引き出物は郵送で贈ろう!宅配サービスが人気の理由とは?

2020年03月16日

結婚式では新郎新婦からゲストへ引き出物が贈られますね。

披露宴の各席に引き出物が置かれており、それをゲストが持ち帰るのが一般的といえます。

しかしその引き出物、近年は郵送でゲスト宅へ贈ることが増えてきています。

今回は、そんな引き出物宅配サービスの人気の理由やおすすめショップについてご紹介します。

引き出物も郵送する時代!?人気の理由は3つ!

以前までの結婚式では、ほとんどが結婚式当日に新郎新婦からゲストへ引き出物を贈っていました。

記念品や引き菓子などが入った紙袋を、披露宴の各ゲストの席に置き、それをゲストが持ち帰るのが一般的でした。

しかし近年は、引き出物を結婚式当日渡すのではなく、各ゲスト宅へ直接郵送することも人気となっています。

なぜ引き出物宅配が人気なのかを、はじめにお話ししていきます。

大きく3つ挙げられ、1つめは「荷物にならない」ことが挙げられます。

結婚式に招待するゲストが全員、近場に住んでいるとは限りませんよね。

また、招待した親族の中にはご年配の方もいることでしょう。

そのようなゲストにとっては、結婚式の帰りに引き出物がなく、荷物が多くならないことは嬉しいことかもしれません。

実際に筆者も、遠方に住む友人の結婚式へ行ったとき、その結婚式では引き出物宅配だったので、当日の帰りは荷物が少なくとても楽でした。

ゲストを配慮して、遠方から出席するゲストが多かったり、ご年配の方が出席したりする場合は、引き出物宅配も選択肢の1つに入れるのもおすすめです。

持ち込み料などの費用をおさえられる点でも人気!

2つめに人気の理由は、「持ち込み料がかからない」ということです。

引き出物を用意する方法は、

▼結婚式場が提携しているショップで注文する方法

▼自分で通販などのお店で注文する方法

の2つが主流でした。

しかし、式場が提携しているショップは割高なことも多く、選べる範囲が限られています。

通販などで自分で用意すれば、選択肢の幅も広く、費用を少しおさえることができますが、引き出物1点につき300~500円ほどの持ち込み料が発生することが多いです。

例として、1点につき500円の持ち込み料が発生した場合で見てみましょう。

引き出物の中身は、ほとんどが「記念品」「引き菓子」「縁起物」の3点セットです。

そうなると、ゲスト1人あたりの持ち込み料は、

「(持ち込み料500円)×(引き出物3点)=1,500円」

発生します。

もし30人のゲストを招待する場合、持ち込み料だけで45,000円もかかってしまいます。

このような点で引き出物選びに悩む新郎新婦は多いようですが、引き出物を郵送することで、その悩みが解決できるかもしれません。

引き出物宅配のショップでは、比較的お手頃な値段で引き出物を用意することができ、なお且つゲスト宅へ直接郵送してしまうため、持ち込み料が不要なのです。

さらに、引き出物を入れる紙袋代もおさえることができるので、お得に引き出物を用意することもできるでしょう。

費用をおさえた分、記念品をランクアップさせたりコース料理のグレードを上げたりすれば、新郎新婦だけでなく、ゲストもハッピーな気持ちになることでしょう。

引き出物を郵送することで贈り分けがしやすいことも人気の1つ!

引き出物宅配が人気な理由の3つめは、「引き出物の贈り分けがしやすい」ことです。

親族や上司、友人・同僚など、結婚式に招待するゲストはさまざまです。

年齢や家族構成、新郎新婦との関係性も違いますし、関係性によってお祝いの金額も差があります。

そのため、近年はゲストによって引き出物を贈り分けすることが多くなっています。

ゲストにぴったりの引き出物を贈りたいところですが、見た目のサイズ感などに違いがあると、「何で自分のと違うのだろう?」と思ってしまうゲストもいることでしょう。

しかし郵送でゲスト宅へ直接贈ってしまえば、そのような気持ちにさせることもないので安心といえます。

とはいえ、必ずしも良いことばかりということはありません。

引き出物宅配にはデメリットといえることもありますので、こちらも確認しておくようにしましょう。

デメリットになることも!事前にチェックしておこう

引き出物宅配の人気の理由についてお伝えしてきましたが、デメリットといえることもあります。

ここでお伝えする、引き出物宅配のデメリットも確認したうえで、選ぶことをおすすめします。

●失礼に思うゲストがいる可能性がある

「結婚式当日に引き出物をもらうことが当然」と思うゲストも中にはいます。

そのような場合、当日引き出物を渡されなかったことで、あまり良い気持ちにならないゲストがいる可能性もあります。

そのため、司会の方に、

「遠方からお越しの方や、ご年配の方もおられますので、お荷物にならないよう引き出物は直接ご自宅でお送りします」

などとアナウンスしてもらい、ご理解をいただけるよう配慮すると良いでしょう。

●ゲストの郵送先の入力が大変

引き出物宅配は、各ゲストの郵送先をPCで入力することもあります。

ネット通販に慣れている方でしたら問題ないでしょうが、普段あまり利用されない方ですと大変かもしれません。

●持ち帰り用の袋がない

引き出物の紙袋を節約すると、ペーパーアイテムやプチギフトなどをゲストが持ち帰るのに不便なこともあるようです。

心配な方は、プチギフト用の紙袋を準備しておくと良いでしょう。

引き出物をゲスト宅へ郵送するまでの流れ

人気の理由とデメリットについてお伝えしたところで、引き出物をゲスト宅へ郵送するまでの流れも見ておきましょう。

〈結婚式前〉

披露宴の前に、新郎新婦は以下の3つの準備をしておきます。

▼2週間くらい前までに、ゲストごとの引き出物と郵送先を指定すること

▼結婚式当日に渡す「引き出物宅配案内カード」を作成すること

▼引き出物に同封するメッセージカードを作成すること

引き出物宅配のショップによっては、無料で引き出物案内カードとメッセージカードを作成してくれることもあるので、こちらを利用するのも良いでしょう。

上記の準備を整え、ショップに郵送先の住所録リストを送付すれば、引き出物の手配は完了です。

〈結婚式当日〉

結婚式当日は、披露宴のゲストの各席に「引き出物を直接郵送します」と書かれた引き出物案内カードを配置しておきます。

加えて、司会者からも引き出物を宅配することを伝えてもらうようにしましょう。

〈結婚式後〉

結婚式の後日に、ゲスト宅へ引き出物が郵送されます。

引き出物の配達日は新郎新婦が決めることができ、だいたいは結婚式の翌日に指定することが多いです。

引き出物宅配のおすすめショップをご紹介!

それではここで、引き出物宅配サービスができるおすすめショップをご紹介します。

引き出物を郵送で贈ることを考えている場合は、ぜひ参考にしてみてください。

【GIFT NAVI(ギフトナビ)】

口コミでの評判も良く、WEB操作もしやすいことで人気のショップです。

引き出物や内祝いなどのアイテムを2,000点以上取り扱っており、さまざまな割引サービスがあるのも魅力の1つです。

ショップによっては記念品・引き菓子・縁起物がセットになっていることもありますが、ギフトナビではそれぞれ自由に選べます。

ゲストごとの贈り分けにも便利といえるでしょう。

【PIARY(ピアリー)】

ウエディングアイテムを豊富に取りそろえており、引き出物であれば200種類以上の中から選ぶことができます。

引き出物を入れるブライダルボックスもおしゃれで、20前後の種類の中から選ぶことができるので、ゲストのイメージにあったデザインで贈ることも可能です。

こちらも記念品・引き菓子・縁起物をそれぞれ選べるので、贈り分けもしやすいといえるでしょう。

デメリットを把握したうえで引き出物宅配サービスを利用しよう!

近年は結婚式の引き出物をゲスト宅へ直接郵送することも増えています。

遠方からのゲストが多かったり、ご年配の方が出席したりする場合には、帰りの荷物を増やさなくて済むので便利なサービスといえます。

ほかにも、引き出物の費用をおさえられ、ゲストごとの贈り分けがしやすいことでも人気です。

しかしデメリットもあるので、事前に確認したうえで、利用するようにしましょう。