銀座の和菓子をホワイトデーに贈る!老舗店で話題のお菓子!
2020年03月05日ホワイトデーが毎年の恒例行事になっているような方は、何を贈れば良いのか迷ってしまうかもしれません。
今回のホワイトデーには、銀座の和菓子を贈ってみてはいかがでしょうか。
銀座には優れた和菓子の名店が多く、色々食べ慣れている女性へのお返しでもきっと満足してくれるはずです。
こちらでは、銀座の和菓子の名店でのおすすめをご紹介します。
目次
銀座には気になる和菓子店が沢山ある!銀座ってどういう街?
銀座は、有名ブランドが沢山ある高級店街というイメージが強いですが、昔からの老舗と言われる有名店も沢山あります。
新しい文化や流行の発信地でありながら、昔からの伝統も守られている街だと言えるでしょう。
ちなみに、銀座の名前の由来はご存知でしょうか。
銀座という名は、江戸時代に銀や銀貨などを鋳造や管理をしていた施設から来ています。
銀貨を取り扱う銀座が発展するのに伴って、銀座の名だけが現在も残っているのです。
そして、銀座には「銀座発祥の地」を示す石碑が残っています。
場所は銀座の中央通り、銀座2丁目にあります。
小さな石碑のため見逃してしまいそうですが、かつて銀貨を製造していた銀座の名残が感じられる場所ですので、ホワイトデーの和菓子屋巡りのついでに見つけてみるのも面白いかもしれません。
銀座には老舗と言われる和菓子店が沢山あります。
次項からは、ホワイトデーにおすすめの和菓子店をご紹介していきます。
今までのホワイトデーとは違った趣のお返しになると良いですね。
かりんとうと言えばココ!ホワイトデーに銀座「たちばな」の和菓子を
銀座8丁目にある老舗和菓子屋の「たちばな」は、ホワイトデーの和菓子にピッタリと言えます。
創業が明治42年のたちばなは、100年以上も続いている老舗和菓子店として知られています。
決して派手ではなく小さくまとまった店構えのため、ふとすると通り過ぎてしまうことがあるかもしれません。
また、たちばなのお菓子はデパートや通販での取り扱いがないため、購入するにはこちらの店舗に出向く必要があります。
この銀座のお店でしか買うことができない、とても貴重なお菓子だと言えるでしょう。
宣伝や広告がなくても訪れるお客さんが多いところから、こちらの味を求めてわざわざ足を運ぶ人が多いことが分かります。
たちばなのかりんとうは、「ころ」と「さえだ」の2種類です。
◯「ころ」の特徴
太くて丸みが感じられる「ころ」は、かりんとう本来の風味が感じられます。
甘さは控えめで、サクサクとしたかための歯ごたえが特徴です。
生地のうまみがより感じられるかりんとうと言えるでしょう。
◯「さえだ」の特徴
「ころ」よりも細く作られている「さえだ」は、細めのかりんとうで甘みがしっかりと感じられます。
軽い歯ごたえが心地良い噛み応えで、サクサクと食べ進めてしまいそうです。
銀座「空也」の最中は予約しても買いたい!ホワイトデーの和菓子に
こちらでご紹介するホワイトデーにおすすめしたい銀座の和菓子は、「空也」の最中です。
空也は銀座6丁目にある老舗店で、創業は明治17年とのことです。
夏目漱石なども愛用していたことから、古くから続く有名な老舗店だと言えるでしょう。
店構えはシンプルながらも、昔から変わらない安心感を感じさせます。
デパートや通販での販売がない代わりに、店頭でお客さんの顔を感じながらの商売を選択した点は、空也ならではのこだわりでしょう。
空也の最中は、皮を香ばしく焼き上げた香りが特徴で、しっとりした自然な甘みが感じられる餡との組み合わせがよく合っています。
購入してすぐ食べることもおすすめですが、数日たって皮と餡が馴染んだ頃に食べるのも楽しみな最中です。
1種類の最中でありながら、味の違いを楽しめるのは素敵ですよね。
また、餡は職人の間で引き継がれてきたことから、昔からずっと変わらない味です。
空也の最中は予約なしでの購入が難しいですので、事前に予約を入れることをおすすめします。
銀座「木挽町よしや」の和菓子!ホワイトデーにどら焼き
こちらでご紹介するホワイトデーにおすすめしたい銀座の和菓子は、「木挽町よしや」のどら焼きです。
木挽町よしやは銀座3丁目、歌舞伎座の路地裏にある老舗店で、1922年に創業しています。
先代からの味と技術を守り続けており、確かな味には定評があります。
中でも、今回おすすめするどら焼きは、皮を餡で挟んで半分に折った状態で売られています。
しっとりとした皮と、甘さ控えめの餡は絶妙な味わいだと言えるでしょう。
餡には、最高級北海道十勝産の小豆を使用し、こだわりが感じられます。
どら焼きには焼印が入れることができ、お店の焼印・季節印の他に、オーダーすればオリジナルの焼印を入れることもできるようです。
なお、どら焼きは手作りで数に限りがあるため、注文は早めにしたほうが良いでしょう。
自分独自の焼印をつけて、ホワイトデーにこちらのどら焼きを贈っても面白いかもしれません。
銀座「清月堂」の「おとし文」!ホワイトデーの和菓子としてもおすすめ
こちらでご紹介するホワイトデーにおすすめしたい銀座の和菓子は、「清月堂」の「おとし文」です。
清月堂は銀座7丁目にあり、明治40年の創業です。
創業者の教え「時代に合ったお菓子作りを」とのことから、「一代一菓」という言葉通りのお菓子作りを続けてきた歴史があります。
この清月堂で代表的な銘菓である「おとし文」は、ホワイトデーの和菓子としてもおすすめです。
おとし文は、黄身餡をこし餡で包み、蒸しあげて作られています。
蒸すことによって美しいひび割れができ上がりますが、蒸し加減は職人の手作業により、その日の湿度や餡の状態に合わせて作られるそうです。
職人の手がかかった製法で丁寧に作られたおとし文は、上品な味わいが特徴的です。
原材料にもこだわりがあり、岩手県の契約農家の卵、上質な北海道産の小豆、手作り製法の徳島産の和三盆を使って作られています。
和三盆の上品な甘さと、口に入れた途端ホロホロと崩れる口どけが素晴らしい落とし文ですので、ホワイトデーに贈ればきっと喜ばれることでしょう。
和菓子に新しい風を送る「HIGASHIYA」銀座の新しい和菓子店に
最後にご紹介するホワイトデーに贈りたい銀座の和菓子ですが、これまでの老舗店とは違い、銀座にできてまだ新しい和菓子店です。
「HIGASHIYA」という名前で2003年誕生し、東京の目黒川沿いの一軒家からの始まりでした。
「HIGASHIYA GINZA」は銀座1丁目にあり、和菓子だけでなく、器や生活道具なども取り揃えてあるモダンなお店が特徴です。
お店にはティーサロンもあり、新しいスタイルでのお茶を楽しめるようです。
お菓子はいくつも種類がありますが、ホワイトデーにおすすめしたいのは、「ひと口菓子」です。
一口サイズながらそれぞれに味のこだわりがあり、口に入れた後の味わいをしみじみと感じることができるでしょう。
現代的な味を想像しがちですが、古代のお菓子を想像しながら作られていますので、素材を生かした味わいを楽しむことができるはずです。
代表的なものをいくつかご紹介します。
「棗バター」は、棗椰子(なつめやし)そのものの甘みとクルミの香ばしさが特徴で、発酵バターを使うことによってコクのある味わいが口の中に広がります。
「鳥の子」は、濃厚な蜂蜜羹を生姜入りの白餡で包んであります。
生姜が持つ刺激感によって、甘すぎないさわやかさが感じられるようです。
「紫根」は、甘露煮した栗を紫芋餡で包んであります。
栗と紫芋の素朴な味わいが楽しめるようです。
ホワイトデーには銀座の老舗和菓子をどうぞ
ホワイトデーのお返しに、銀座の老舗和菓子をおすすめします。
古くから続く老舗店だけあって、ご紹介したどのお店も独自のこだわりが感じられます。
どれか迷ってしまうようであれば、次のホワイトデーの候補にしても良いかもしれません。
数に限りがある商品もありますので、ご注文は早めに済ませるようにしましょう。
今回のホワイトデーに満足してもらえるものを選べると良いですね。