出産祝いのプレゼントにはベビー服を!サイズ選びのポイント

2022年08月14日

兄弟姉妹や親しい友人の出産祝いには、やはり定番のベビー服をプレゼントしたいですよね。

しかし、いざお店に行ってみると、さまざまなサイズのベビー服が陳列されていて、選ぶのに困ってしまう方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ベビー服をプレゼントするうえで大切なサイズ選びを中心に、押さえておきたい注意点やポイントを詳しくお話ししていきます。

出産祝いの定番プレゼントはベビー服!喜ばれる理由

出産祝いのプレゼントといえば、赤ちゃんが身に付けるベビー服が定番ですよね。

ママにベビー服が喜ばれる理由としては、まず赤ちゃんは頻繁に着替える機会が多いことが挙げられます。

実は、赤ちゃんは汗腺の密度が高いことから汗かきで、大人の2~3倍もの汗をかくと言われています。

そのため、1日に着替える回数も多いことから、ベビー服は何着あっても困らないプレゼントとして大変重宝されます。

また、出産前に洋服を何着も用意していても、意外と外出用のベビー服を持っていない方も少なくありません。

というのは、お出かけ用のおしゃれなベビー服は家用のものよりも高価なこと、そして赤ちゃんの成長スピードが早いことから、なかなか自分で購入するのに躊躇してしまうという方もいるからです。

このような理由もあり、自分では買わないおしゃれなベビー服は、出産祝いにとても喜ばれているようです。

とはいえ、ベビー服を買ったことがない方にとっては、どのようなサイズを選べば良いのか分からないものです。

では次項から、ベビー服選びで悩まされるサイズについて見ていきましょう。

プレゼント選びで悩むベビー服のサイズ表記!国内と海外の表記

お店に並んだベビー服を見てみると、サイズ表記が一般的な服とは異なるため、戸惑う方も多いかもしれませんね。

まず、日本国内におけるベビー服のサイズ表記では、基本的に赤ちゃんの「身長」を基準に、「50」「60」「70」というように10cm刻みでサイズ展開がされています。

サイズ表記には目安体重をはじめ、参考月齢も記載されていますが、あくまで月齢は参考程度に、必ず身長・体重に合ったサイズを選ぶようにしましょう。

また、ベビー服には国内ブランドだけでなく、輸入された海外ブランドも展開されています。

海外ブランドの場合、サイズ表記は国内と異なり、赤ちゃんの「月齢(months)」を基準に、「3m」「6m」「9m」と表記されていることが一般的です。

とはいえ、赤ちゃんの成長には当然個人差があるので、国内のものと同様に、併せて記載された身長・体重を考慮したうえでプレゼントを選ぶことが大切でしょう。

ベビー服のサイズ選びのポイント!赤ちゃんの成長スピードを考える

ベビー服のサイズ表記について見てきたところで、プレゼントでサイズを選ぶ際のポイントと注意点を見ていきましょう。

まず、押さえておきたいポイントは、赤ちゃんの成長スピードを考慮した選び方をすることです。

出産祝いというと、生まれたての赤ちゃんに新生児用のベビー服を贈ろうと考える方も多いかもしれません。

贈ってもすぐに着てもらえますし、なんといっても新生児ならではの特別な可愛らしさは出産祝いにぴったりですよね。

しかし、赤ちゃんの成長スピードは目覚ましく、あっという間に成長してしまいますから、新生児用の50・60のベビー服はすぐにサイズアウトしてしまうでしょう。

せっかく可愛らしい服をプレゼントしても、着てもらえる機会がなければお互いが残念です。

そのため、出産祝いでベビー服をプレゼントするうえでは、生後6か月~1才半頃までが参考月齢になる「70・80サイズ」を選ぶことがおすすめされます。

特に、「80サイズ」は赤ちゃんが活発に動く1才の時期に着用してもらえますし、なにより長い期間楽しんでもらえることでしょう。

ベビー服のプレゼントは80サイズがおすすめ!種類豊富な魅力も

ベビー服のプレゼントにおすすめする80サイズは、より長く着てもらえるメリットに加え、服の種類が豊富に展開されている魅力もあります。

まず、70以下のサイズの場合、一般的には上下の繋がったプレオールタイプがほとんどですが、80サイズからは上下が分かれたセパレートタイプの服がメジャーになります。

というのは、1才頃になると赤ちゃんの動きも活発になり、つかまり立ちをしたり、歩けるようになる子も多くなるため、プレオールタイプでは動きづらくなるからです。

このことからも、プレオールタイプはただでさえ着られる期間が短いことが分かりますし、新生児用であればむろんでしょう。

さらに、セパレートタイプは、プレオールに比べるとデザインも豊富で、出産祝いのプレゼントにぴったりなおしゃれなベビー服も探しやすくなります。

選び甲斐もあるので、プレゼントにはぜひ80サイズのおしゃれなセパレート服を選んでみてはいかがでしょうか。

サイズ以外にも注目したい!ベビー服の素材選び

これまでに、出産祝いにプレゼントするベビー服のサイズ選びについて見てきましたが、サイズ以外にも着目したいのが「素材」です。

赤ちゃんの肌はとてもデリケートで、大人の皮膚と比べると約半分の厚さしかないと言われています。

そのため、肌に直接身に付けるベビー服には、赤ちゃんの繊細な肌と季節感を考慮した素材選びが求められます。

まず、出産祝いのプレゼントで失敗がないのは、通年で使える「オーガニックコットン」や「綿100%」、「ガーゼ」などの素材です。

季節を問わず1年を通して着用できますし、敏感肌にもふんわりやさしいため、赤ちゃんにとってストレスのない着心地を実現してくれるはずです。

また、これらの素材は通気性や放湿性にも優れているため、汗をたくさんかく赤ちゃんに適した素材でしょう。

さらにこの他にも、伸縮性に優れた柔らかな素材の「フライス」も季節問わずおすすめです。

季節に合わせた素材の選び方!敏感肌をやさしく包む服を

引き続き、出産祝いにベビー服をプレゼントするうえで、デリケートな肌と季節感を考慮した素材選びについて見ていきましょう。

【夏】

汗かきの赤ちゃんにとって、夏の暑さは蒸れや肌荒れを引き起こす大敵です。

そのため、通気性と吸水性、伸縮性に優れた「パイル」や「天竺」、「メッシュ」、「ガーゼ」などの素材がおすすめです。

また、夏場は1日に何回も着替えること、そして短肌着だけで過ごすことも多いので、ベビー服に加えて、肌着をセットでプレゼントしても喜ばれます。

さらに、エアコンや日差し対策として、綿素材のボレロやおくるみ、帽子などを選ぶのも良いでしょう。

【冬】

寒い冬は保温性はもちろんですが、体温調節が上手くできない赤ちゃんを考慮して通気性にも着目すべきです。

そのため、冬用のベビー服には「接結天竺」や「キルトニット」の素材がおすすめです。

また、羽織るだけで防寒着として使えるパイル素材のポンチョ、睡眠用には綿100%のスリーパーをプレゼントしても喜ばれます。

以上のように、ベビー服はサイズに加えて、季節感と肌を考慮した選び方を押さえておきましょう。

より長く楽しんでもらえるベビー服を贈ろう

出産祝いにプレゼントするベビー服では、つい新生児用の可愛らしいサイズを選んでしまいがちです。

しかし、赤ちゃんはあっという間に成長しますから、より長く着てもらうためにも70~80サイズのベビー服がおすすめされます。

特に80サイズは種類も豊富なので、喜ばれるベビー服を選ぶことができるでしょう。

また、サイズだけでなく、赤ちゃんにやさしい素材選びも考えてみてくださいね。