アクセサリーの贈り物には意味がある？！【ピアスの場合】

実はこんな意味が！贈り物のアクセサリーで知っておきたいこと

贈り物として選ばれるものに、アクセサリーは定番ですよね。

「男性から女性へ」なら、ネックレスや指輪、イヤリングやピアスなどがよく選ばれます。

「女性から男性へ」なら、指輪や腕時計といったところでしょうか。

実は贈り物としてのアクセサリーには意味があり、知らないで贈ったり受け取ったりすると、後々「失敗だったかも…」と思ってしまうことがあるかもしれません。

そこで、アクセサリーごとに込められた意味について見ていきましょう。

◯ネックレス

ネックレスには古い歴史があり、それを贈り物に選ぶことは「相手を束縛したい、独占したい」という思いの表れであるといいます。

そのため、「ずっと一緒にいたい」「永遠に離さない」などの意味になるようです。

また、十字架（感謝・敬意）や蹄鉄（幸運のお守り・魔除け）といったモチーフにも意味が込められていることがあります。

◯指輪

ネックレスと同様に、輪となったアクセサリーの贈り物は独占欲の表れといい、指輪も「相手を独占したい」という意味が強く込められたものです。

場合によっては「結婚」という意味にもとれ、少なからず相手との将来を考えていることの意志表示になるともいいます。

まだまだある！アクセサリーの贈り物に込められた意味

そのほかのアクセサリーについても、贈り物としての意味についてさらに見ていきましょう

◯ピアス・イヤリング

ピアスやイアリングは、常に身につけやすいアクセサリーです。

とくにピアスは肌身離さずつけていられることから、「自分の贈り物をずっと身につけてほしい」「離れていても自分の存在を感じてもらいたい」という意味が込められています。

◯腕時計

腕時計を贈り物として選ぶ意味は「ずっと同じ時間を刻みたい」です。

親から子供へ贈るときは「勤勉」の意味もあります。

なお、目上の方への贈り物としては失礼になってしまうので注意してください。

◯ネクタイピン

ネクタイピンは贈り物としての意味に「あなたは私のもの」「あなたを見守っています」といったものがあります。

束縛と同時にお守りのような意味が込められています。

このように、アクセサリーを贈り物として選ぶ場合は、ある程度束縛的な意味が込められていることが分かりますね。

次項からは、ピアスに焦点を絞って詳しくお話ししていきます。

贈り物にピアスを選ぶときの理由とは？

ピアスやイヤリングを贈り物として選ぶ場合の意味は、前項でお伝えした通りです。

これらは古くから歴史があり、王族など身分の高い人が魔除けの意味で身につけていたともいわれています。

身につけることで、体内に悪魔が侵入してくるのを防ぐと信じられていたそうです。

現代において、贈り物としてピアスやイヤリングを選ぶのには、以下のような理由や動機が考えられます。

◯アクセサリーとしてつける場所を限定しない

ピアスとイヤリング、この2つのアクセサリーの大きな違いは、耳に穴をあけるかあけないかになりますが、身につける場所にも違いがあります。

イヤリングは耳だけにつけるものですが、ピアスの場合は耳以外に、おへそ、鼻、眉、舌などつけられる場所が多くあります。

◯相手が普段ピアスをしている

単純に相手が普段からピアスをしているのを知っていれば、贈り物として選びやすいですね。

あけている数が多ければ、もらった側も困らず嬉しい贈り物となるはずです。

◯値段が安い

ピアスは種類も多く、ほかのアクセサリーより比較的低価格で購入しやすいアイテムです。

貴石と呼ばれるものがついたピアスでも、さほど高額にならないため選ばれやすいのでしょう。

◯とくにこれといった意味はない

贈る相手が恋人でも友人でも意外にありえる理由や意味に、「とくに意味はない」ということもあります。

つまり、意味などをあまり考えずに、「好きそうなデザインだから」「似合いそうだから」という理由で贈り物として選ぶことも十分ありえるでしょう。

ピアスをつける耳の位置にも意味がある！

こちらでは、ピアスをつける耳についてお話をしていきます。

基本的に、ピアスは両耳に1つずつつけますが、仮に1つを片耳につける場合、ピアスをつける耳が右耳か左耳かで意味があるといいます。

もしも一組のピアスをペアでつけるのであれば、女性が右耳、男性が左耳につけるようにするとよいでしょう。

なぜなら、右耳には「守られる人」という意味があり、左耳には「守る人」という意味があるからです。

そうなった背景には、以前の西洋においては、男性は女性を守るために並んで歩く際には、女性の左側を歩いていた、ということに起因します。

何かあったときに利き手の右手で女性を守るため、という意味があるのです。

そのため、男性が左耳につけるピアスには「勇気と誇りの象徴」とされています。

一方、女性が右耳につけるピアスには「やさしさと成人女性の証」とされます。

女性がその左耳にピアスをつけた男性の思いにこたえる、といった意味合いがあるのです。

このような背景を理解したうえで、贈り物に選ぶのもカップルとしてはうれしいものかもしれませんね。

ピアスを複数つけたい！意味を持たせたい側の耳を重視

ピアスが好きな人の場合、両耳にたくさんつけたいこともあるでしょう。

このような場合でも、意味があるので知っておきましょう。

日本では、偶数は割り切れる数であるため、縁起が悪いとされる傾向があります。

結婚式のご祝儀や披露宴の引き出物などといった贈り物に、そのような習慣がありますよね。

そのため、女性なら守られる人という意味を持たせたい右耳に偶数のピアスを、左耳に奇数のピアスを身につけるのがよいでしょう。

一方、日本以外の海外では、反対に奇数のような割り切れない数字のほうが、縁起が悪いとされることがあります。

このことから、海外では、意味を持たせたいほうの耳に偶数のピアス、反対の耳に奇数のピアスを身につける傾向があります。

贈り物にピアスを選ぶなら幸運を呼ぶものを選んでみよう

ピアスは魔除けの意味があると前述しましたが、その人に合った星座・石・形のピアスを選ぶと幸運を招くとされています。

最後に、参考までによく知られている誕生石と合わせてこちらでご紹介しましょう。

【幸運を招く組み合わせのピアス】

・牡羊座3／21～4／19…ルビーとハート型
・牡牛座4／20～5／20…エメラルドと丸型
・双子座5／21～6／21…誕生石・シトリンと涙型
・蟹座6／22～7／22…ムーンストーンでできれば大きめ
・獅子座7／23～8／22…ダイアモンドと十字架
・乙女座8／23～9／22…真珠と長いタイプ（連なった形・ラインストーンなど）
・天秤座9／23～10／23…アクアマリンと花型
・蠍座10／24～11／21…ガーネットと合わせてきれいな色の石
・射手座11／22～12／21…トパーズでシンプルデザイン
・山羊座12／22～1／19…ターコイズと丸玉
・水瓶座1／20～2／18…サファイアとリング型
・魚座2／19～3／20…ピンクトルマリンがたくさん施されたもの

【誕生石】

・1月…ガーネット
・2月…アメジスト
・3月…アクアマリン
・4月…ダイヤモンド
・5月…エメラルド
・6月…ムーンストーン
・7月…ルビー
・8月…ペリドット
・9月…サファイア
・10月…トルマリン
・11月…トパーズ
・12月…ラピスラズリ

とくに誕生石は分かりやすく、広く知られているものなので、女性であれば自分の誕生石がなんであるのか知っていることが多いはずです。

また、誕生石には上記のものだけでなく、調べてみるとほかの石も存在する場合があります。

それぞれの石に意味があるので、そこを考慮して、大切な人へのピアスの贈り物を選んでみてはいかがでしょうか。

ピアスを贈り物にするなら意味も考えて贈ってみよう

アクセサリーが贈り物として持つ意味や、ピアスをつける耳の意味などについてお話ししてきました。

皆さんが知らなかったピアスの意味などはあったでしょうか。

ピアスを贈り物として選ぶなら、その相手の星座や誕生石を考慮すると、女性ならきっと喜んでくれるはずです。

贈り物を選ぶ参考材料となれば幸いです。