開店祝いにはどんな観葉植物を贈る?おすすめはオリーブ!
2021年08月08日友人や知人、お世話になっている方の開店祝いに、観葉植物を贈ろうと考えている方もいることでしょう。
ひとくちに観葉植物といっても種類は実に豊富ですが、今回おすすめするのは「オリーブ」です。
オリーブは開店祝いに縁起の良い花言葉を持ち、インテリアグリーンとして映えることから、開店祝いに人気の観葉植物です。
この記事では、オリーブが開店祝いに選ばれる理由から、オリーブの種類や選び方について詳しくお話ししていきます。
目次
開店祝いに観葉植物が人気の理由とは?
開店祝いといえば、開店という新たな門出を祝福し、商売繁盛や事業成功を祈る喜ばしいお祝いの機会ですよね。
一般的によく見かけるのは、オープンしたお店を華々しく彩るスタンド花や胡蝶蘭といったフラワーギフトでしょう。
また近年、フラワーギフトの他にも開店祝いの贈り物として選ばれているのが「観葉植物」です。
「なぜ開店祝いに観葉植物が?」と疑問に思う方もいるかもしれませんね。
まず人気の理由には、観葉植物が「根を張る鉢植え」であることから、地域にその店や事業が「根付く」という縁起の良い願いが込められていることにあります。
また、観葉植物はおしゃれなシルエットが多く、ナチュラルなインテリアグリーンとして店内を彩ってくれることも喜ばれるポイントでしょう。
そして、あまり負担なく手軽に育てられることから、バタバタしがちな開店時の贈り物にはぴったりと言えます。
さらに、観葉植物の多くが縁起の良い花言葉を持つこともあり、中でも開店祝いに人気なのが「オリーブ」です。
では、開店祝いに喜ばれるオリーブについて、次項から詳しく見ていきましょう。
開店祝いになぜオリーブが人気?オリーブとはどんな観葉植物?
開店祝いに贈られる観葉植物の中でも、オリーブはその外観と縁起の良い花言葉が根強い人気を集めています。
そもそもオリーブとは、太陽の光が降り注ぐ温暖な地中海沿岸地域などで栽培される植物で、実から採れるオリーブオイルは私たちの食卓に馴染み深いですよね。
旧約聖書にも登場するほど古くから「平和の象徴」でもあり、ハトがオリーブの葉をくわえるデザインは印象的な平和のシンボルです。
また、なにより魅力的なのはそのおしゃれな樹姿と葉で、見ているだけで癒され、安らぎを与えてくれる外観は、多くの人から愛される店のインテリアグリーンとしてぴったりでしょう。
そんなどこか憧れるオリーブの花言葉は、「平和」「安らぎ」「勝利」です。
これは、堅実な事業の成功を願う開店祝いにはふさわしい花言葉で、中でも落ち着いた安らぎや癒しを求める飲食関連には嬉しいですね。
さらに、観葉植物としても耐久性があるため、バタバタした開店時でも栽培しやすい魅力がポイントでしょう。
開店祝いの観葉植物におすすめのオリーブは?
開店祝いとして魅力がいっぱいのオリーブは、実は世界的に見ると1,200~1,300以上にも及ぶ品種があります。
一般的に流通している品種は主に6種類ですが、まず、中でも開店祝いのギフトとしておすすめなのが「コロネイキ」です。
コロネイキとは、可愛らしい小ぶりな果実が特徴的な品種で、ギリシャで栽培されるオリーブの約半数を占めると言われています。
葉も小さく可憐に生い茂る姿形から、開店祝いをはじめ、新築祝いや移転祝いなど、幅広い贈答のシーンに選ばれています。
次におすすめのオリーブの種類は、「チプレッシーノ」です。
チプレッシーノはイタリアのシチリア島で栽培される品種で、楕円形の果実に銀葉系の大きめな葉が特徴です。
美しいシルバーの葉色と育てやすさから、こちらもコロネイキと同様に観葉植物のギフトとして選ばれることが多いでしょう。
ここでは割愛しますが、この他にもルッカやマンザニロ、ネバディロ、ミッションといった品種があるので、気になる方はチェックしてみると良いでしょう。
開店祝いに贈るオリーブの選び方!サイズ選びも大切
前項では、開店祝いにおすすめのオリーブの種類をご紹介してきましたが、選ぶうえではさらにそこから考慮したいことがあります。
まずは、スペースや扱いやすさを配慮した「サイズ」です。
観葉植物の植木鉢のサイズは、「号」という単位で表されます。
開店祝いに贈られる一般的な観葉植物のサイズは、6号から大きくても10号鉢の大きさです。
「1号=1寸」、つまり3センチですから、「号鉢×3センチ」で鉢の大きさをイメージすると良いでしょう。
中でも開店祝いとして人気のサイズは6号で、エントランス脇のサイドテーブルや棚の上などにさっと飾ることができる収まりの良い大きさです。
開店祝いとしてより存在感ある大きいサイズを選びたいという方は、あらかじめ店内に飾るスペースを聞いたうえで贈ることが望ましいです。
あまりに大きいサイズだと、置き場がなく邪魔になる可能性もあるので、事前にしっかり相談しておくようにしましょう。
また、サイズの他にも、選んだオリーブのデザイン性がお店の雰囲気に馴染むかどうかもイメージしておきましょう。
オリーブの育て方も押さえておこう!
開店祝いに観葉植物のオリーブを贈るうえでは、贈る側としてオリーブの育て方にも目を通しておきたいところですよね。
オリーブの種類によっては耐性などが変わってはくるものの、水やりは種類を問わず、表土が乾いたらたっぷり水をあげることがポイントです。
そのため、夏はできるだけ毎日水やりをすることが望ましいですが、反対に冬は1週間に1回程度と少し乾燥するくらいの水やり頻度が理想でしょう。
また、水やりの他にも気を付けたいことは、日当たりです。
オリーブの原産は、太陽の光が降り注ぐ温暖な地中海ですから、日当たりの良い窓際に置くことが望まれます。
一方で、基本的に耐寒性はあまり強いほうではなく、マイナス3℃以上の室温で栽培できるようにします。
ただし、種類によっては-12℃まで耐えるものもあるため、贈る品種の耐寒性を確認しておくと良いでしょう。
剪定を行う場合は、種類を問わず、オリーブの休眠期である2~3月を目安に短く刈り込みますが、オリーブの木が小さい場合は剪定をする必要はありません。
以上の基本的な栽培の知識は、贈る側としてしっかり押さえておくようにしましょう。
開店祝いの予算相場からオリーブの予算を考える
開店祝いに観葉植物のオリーブを贈るうえで、最後に押さえておきたいのは予算相場です。
まず、開店祝いの予算相場は、全体で見ると5,000~50,000円程度と大きな幅があります。
これは贈る相手との関係性によって変わってくるもので、さらに細かく見ていくと、友人や知人の場合は5,000円~10,000円、取引先の場合は10,000~30,000円、身内の場合は20,000~30,000円程度が相場となっています。
一方、オリーブの価格帯を見てみると、5,000~50,000円までかなり広い予算の選択肢があるので、相手との関係性を考慮した予算で選ぶと良いでしょう。
また、オリーブの価格は、当然ですが鉢が大きければ大きいほど高くなります。
例えば、一般的な6号鉢は8,000円前後、8号鉢になると15,000円前後になるので、予算とサイズを照らし合わせながら贈る相手の店にあったオリーブを探してくださいね。
門出のお祝いにオリーブを贈ろう
これまでに、開店祝いにおすすめする観葉植物のオリーブについて詳しくお話ししてきました。
オリーブは事業成功や繁盛を願う開店祝いにはぴったりの花言葉を持ち、そのおしゃれで安らぐ樹姿もギフトとして人気であることが分かりました。
オリーブは同じ品種でもシルエットがそれぞれに異なりますから、店のインテリアに合ったものを選べると良いですね。
開店という喜ばしい門出のお祝いに、素敵なオリーブをギフトとして贈ってくださいね。