長寿祝いのお食事会はどう開催する?気になる場所や相場は?
2020年08月31日還暦祝いや喜寿祝いなど、節目でお祝いをする長寿祝いでは、盛大に食事会を開こうと考えている家庭もあることでしょう。
しかし、開催場所や食事会の相場など、初めて開催する場合はどのように決めたら良いのか分からないことも多いはずです。
そこでこの記事では、長寿祝いで食事会を開くうえで、開催場所や日程、相場の決め方など大切なポイントを詳しくお話ししてきます。
せっかくの長寿祝いですから、主役にとって格別な思い出になる食事会を開きましょう。
目次
長寿祝いの食事会はどのように開催する?開催場所の決め方
還暦や喜寿といった長寿の節目のお祝いでは、プレゼントを渡してお祝いするだけではなく、家庭で食事会を開催する方も増えてきています。
初めて食事会を開催する方にとって、そのための計画や準備は何かとあたふたするものです。
では、長寿のお祝いで食事会を開くにあたり、押さえておきたいポイントを詳しくお話ししていきましょう。
まず見ていくのは、開催場所の決め方です。
食事会の開催場所を決めるうえでは、まずは誰を招くのか、招待する人をリストアップしておきます。
家族だけなのか、それとも親戚を含めた大人数で開催するのかによって、食事会をする場所は変わってきます。
出席者がおおよそ定まったら開催場所を考えていきます。
食事会の候補となる開催場所は、一般的に料亭やレストラン、自宅などが挙げられます。
それぞれのメリット・デメリットをよく考慮したうえで好ましい開催場所を決めていきましょう。
長寿祝いの食事会はどこでする?料亭・レストランの場合
長寿祝いの食事会を開催するにあたり、ここからは各開催場所のメリット・デメリットについて詳しくお話ししていきます。
ではまず、料亭やレストランで開催する場合を見ていきましょう。
●メリット
何といっても普段では味わえない格別な料理を堪能できることが最大の魅力でしょう。
特に、普段の外食ではなかなか利用する機会がない高級料亭・レストランは、より特別感のある思い出深いお祝いになることでしょう。
中には、長寿祝いにぴったりな縁起の良いコースを用意している料亭もあるので、予約の際に確認してみると良いですね。
また、自宅での開催とは異なり、主催者側で準備や後片付けをする必要がないため、他のことに気をとられることもなく、始まりから終わりまでしっかり長寿祝いを楽しむことができます。
●デメリット
やはり自宅での開催に比べ、費用がかかるという点でしょう。
また、開催場所に足を運ばなければならないため、長寿祝いの主役にとっては移動が負担になる場合があります。
さらに、子どもや赤ちゃんがいる場合は個室のある開催場所を選ぶなど、他の人の迷惑にならないように配慮する必要が出てくるでしょう。
長寿祝いの食事会を自宅でする場合
では次に、長寿祝いの食事会を自宅で開催する際のメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
●メリット
自宅開催の最大の魅力は、何といっても費用が抑えられる点でしょう。
特に、高級料亭やレストランと比べると、大幅に費用を節約することができます。
また、普段とは違った高級な料亭・レストランの場合、周囲や雰囲気を気にしたりと、なかなかリラックスできずにぎこちなくなってしまいます。
しかし、自宅の場合、アットホームな空間で大いにリラックスして食事会を満喫することができるでしょう。
さらに、開催場所にわざわざ遠出する必要もないため、長寿祝いの主役にとっては移動の負担が少なく気持ち良く開催できます。
親戚を招く場合でも、もし何かあっても時間の調整に融通が利く点も嬉しいですね。
●デメリット
料理などの準備や片付けを全て主催者側で負担しなければならない点でしょう。
特に親戚を招いて大人数で開催する場合は、掃除からテーブルセッティング、料理やお酒など気にしなければならないことが多くあります。
確かに自宅はリラックスできますが、準備をする側にとっては慌ただしくリラックスしている暇はないでしょう。
長寿祝いの食事会にかかる予算相場は?
長寿祝いをする各開催場所のメリット・デメリットが分かったところで、続いて食事会の予算相場を見ていきましょう。
食事会にかかる予算は、前述で見てきたように開催場所で大きく異なります。
そのため、食事会を開催するにあたって、予算設定は開催場所を決めるうえでの大変重要な要素になります。
まず、料亭やレストランで食事会をする場合、場所やランクにもよりますが、1人あたり5,000~20,000円程度が一般的な相場です。
一方、自宅で開催する場合、食材にもよりもますが、1人あたり5,000~10,000円以内に収めることができ、予算のコントロールがしやすいでしょう。
また、余った予算をサプライズプレゼントに回すことができるのも嬉しいポイントですね。
したがって、できるだけ予算を抑えた食事会にしたい場合は、料亭やレストランよりも断然自宅のほうがお得に開催できるでしょう。
以上のように、開催場所を決める際には、全体の予算をあらかじめ見通してから進めていくとスムーズです。
自宅で長寿祝いの食事会!お祝いにふさわしい料理は?
では、長寿祝いの食事会を自宅で開催する場合、どのような料理を用意して当日を迎えれば良いのでしょうか。
ずばり、長寿祝いでもてなしたい料理は、縁起が良く見栄えが華やかなものでしょう。
長寿祝いの定番料理をいくつか挙げていきますので、まだ料理が決まっていない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
●ちらし寿司
おめでたい記念日やパーティーにおいて、山海の幸をふんだんに使ったちらし寿司は、縁起物の定番とされる料理です。
豪華な存在感からテーブルに色彩豊かな彩りを演出しつつ、長寿祝いを盛り上げてくれるでしょう。
また、老若男女問わず、大人数でもみんなで分けながら食べられるので、お祝いの席では喜ばれる一品です。
●赤飯
お祝いの席に定番の料理といえば、赤飯は欠かせません。
日本では、古くから赤色には邪気を祓い、魔を除ける力があると考えられ、おめでたいお祝い事で食べられるようになりました。
また、赤飯に添えられた南天の葉は、「難を転ずる」という言葉にも掛けられ、縁を担ぐ縁起物として好まれています。
●子どもも大好きな唐揚げやローストビーフ
親戚を含めた大人数で食事会をする場合、特に唐揚げやローストビーフは喜ばれます。
十分な量を作れるうえに、子どもも喜んで食べてくれるでしょう。
また、ローストビーフは長寿祝いの主役でもやわらかく食べやすいので、おもてなしの料理としてぴったりです。
長寿祝いに欠かせないプレゼント!お祝いと感謝の気持ちを込めて贈ろう
これまでに、長寿祝いで食事会を開催するうえで押さえておきたいポイントを詳しくお話ししてきました。
最後にご紹介していくのは、長寿祝いの食事会で欠かせないサプライズプレゼントです。
これからの人生をますます楽しんでもらえるように、日頃の感謝を込めてプレゼントを用意しましょう。
●フラワーギフト
ボリューム感のある華やかなフラワーギフトは、お祝いには定番のプレゼントです。
色とりどりの花を束ねて贈っても良いですが、長寿祝いでは長寿のイメージカラーに合わせて色合いをまとめることがおすすめです。
例えば、還暦(60歳)は赤、古希(70歳)と喜寿(77歳)は紫、傘寿(80歳)と米寿(88歳)は黄というように、年齢のテーマカラーに沿ったフラワーギフトを依頼すると良いでしょう。
また、長寿祝いでは、プリザーブドフラワーの写真立てが人気で、思い出の写真とともに長く花を楽しむことができます。
●ケーキ
食後のデザートとして用意するサプライズケーキは欠かせません。
ケーキの種類や大きさは、主役の好みに加え、お祝いに居合わせる人数によって決めていきます。
また、長寿の年齢に合わせたテーマカラーでデコレーションをしたり、メッセージを書いたり、写真を転写するなど、喜ばれるようなアレンジを加えると良いでしょう。
ケーキ屋さんでオーダーするのも良いですし、手作りでケーキを作っても良いですね。
お祝いにふさわしい華やかなケーキをプレゼントしましょう。
食事会をかけがえのない思い出に
長寿祝いの食事会では、主役にとって心から喜んでもらえるようなお祝いの席を用意したいものです。
そのためには、食事会を開催する場所や招待人数、それに合わせた予算を押さえ、あらかじめしっかり準備をすることが大切です。
今回の記事を参考に、主役にとって一生のかけがえのない思い出になるような食事会を計画してくださいね。