就職祝いは新社会人を激励するプレゼントを贈ろう【男性編】

2021年01月24日

新社会人への新たな一歩を踏み出す男性に、就職祝いを贈ろうと考えている方もいることでしょう。

社会での活躍を激励するような就職祝いを贈りたいものですが、どのように選べばいいのか悩み、なかなかプレゼントが決まらないことも多いですよね。

そこでこの記事では、就職祝いの選び方や相場を踏まえながら、男性に喜ばれるおすすめの就職祝いをご紹介していきます。

就職祝いを贈る意味合いとプレゼントの選び方

厳しい就職活動を乗り越えて、晴れて社会人となる男性にとって、就職は人生の大きなターニングポイントであり、記念すべきイベントです。

そんな社会人を祝福する就職祝いでは、内定を勝ち取ったことに対するお祝いの気持ちに加え、これから羽ばたいていく新社会人にエールを送る意味合いが込められています。

さらに、就職は親元から離れて自立するタイミングになることから、感慨深い巣立ちの記念としてお祝いする方もいることでしょう。

そのため、就職祝いでは、このような3つの気持ちが伝わるプレゼントを選ぶと良いでしょう。

また、就職祝いの具体的なプレゼント選びでは、これからの仕事で役立つ実用性の高いものが喜ばれます。

したがって、就職する職種に合ったアイテム、もしくはどんな職業でも活躍する必需品をプレゼントに選ぶことが望ましいです。

その他にも、親元から巣立って一人暮らしをする社会人には、日用品や家電といった生活必需品を贈るなど、新生活をサポートするアイテムが選ばれます。

男性に贈る就職祝いのプレゼント相場は?

男性に贈る就職祝いのプレゼント選びでは、予算相場も押さえておきたいポイントです。

プレゼントを贈るどんなお祝い事でもそうですが、プレゼントの相場は贈る相手との関係性によって変わり、身近であるほど高額になる傾向があります。

一般的に、親から息子に贈る場合は30,000円前後、孫の場合は30,000~50,000円、兄弟の場合は20,000~30,000円程度が相場とされています。

また、甥・姪の場合は10,000円~20,000円、それ以外の親戚の場合は5,000~10,000円程度が相場となります。

ただし、親戚だからといって必ずしも贈らなければならないわけではないため、普段合わないような親戚にまで就職祝いを贈る必要はありません。

普段から親睦のある親戚であれば、お祝いの気持ちを込めて贈ると良いでしょう。

また、就職祝いの多くは身内や親戚といった身近で贈られますが、その他にも親しい友人や恋人に贈る場合は、5,000円~10,000円程度を目安に考えると良いでしょう

押さえておきたい就職祝いのマナー!プレゼントを贈るタイミング

男性の就職祝いに贈るプレゼントの選び方や予算相場に加えて、次に知っておきたいのはプレゼントを贈るタイミングです。

就職祝いでは贈答のマナーを基本としますから、親しき仲でも押さえておくのが礼儀でしょう。

一般的に、就職祝いは就職が決まったらできるだけ早いタイミングで贈るのが望ましいとされています。

とはいえ、内定の時点で就職祝いを贈るのは、万が一の内定取り消しや辞退を考慮すると早すぎるタイミングです。

そのため、正式に雇用契約を結び、晴れて就職先が決まった後に渡すのがベストで、入社式までの間に贈るのが良いでしょう。

ただ、入社式までとはいっても、就職先の中には入社前に研修を行うところもあるため、それを見越したうえで余裕を持って渡すことが望まれます。

また、就職祝いを贈るタイミングを逃してしまった場合は、遅くとも入社日から1か月以内に渡せると良いですね。

男性に喜ばれる就職祝のプレゼント!スーツとセットの「ネクタイ」

就職祝いを贈るうえでのポイントを押さえたところで、ここからは男性に喜ばれるおすすめの就職祝いのプレゼントをご紹介していきましょう。

まずご紹介するのは、男性に贈る就職祝いの定番「ネクタイ」です。

社会人になると、スーツは男性にとって必須アイテムと言えるほど着用する機会が多くなり、当然それとセットでネクタイも必要になります。

特に、職場で毎日スーツを着用する男性にとっては、ネクタイはいくつあっても困らないでしょう。

就職先でスーツを着ることがなくても、社会人は冠婚葬祭などのフォーマルな場に出席する機会が多くなりますから、職種に問わずネクタイは重宝されるでしょう。

就職祝いにネクタイを贈るうえでは、第一に上質であること、そして汎用性のある着回しやすい色・デザインを選ぶことがポイントです。

例えば、ブルーやネイビー系のカラーは一般的なダーク系スーツに合わせやすく、清潔感のあるスマートな印象を相手に与えてくれます。

また、ネクタイには「オーソドックス」「ナロータイ」「ワイドタイ」の3種類がありますが、どんなシーンでも万能に使える「オーソドックス」がおすすめでしょう。

足元のみだしなみも大切!男性の就職祝いには「革靴」も人気

男性に贈る就職祝いのプレゼントでは、ビジネスマンには欠かせない「革靴」も人気のアイテムです。

「身だしなみは足元から」と言われるように、革靴は社会人として特にチェックされるポイントで、印象を左右する要素でしょう。

また、毎日酷使する革靴は消耗品でもあるため、何足あっても困らず重宝されます。

特に上質なブランド革靴であれば、手入れ次第では10年以上と長く愛用することができますし、何より社会に羽ばたくうえで記念となる特別なプレゼントになります。

男性に革靴を贈るうえでは、まず普段使っているサイズよりも1cm小さいサイズを選ぶことがポイントです。

というのは、革靴は通常のスニーカーよりもやや大きめに作られているからで、最初はきついと感じることがあっても、使い込んでいくうちに段々となじんでいくでしょう。

また、カラーは上品で落ち着いたブラックに、装飾のないストレートチップが定番です。

仕事以外でも冠婚葬祭などで幅広く活躍するため、就職祝いでは必ず喜ばれる品でしょう。

就職祝いには社会人の必需品「名刺入れ」もおすすめ

最後にご紹介する男性におすすめの就職祝いでは、「名刺入れ」も定番のプレゼントでしょう。

名刺入れは、これまでご紹介したネクタイや革靴と同様に、社会人として必需品とも言えるビジネスアイテムです。

名刺入れの場合、着用する衣類のようにサイズを気にする必要がないため、選びやすい就職祝いと言えます。

また、社会人としての自覚が持てるアイテムでもあるため、これから始まる仕事に対してより意欲的な気持ちで臨むことができるでしょう。

就職祝いで贈る名刺入れ選びでは、まずビジネスシーンにふさわしい落ち着いたデザインを選ぶことがポイントです。

一般的には、ブラックやブラウン、ネイビーといったスーツになじむシンプルなカラーを選びます。

また、自分の名刺と頂いた名刺が混在しないように、忙しくても整理がしやすく使いやすいものを選ぶことがおすすめです。

中でも、社会人として箔がつくようなブランドものを選ぶと、使うたびに気持ちが上がることでしょう。

新社会人としての気持ちを高める贈り物を

新社会人として社会に羽ばたく男性には、就職活動を乗り越えた祝福に加え、仕事への意欲がみなぎるようなプレゼントを贈りたいものです。

中でも、就職先で毎日使うようなビジネスアイテムは、社会人としてのやる気をより高めてくれるはずです。

今回の記事を参考に、新たな船出となる就職を大いに応援してあげましょう。