友達の実家訪問に用意したい!喜ばれる手土産の選び方は?

2021年09月12日

友達の実家に訪問するとき、お世話になる心遣いとして用意したいのが手土産です。

しかし、いざ手土産を用意するとなると、どれくらいの金額で、どのようなものを選べばいいのか悩むところですよね。

そこでこの記事では、友達の実家に持参する手土産の適切な金額や選び方など、手土産のマナーついて詳しくお話ししていきます。

友達の実家訪問で用意したい手土産!感謝を伝える心遣い

友達の実家にお邪魔する際は、どんなに仲の良い友達であれ手土産はぜひとも用意しておきたいところですよね。

礼を重んじる日本において、自分を迎え入れてくれる人に対して感謝を伝えることはごく自然なことで、特に大人であればなおさら常識的なマナーと言えます。

ただ、確かに必ずしも手土産を用意しなくてはいけないわけではありませんし、中には手土産を用意しない方もいるかもしれません。

しかし、常識的なマナーであることを考えると決して望ましい態度とは言えないでしょう。

やはり人の家にお邪魔するわけですから、「お世話になります」という気持ちを込めて手土産を用意するのが礼儀であり、相手にとってもより気持ち良く迎え入れることができますね。

また、手土産は友達家族とコミュニケーションをとるきっかけにもなるので、気持ち良く訪問するためにもぜひ手土産は用意するようにしましょう。

友達の実家に訪問!手土産を用意する前にチェックしておきたいこと

友達の実家に手土産を持っていくのであれば、せっかくですから喜ばれるものを用意したいところです。

しかし、手土産といっても目移りするほどたくさんの種類がありますし、そんな中からどのような手土産を選べばいいのか悩んでしまいますよね。

ではまずは、手土産を選ぶうえで押さえておきたい確認事項について見ていきましょう。

●友達家族の人数

友達家族の人数は、手土産の内容量を決めるうえで欠かせない情報です。

例えば、個包装であれば何個入りにするのか、切り分けタイプならどのくらいの大きさが妥当なのかは、友達家族の人数から考えると良いでしょう。

●家族構成

年配の方や子供がいるのであれば、年齢問わず食べやすいものを選ぶのがおすすめです。

子供に不向きな食べ物や、高齢者には食べにくい手土産は避けたほうが良いでしょう。

●好き嫌いやアレルギー

せっかく手土産を用意しても、相手の苦手なものだったり、アレルギーがあってはお互い残念な気持ちになってしまいます。

そのため、好き嫌いやアレルギーの有無なども事前に確認しておきたいポイントです。

友達の実家に喜ばれる手土産の選び方!ポイントは3つ

では続いて、友達の実家に用意する喜ばれる手土産の選び方を具体的に見ていきましょう。

押さえておきたいポイントは3つです。

●日持ちするもの

手土産選びの基本といえば日持ちをするもので、焼き菓子や和菓子、ゼリーといったものが人気です。

生スイーツやフルーツなどの生ものでも良いですが、足が早いと相手の負担になってしまう場合があるでしょう。

●限定品や特産品

友人の実家に用意する手土産ですから、かしこまった格式高さよりも「話題性」に重点を置いて選ぶことが望まれます。

例えば、住んでいる地域が違えば地域の特産品や名物がおすすめで、自分の地元を知ってもらえるきっかけにもなりますし、盛り上がるでしょう。

反対に、訪問宅の近所で手に入る手土産は、話題性にも欠けるうえ、急いで用意した間に合わせの印象を与えるため、避けたほうが無難です。

また、今しか手に入らない季節限定品も貰って嬉しい手土産ですね。

●普段自分では買わないもの

限定品に加え、なかなか手に入らないような人気のグルメは、特別感あふれる喜ばれやすい手土産の一つでしょう。

以上のように、基本的には日持ちがすることをポイントに、話題性が膨らむ特別感のあるものを選ぶことがおすすめです。

当日になって慌てて用意することのないように、前もってしっかり準備するようにしてください。

友達の実家に用意する手土産の予算目安は?

友達の実家に手土産を用意するうえでは、適切な予算目安も押さえておきたいところですよね。

というのも、そもそも手土産とは、お邪魔する際に挨拶代わりとして持っていくちょっとした物ですから、あまりに高価なものを用意してしまうと相手の負担になってしまいます。

そのため、あくまで挨拶程度であることを踏まえ、気を遣わせない予算で用意するのが望ましいでしょう。

とはいえ、気を遣わせるからとあまりに安価な安っぽい手土産では、かえって相手の失礼になってしまいます。

したがって、高価すぎず安すぎない2000円程度を目安に予算を設定するのが良いですね。

なお、友達の実家にすでに複数回お邪魔している場合は、1000円程度の軽い手土産で済ましても問題ないでしょう。

手土産を用意するうえで気を付けたい注意点

友達の実家に持っていく手土産の選び方を詳しく見てきましたが、選ぶうえでは注意したいこともあります。

それは、複数人で友達の実家にお邪魔をする場合です。

例えば、複数人で一つの手土産を用意するぶんにはいいですが、それぞれ手土産を用意する場合、品物が被る可能性もあります。

せっかくの手土産が被ってしまっては、友達家族も用意したほうも、その場にいるみんなががっがりしてしまいます。

そのため、それぞれで手土産を持参する場合は、どんな手土産を用意するのか事前に話し合っておいたほうが心配はないでしょう。

もしくは、複数人でお金を出し合って手土産を用意することも一つの方法です。

それぞれが少ない負担で、かつ予算的にも少し高級な手土産を購入することができるますし、いくつも手土産を渡すわけではないので相手の負担になりません。

いずれにしても、複数人のメンバーで訪問する際は、手土産についてあらかじめしっかり話し合っておきましょう。

手土産をスマートに渡すタイミングと渡し方

これまでに、友達の実家に用意する手土産の選び方や注意点について詳しくお話ししてきました。

しかし、手土産もばっちり準備したもの、いざ友達の実家にお邪魔するとき、どのように手土産を渡せば良いのか悩んでいる方もいるかもしれませんね。

特に、初めて友達家族に会う場合は、緊張のあまり手土産を渡すタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。

まず、手土産を渡すタイミングは、部屋に通されてあらためて挨拶をした後です。

挨拶代わりとなる手土産ですから、その流れで渡すのが自然なタイミングと言え、そのまま会話づくりのきっかけにもなります。

渡す際は、入れてきた紙袋ごと渡しがちですが、基本的に手土産は紙袋から取り出し、中身だけを相手に渡します。

「地元で有名な特産品です」「みなさんで召し上がってください」など一言添え、生ものの場合はそのことを伝えると親切でしょう。

ただし、場合によってはタイミングが合わない場合もありますから、そのときは状況に応じて手土産を渡すようにしましょう。

喜ばれるちょとした手土産を

友達の実家にお邪魔をするうえでは、感謝を伝える手土産が欠かせません。

とはいえ、あまり張り切りすぎて高価なものを選んでは気を遣わせてしまうので、あくまで挨拶代わり程度の手土産を選びことがポイントです。

今回の記事を参考に、気持ち良く迎え入れてもらえるような手土産を探してみてくださいね。