婚礼のシーンに着こなすおしゃれなネクタイ色をご紹介!

2021年10月17日

結婚式という婚礼のシーンに招待された際、服選びの中でも男性ゲストが悩むのがネクタイです。

近年では、披露宴で着用できるネクタイの色柄バリエーションも増え、せっかくならおしゃれをして晴れの舞台を祝福したいという方も多いでしょう。

そこでこの記事では、婚礼シーンを控える男性ゲストに向けて、押さえておきたいネクタイ選びのマナーから、おすすめの色柄を詳しくご紹介していきます。

婚礼のシーンにふさわしいネクタイマナー!近年の傾向は?

職場の先輩や同僚、親しい友人など、婚礼のシーンにお呼ばれする機会には、コーディネートも張り切りますよね。

特に、首元から胸元に位置するネクタイは、全体の着こなしや印象を決める重要なポイントであるため、おしゃれでクールな選び方をしたいところです。

とはいえ、おめでたいフォーマルな席ですから、まずは婚姻のシーンにふさわしいネクタイマナーと近年の傾向を押さえることが何より大切です。

まず、結婚式でゲストが着用するネクタイといえば、昔から「白無地」が定番で、「結婚式=白ネクタイ」とイメージする方は多いでしょう。

しかし、近年の結婚式では、白は親族や年配男性が身に着ける色として認識が強く、主賓や親族側と被らないためにも、白ネクタイは今や着用が減少している傾向にあります。

また詳しく後述していきますが、このことから若い男性ゲストには白よりも光沢のあるシルバーネクタイ、もしくはカラーネクタイが主流となっており、マナーとしても受け入れられています。

ただし、白ネクタイ自体がNGであるわけではなく、あくまで近年の傾向なので、白ネクタイも結婚式に着用することができます。

婚礼のシーンで避けたいネクタイ色・柄は?

近年の傾向では、若い男性ゲストの白ネクタイの着用が減っていることが分かりましたが、これに関連して婚礼のシーンでは注意したいネクタイ色・柄があります。

では、婚礼のシーンにふさわしいネクタイマナーを見ていくうえで、まずは避けるべきネクタイ色・柄を見ていきましょう。

●黒ネクタイ

黒ネクタイは葬儀などの弔事で着用することから、お祝いの席には望ましくない色です。

確かに、海外の結婚式では黒ネクタイを締めるゲストが多く見られますが、弔事を連想させる日本ではやはり避けるべきでしょう。

●アニマル柄

婚姻だけに限らず、かしこまったフォーマルなシーンにおいて、アニマル柄のネクタイはマナー違反です。

また、アニマル柄以外にも、悪目立ちする派手で奇抜なネクタイ柄は避けてください。

あくまで主役は新郎新婦であることを忘れず、ホスト(新郎新婦)側に恥をかかせないためにも、これらのNGマナーはしっかりを押さえておきましょう。

婚礼のシーンで着用されるネクタイの種類

ではここからは、婚礼のシーンで男性ゲストが着用するネクタイについて詳しく見ていきます。

まず、結婚式で使われるネクタイには、主に3つの種類が挙げられます。

①ベーシックネクタイ

結婚式において、ベーシックネクタイは馴染み深く、多くの男性ゲストが選ぶ定番のネクタイです。

②ボウタイ

いわゆる蝶ネクタイで、ベーシックと比べるとより華やかに、おしゃれに着用できるのがボウタイです。

本来は燕尾服やタキシードに合わせる正礼装のネクタイですが、礼服やダークスーツのベーシックなカラーシャツに合わせても問題ありません。

華やかなパーティー感を演出できるため、祝辞や乾杯の挨拶、スピーチなどの役割がある方におすすめのネクタイです。

③バロックタイ

ネクタイの中でも格式高く、結婚式では新郎新婦の父方が着用するネクタイです。

またその他にも、親族や主賓で参列する場合にも着用されます。

以上のように、種類によってはシーンや着用する人を選ぶ場合がありますから、参列するうえでの立場を考えて選ぶと良いですね。

では次項から、誰もが悩むネクタイの色選びについて詳しく見ていきましょう。

婚礼のシーンで選ばれるネクタイの定番色!悩む方はスタンダードな色を

婚礼のシーンで選ばれるネクタイ色は、近年になって様々なカラーバリエーションが展開されるようになりました。

ここからは定番のネクタイ色から季節に合わせたおしゃれな色を一挙ご紹介していきます。

まずは、男性ゲストに多く選ばれる定番色を見ていきましょう。

●白

近年では、ホスト側と被らないためにも避けられがちではあるものの、おめでたいフォーマルなシーンでは定番色といえます。

上品で華やかな見た目は、挙式をはじめ、披露宴、二次会と幅広いウェディングシーンで着用することができます。

色を選ぶ際は煌びやかな光沢感を意識し、おめでたいパーティ感を演出しましょう。

●シルバー(グレー)

婚礼という喜ばしいフォーマルなシーンにふさわしいシルバーは、ホスト側と被ることもなく着用できる人気のネクタイ色です。

お祝いにぴったりの光沢感が上品に、かつエレガントな着こなしに仕上げてくれるので、色選びに悩んでいる方にはおすすめです。

シーズン別に着こなすおしゃれなカラーネクタイ!春と夏のおすすめ色

では、次にご紹介していくのは、婚礼のシーンでよりおしゃれに着こなすモードなネクタイ色です。

シーズン別にカラーネクタイをご紹介していくので、結婚式に参列する季節に合わせて参考にしてみてくださいね。

【春】

●ピンク

ピンクは、春の訪れを象徴する「桜」を連想させる色で、スプリングウェディングにはぴったりです。

ピンクにも様々な色がありますが、フォーマルな婚礼のシーンにおすすめなのは、淡いパステルピンクでしょう。

やわらかい優しい印象で、かつふんわりとしたお祝いの席を彩ってくれます。

普段ピンクに抵抗がある方でも着用しやすいでしょう。

【夏】

●ブルー

爽やかな清涼感を与える青は、夏真っ盛りのマリンテイストな色でしょう。

加えて清潔感もあり、夏の結婚式には人気のコーディネートといえます。

●イエロー

ひまわりを思わせるイエローは、そのエネルギーあふれる色調からお祝いの席をより盛り上げてくれます。

太陽がサンサンとこぼれる夏にはぴったりのカラーで、より明るい雰囲気を演出できます。

フレッシュな若いゲストにおすすめです。

季節感をネクタイのコーディネートに!秋と冬に合わせたい色

引き続き、婚礼のシーンにおすすめする季節別に合わせたネクタイ色をご紹介していきます。

【秋】

●オレンジ

紅葉を連想させるオレンジ色は、暖かみある秋らしい印象を演出するオータムウェディングにおすすめです。

オレンジといっても色選びも大切で、華やかな結婚式には明るいパステルオレンジ、二次会にはラフに着こなせるオレンジブラウンなど、深みのある色を選んでも良いでしょう。

●シャンパンゴールド

シャンパンゴールドとは、イエローとホワイトの中間色で、まさしく泡立つシャンパンをイメージさせる煌びやかなカラーです。

エレガントで豪華な見た目から、他と差をつけたい主賓や上司として参列する方におすすめです。

【冬】

●ホワイトやシルバー系

冬といえば、幻想的な銀世界をイメージすることでしょう。

特にクリスマスシーズンになると、結婚式場も一気にクリスマスムード満開になり、ロマンチックな会場演出が注目されます。

冬は日が落ちるのも早くなりますから、光沢感のあるホワイトやシルバー系でゴージャスな演出をすると良いでしょう。

マナーを押さえたネクタイ選びを

ここまで、婚礼のシーンに押さえておきたいネクタイマナーから、おすすめのネクタイ色を一挙ご紹介してきました。

以前に比べ、フォーマルに着用できるネクタイのバラエティーも豊富になりましたから、お祝いの席がより華やかになるような、おしゃれなネクタイが選べると良いですね。

ただし、あくまで主役は新郎新婦であることを忘れずに、TPOをわきまえたネクタイ選びをしていきましょう。