合格祝いのお返しを贈る正しい時期とは?相場やマナーは?

2020年03月13日

子どもの合格を喜び、祖父母や親戚などから贈られる合格祝い。

祝っていただいたお返しに、日ごろの感謝の気持ちも込めて、何か贈りたいと思うものでしょう。

合格祝いのお返しを贈る場合、時期はいつごろ贈るとよいのでしょうか。

また、相場やマナーなども把握して、失礼がないよう贈りたいものですよね。

こちらでは、合格祝いのお返しのマナーのほか、おすすめのお返し商品などについてもご紹介していきます。

お返しは不要?合格祝いや入学祝いのお返しのミニ知識

合格祝いは、高校や大学などの受験に合格した際、身近な方から贈られることの多いお祝いです。

入学祝いと合わせて贈られることもありますが、合格祝いの意味では「合格したことに対するお祝い」と捉えるのが一般的です。

複数の学校を受験していることもあるため、第一志望に合格したときなどに贈られることが多いようです。

合格祝いは、事情をよく知らないと贈るのが難しいので、そのような場合は「入学祝い」で贈りましょう。

この合格祝いは、受験を頑張った子どもに直接贈られることが多く、また入学祝も未成年の子どものお祝い事という点から、基本的にお返しは「不要」とされています。

そのため、お返しの品を贈らなくても失礼にはあたりません。

ただ、地域などにより内祝いとしてお返しを贈るところがあります。

住んでいる地域の慣習についてご家族やご近所さんに聞いておくとよいでしょう。

また、お返し不要だからといって、もらったまま何もしないのはよくありません。

お祝いをいただいた場合には、お礼状やお礼の電話など伝えることがマナーとして大切です。

このとき、合格祝いをもらった子どもが、いただいた方に直接お礼を伝えるようにしましょう。

お礼状を出す時期は、お祝いが届いた当日がベストです。

入学準備等で忙しい場合には、その日のうちに電話を入れてお祝いが届いたことを報告し、お礼の言葉を伝えるとよいでしょう。

合格祝いのお返しを贈るタイミングとして正しい時期は?

合格祝いをいただき、お返しの品を贈ろうと考えている場合は、時期としていつごろ贈るのがよいのでしょうか。

お返しを贈る時期の目安は、「入学式が終わった後」です。

入学式が終わってから「1ヶ月以内」が一般的とされています。

入学祝いとしていただいた場合も、時期は同じです。

そのため、合格祝い・入学祝いのお返しの品は「4月中」に準備をして贈れるようにしておくとよいでしょう。

また、お返しのマナーとして、入学式を終えたらできるだけ早めに贈ることをおすすめします。

相手が忘れた頃に贈るのは、失礼にあたるので注意してください。

お返しの時期がわかったら、次はお返しの「品」に何を選ぶか考える必要がありますよね。

お返しの品で喜ばれるものにどのようなものがあるのか、こちらもリサーチしておきましょう。

次項でまず、合格祝いや入学祝いのお返しの相場をご紹介します。

合格祝いのお返し!時期のほかに気になる「相場」をご紹介

合格祝いのお返しの相場は、いくらくらいがよいものなのでしょうか。

一般的に、「いただいた金額の3分の1~半分」程度がよいとされています。

ただ、合格祝いに高額なものをいただいた場合は、相場にはこだわらず「5,000円」程度のお返しを贈るのがよいようです。

「合格祝いにはお返しが不要」という認識もあるので、あまり高額なお返しを贈ってしまうと、逆に気を遣われることがあります。

品物は5,000円程度を上限に選び、お礼の気持ちを伝えるメッセージをキチンと添えて贈れば、相手も喜んでくれることでしょう。

また、祖父母からの合格祝いに対しては、お返しの内容を工夫してみるといいかもしれません。

祖父母は、孫が合格したことや成長を喜んで贈ってくるものです。

無難な商品だけより、写真を入れれば子どもの成長を共に喜べるアルバム型のカタログギフトなどを贈るのもおすすめです。

また入学後など、落ち着いた時期見計らって、子どもを交えた会食など一緒の時間を楽しめる場を設けるのもよいでしょう。

お返しの品にあまり費用をかけすぎてしまうと、祖父母を遠慮させてしまうので、金額でなく心を込めたお返しを心掛けましょう。

合格祝いのお返しに欠かせないお礼状!贈る時期と書くときのポイントは?

前にもお話ししましたが、合格祝いをいただいたときは「お礼状」を贈るのがマナーといえます。

ただ単にお返しの品を贈るのではなく、感謝の気持ちを伝えることが大切です。

ここではどのようなことに注意してお礼状を書けばよいのか、書き方のポイントをご紹介します。

お礼状の文章の基本構成は次のようになります。

・季節のあいさつ文
・お祝いに対するお礼の文
・子どもが無事入学できたことを伝える文
・実際に学校に通い始めた近況報告の文
・結びの文

このような流れで書くと書きやすいでしょう。

また、お礼状にも「忌み言葉(避けるべき言葉)」があります。

お祝いにふさわしくない言葉として、以下のような言葉が挙げられます。

・終わる
・離れる
・別れる
・返す
・重ね言葉(「ふたたび」「いよいよ」など)

このように、マナーとして避ける言葉がありますので、お礼状を書くときは注意しましょう。

そしてこれも前にお話ししましたが、お礼状のみ出す場合、贈る時期はお祝いが届いた「当日」がベストです。

お返しの品に添えて贈る場合は、入学式から1カ月以内を目安に用意し、なるべく早く贈るように心掛けましょう。

合格祝いのお返しの品としておすすめの商品をご紹介!

合格祝いのお返しに適した時期や相場をおさえた後は、喜ばれるお返しの品としてどのようなものがあるのか見ていきましょう。

まずは、相場のお話の中でも挙げた「アルバム型カタログギフト」をご紹介します。

●マイプレシャス:プレシャスポケット メンズレディスコレクション All Collection

商品を選んだあと、写真を入れればアルバムとして利用できます。

はがきも入るサイズなので、写真入りのはがきなども思い出の一枚として一緒にアルバムに残せるでしょう。

子どもの成長を一緒に喜び合える祖父母などへのお返しにもおすすめのギフトです。

子どもの成長の様子を写した写真を一緒にプレゼントすれば、きっと喜ばれることでしょう。

価格は、合格祝いのお返しの相場内でも3,100円、3,600円、4,100円、4,600円、5,600円と、幅広い値段で揃っているので、選びやすいでしょう。

高価なものでは1万円~5万円台のものあります。

アルバムのカバーデザインは8種類あり、落ち着いたシックなものが多くどなたにも喜ばれそうなアイテムが揃っています。

掲載されているアイテム数も、雑貨からグルメまで種類が多くおすすめのカタログギフトです。

カタログギフトは内祝いとしてもらって嬉しいギフトの上位に入るので、お返し選びに困ったときは是非利用してみてください。

まだある!合格祝いのお返しにおすすめの商品

合格祝いや入学祝いのお返しで喜ばれるものには、次のようなものもあります。

●リンベル:スマートギフト

商品券やギフトカードも、カタログギフトと並び、お返しとしてもらって嬉しいギフトの上位アイテムです。

商品券などは失礼にあたらないかと心配になることもありますが、実は多くの方に人気のギフトであり、ここでご紹介するリンベルのスマートギフトは、使い方が自由に選べるためさらにおすすめです。

スマートギフトカードはポイントチャージ型のカードで、使いたい分だけポイントを利用することができます。

商品券やギフトカードに変えられるほか、食事券・温泉券・宿泊券や、グルメやグッズなど10,000点以上が掲載されたカタログの中から、欲しいものを自由に選ぶことができます。

スマートギフトカードの合算やクレジットカードでのポイント加算などもできるので、利用範囲のとても広いギフトカードといえるでしょう。

価格は6,000円からなので少し高めですが、候補として知っておくと使えるでしょう。

リンベルが扱うカタログギフトの中には、5,000円で商品券も選べる「リンベル バリューチョイス」もあるので、相場内で用意できるこちらもおすすめです。

お返しの品を贈りたい場合は、お返しに適した時期に間に合うように、品物をリサーチして手配や用意しておいてくださいね。

合格祝いのお返しをするなら時期や相場をしっかり押えておこう

合格は、子ども本人だけでなく、家族や親類など親しい間柄の人にとっても嬉しく喜ばしいことです。

合格祝いをいただいたなら、すぐに感謝の気持ちを伝えましょう。

お返しは基本的にしなくてもかまいませんが、お礼と一緒に何か贈ることで、さらに気持ちが伝わるでしょう。

お返しの品を贈る場合は、適した時期に贈るよう気をつけて、相場を考慮し、相手に喜んでもらえるものを選んで贈ることをおすすめします。