バレンタインデーにマカロンを贈る!人気のお店を知ろう!
2020年02月22日毎年バレンタインデーの贈り物をしていれば、何にすれば良いのか迷ってしまうこともありますよね。
また、バレンタインデーのお返しに悩む方も多いことでしょう。
いつものチョコやお返しとは少し違う志向のものを贈りたいのであれば、マカロンがおすすめです。
カラフルさが特徴のマカロンなら、きっと贈られた側にも喜んでもらえるでしょう。
こちらでは、人気のお店をご紹介します。
目次
バレンタインデーに贈るマカロンの歴史!
マカロンは丸くコロンとした形が有名で、カラフルな色が華やかなお菓子です。
バレンタインデーの贈り物としても人気がありますよね。
日本で浸透しているスタイルのマカロンはフランスからきていますが、発祥はイタリアだと言われています。
その歴史は古く、古代ローマ時代から作られており、アマレッティという名前で知られていました。
のちに、マカロンはフランスに伝わり、修道院で作られたことをきっかけに広まったということです。
よく知られているのは、ロレーヌ地方で作られた「マカロン・ナンシー」、ボルドー地方の「マカロン・サンテミリオン」、パリの「マカロン・パリジェンヌ」です。
マカロン・ナンシーは、表面にひび割れのある平らなクッキーのような形状でした。
マカロン・サンテミリオンは、ボルドー地方のワインが入っていることで知られています。
マカロン・パリジェンヌは日本でもよく知られているような形状をしており、生地は、卵白・粉砂糖・アーモンドプードルで作られています。
表面がツルッとしていて、中に挟んだ甘いクリームが特徴です。
バレンタインデーのお返しとしても人気のマカロン!どう広まったの?
日本では、バレンタインデーのお返しとしても人気があるマカロンですが、伝わってきたのは江戸から明治時代にかけてと言われています。
ただ、よく知られている形状のマカロンということになると、1970年頃からということですからそれほど歴史は古くはないと言えそうです。
ブームとしては2003年頃から始まり、ホワイトデーの贈り物としても選ばれるようになってきました。
その後、マカロンの有名店が日本で出店するなど、安定の人気を誇るお菓子になったと言えるでしょう。
また、マカロンはマコロンという名前で広まった地域があり、仙台の「仙臺まころん」や名古屋の「本田マコロン」は、ご当地のお菓子として名を馳せています。
こちらのお菓子は、近年よく知られているマカロンの形状ではなく、カルメ焼きのようなお菓子として知られています。
最近では、日本でも日本独自のマカロンが開発され、お店独自の味わいを感じることができるようです。
人気の海外のマカロンも良いですが、日本の良さをいかしたようなマカロンも食べてみたいですよね。
バレンタインデーに贈るマカロン!人気のお店は?
バレンタインデーに贈るマカロンですが、せっかくなら人気があって、相手に喜んでもらえるものを選びたいですよね。
ここからは、マカロンの人気のお店をご紹介していきます。
マカロンと言えば、「ラデュレ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ラデュレは、1862年にフランスのパリで創業した老舗「メゾン・ラデュレ」のことです。
カラフルなカラーと可愛らしい見た目で、不動の人気を誇っていると言っても良いでしょう。
日本へは2008年に銀座三越に進出し、大阪や名古屋などの大都市にも出店しています。
ラデュレのマカロンは、外の生地のサクサク感と中のしっとりした柔らかさがあり、上品さが感じられます。
定番として、バニラ味の「ヴァニーユ」や大人にも人気の「ショコラ」、香りと甘みが魅力的な「ローズ」などが挙げられます。
また、季節限定のマカロンもあり、いくつもある種類にどれを選べば良いのか迷ってしまうかもしれません。
他にラデュレに注目すべきポイントは、詰め合わせのボックスにもあります。
好みに合わせたボックスにカラフルなマカロンの組み合わせは、贈られる側の気持ちをきっと満たしてくれることでしょう。
マカロンブームの火付け役!ピエール・エルメ・パリも人気!
ラデュレと並んでマカロンのブームに火を付けたと言われるのは、「ピエール・エルメ・パリ」です。
ピエール・エルメ・パリは、フランスのパティスリーとして知られているピエール・エルメ氏のお店です。
1998年に東京赤坂にあるホテルニューオータニに出店してから、横浜・神戸などにも店舗を拡大しています。
プロ菓子職人協会「ルレ・デセール」の副会長としての活躍や、2016年には世界のベストレストラン50アカデミーにて、「世界の最優秀パティシエ賞」を受賞しています。
名実ともに素晴らしいピエール・エルメのマカロンですので、ぜひバレンタインデーの贈り物として選んでみるのはいかがでしょう。
やや厚めの生地でできているマカロンは、ふわふわしたもっちり感が味わえます。
定番として人気のある「ローズ」は見た目と香りが魅力的で、「ピスターシュ」はピスタチオの風味が豊かでホワイトチョコレートのガナッシュが甘く引き立てます。
他にも期間限定・お店限定のマカロンも存在しますので、選ぶ楽しみもあります。
季節やイベントによって違うボックスも楽しみの一つと言えるでしょう。
日本のパティシエを選ぶ!パティスリー・サダハル・アオキ・パリのマカロン
バレンタインデーのマカロンを選ぶのに、パリを拠点に活躍中の日本人、青木定治氏を忘れてはいけません。
青木定治氏は89年に単身でパリに渡ってから、キャリアを積み重ねていった実力のあるパティシエです。
2001年にパリで「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」を開店し、2008年までには4店舗を開店します。
日本人でありながらパリに根付いた人気を誇る存在となっています。
日本には東京に4店舗、名古屋に1店舗構えています。
マカロンの味を追求するためにパリで3年間も食べ歩きをして、自分が求めている味を追求してきました。
そうして作り上げられたマカロンは、現地でも納得のいく味となっています。
代表的なものとして、
・優しいピンクが可愛らしい「マカロンフランボワーズ」
・レモンの酸味とほろ苦さのバランスが良い「マカロンシトロン」
・抹茶の風味が豊かな「マカロンマッチャ」
・カカオの風味とガナッシュの甘み・ほろ苦さが味わえる「マカロンショコラ」
などがあります。
詰め合わせで代表的な味を楽しむことができるでしょう。
バレンタインデーで愛を伝えるならマカロンが人気!その理由
バレンタインデーやホワイトデーで愛を伝えたいと考えているような方には、マカロンが人気のようです。
それには、マカロンに込められた意味があります。
マカロンには、渡す相手に対して「特別な人」だという意味が込められているからです。
マカロンは高級なイメージがありますし、元々特別感も強いことから、バレンタインデーに告白の意味を込めて贈るのにおすすめです。
また、お菓子作りが得意な方は、マカロンを手作りで渡す方法も良いかもしれません。
ちなみに、バレンタインデーに渡すお菓子として定番のチョコレートですが、チョコレート自体には特に意味がないようです。
しかし、そのことによって本命の方にも義理で渡すような方にも関係なく渡すことができる、使いやすいお菓子とも言えるでしょう。
他にもお菓子には意味がある場合がありますので、渡すお菓子の意味を調べてみても面白いかもしれません。
バレンタインデーのお菓子にマカロンはいかが?
マカロンは可愛い形でカラフルな色が特徴であるため、バレンタインデーにはぴったりのお菓子と言えるでしょう。
元々はイタリアで発祥していますが、現在のような形になったのはフランスで広まってからだと言います。
ご紹介したマカロンのお店はどれも人気で高級感あるため、バレンタインデーの贈り物として相応しいと思いますよ。
「特別な人」という意味もあるマカロンを贈ってみてはいかがでしょうか。