配置したり、それぞれの仕掛けが重なってしまわないように工夫したりする必要があります。

●仕掛けのパーツごとに作る

仕込む仕掛けが決まったら、できる限り仕掛けのパーツごとに作るとよいでしょう。

ボックス本体につけてから失敗に気づくと、作り直しに手間がかかります。

後々配置を変更したくなったときのために対応できるよう、慎重にボックスへ配置していくのがおすすめです。

基本のプレゼントボックスの作り方をご紹介!

それでは、はじめに基本のプレゼントボックスの土台の作り方を見ていきましょう。

使用する土台となるボックスの紙は、可能であるなら厚紙を使うとよいでしょう。

プレゼントしたい相手や目的によってベースとなる色を決めてください。

①正方形の色画用紙を用意する

この正方形の大きさでプレゼントボックスの大きさが決まります。

②正方形の色画用紙をさらに小さい正方形に9分割する

全てが同じ大きさになるように正確に測って線を引きましょう。

③角になる四隅の正方形をハート型、もしくは三角形になるように切る

④それぞれに折り筋を付ける

ハート型などに切った四隅は山折りに、そのほかの面は谷折りにします。

これで一番外側にくるボックス部分ができあがりです。

これに加えて、使いたい分の枚数の色画用紙を用意します。

グラデーションになるよう同系色で揃えてもいいですし、土台のボックスとは色味を変えても面白いかもしれません。

使いたい色画用紙を十字に切っていきます。

このとき、土台となるボックスより徐々に小さくなるようにするのがポイントです。

例えば、土台のボックスの色画用紙が8cm×8cmの計9つで24cm×24cmの正方形だったとします。

そのあと、内側となる色画用紙は7.8cm×7.8cmの計5つの十字、そのまた内側は7.6cm×7.6cmの計5つの十字、といった具合です。

2mmごとに小さくしていくと作りやすいのでおすすめですよ。

この十字の複数の色画用紙を、土台の真ん中部分にのりで順に重ねて貼り付ければ土台全体が完成です。

最後にふたの作り方です。

一番外側のボックス部分を作ったときの、小さい正方形の寸法に合わせて蓋を作っていきます。

ふたの真ん中部分はプラス0.5cmから1cm程度余裕を持って大きくしましょう。

前述の寸法で例えるなら、ふた上部は9cm×9cm、ふた側面は3.5cm程度の幅が適切でしょう。

切り込みを4か所入れて、その部分を内側に折り込みのりで貼ればふたの完成です。

次項では写真を使ったプレゼントボックスの、アルバムの仕掛けについてご紹介します。

アルバム性重視!こんなプレゼントボックスの仕掛けもおすすめ

基本のプレゼントボックスができたら、次は仕掛けですね。

写真を思うような形に切って貼るのは、定番の仕掛けの方法です。

写真を使ってアルバムのように使いたい場合には、さらに工夫された仕掛けはいかがでしょうか。

たくさんあるアイディアの中からご紹介いたしましょう。

●飛び出す写真の仕掛け

絵本でも飛び出す仕掛けがあると、楽しいですよね。

アルバムでも、特に思い出の写真などに飛び出す写真の仕掛けを施せば、きっと強い印象を残せるのではないでしょうか。

簡単なものから、手の込んだものまで、アイディア次第で贈る相手も喜んでくれるでしょう。

●持ち手を引っ張ると複数の写真がパラパラめくれる仕掛け

色々な思い出の写真を、アルバム風にページをめくるようにパラパラめくれるので、インパクトがあります。

子どもの誕生日などで、年齢ごとに写真を貼るなどしたら、その成長が一目で見られて分かりやすいですね。

詳しい作り方は文字で読むより見たほうが分かりやすいので、動画などで検索してみるのがおすすめです。

ボックスを作るのが難しい場合は既製品に頼るのもアリ!

どうしても時間がなかったり、自分の器用さに自信の持てなかったりする場合は、無理せずに既製品に頼ってみてもいいでしょう。

プレゼントボックス本体と、中に入れる仕掛けがすでにできあがっているので、メッセージや写真を用意すればすぐにできる優れものです。

◯飛び出すサプライズボックスアルバム 記念日 Sセット

取り扱い店:IROHA shop online

参考価格:2,310円(税込)

プレゼント型ミニカード4点、ひっぱるフォト1点、ボックス本体がセットになっています。

そのほか、ボックスアルバム付属のデコレーションもついています。

これ以外にも、こちらの通販サイトはバースデーセットや、ボックスがハート型・六角形になったボックス式アルバムを多数取り扱っています。

また、仕掛けを単品でも購入可能なのも便利そうです。

参考までにのぞいてみてくださいね。

プレゼントボックスを贈って大切な人を喜ばせよう!

プレゼントボックスがどのようなものかお分かりいただけたでしょうか。

基本のボックスは、身の回りにある道具や、身近なところで手に入れられる材料で簡単に作れます。

もし自分で作るのが無理そうに思えるなら、既製品を使ってもいいでしょう。

記念日や誕生日などに手作りのプレゼントをしたい人は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

きっと楽しい仕掛けのアルバムやメッセージに、贈る相手も喜んでくれるでしょう。