入学祝いの相場から孫が喜ぶ大学デビューの贈り物をご紹介

2022年10月23日

大変な大学受験を乗り越え、可愛い孫もついに春から大学生デビューです。

孫の成長を間近で見てきた祖父母にとって、孫の大学入学は自分のことのように嬉しいことでしょう。

そんな可愛い孫には、楽しいキャンパスライフが送れるような入学祝いを贈りたいものです。

そこでこの記事では、孫に贈る大学の入学祝いの相場やお祝い金の贈り方、喜ばれるプレゼントをご紹介していきます。

孫の大学の入学祝いに現金が喜ばれる理由は?

祖父母から孫に贈られる大学の入学祝いといえば、お祝い金となる現金が挙げられます。

大学は人生で大切な転換期とも言えますから、孫の大学の入学祝いに贈るために、コツコツとお祝い金を貯めてきた方もいることでしょう。

孫が大好きな祖父母にとっては、なにより楽しみの瞬間とも言えますよね。

そもそも大学の入学祝いに現金が喜ばれる理由には、大学に入学するにあたってなにかとお金がかかることが挙げられます。

まず、大学の入学費用をはじめ、一人暮らしをするうえでの引っ越し費用、家具家電を揃えるための費用、また大学の必需品にかかる費用など、とにかく物入りです。

また、大学生活が始まれば、友人やサークルでの交際費などもかかってくることから、お祝い金は入学祝いとして大変喜ばれています。

さらに、ものを贈るよりも、現金は本当に必要なものに自由に使えるので、何を贈るか悩んでいる場合は入学祝いにお祝い金を贈るのも良いでしょう。

大学の入学祝いに贈る現金の相場は?祖父母から孫へのお祝い金

では、孫の大学の入学祝いに現金を贈るにあたり、どのくらいの金額を包めば良いのでしょうか。

一般的に、祖父母から孫に渡される入学祝いの相場は、約30,000円~50,000円程度とされ、身内・親戚の中でも祖父母が最も金額が高くなる傾向にあります。

また、大学は教育課程の中でも最終段階になるため、中学や高校の入学祝いよりも相場は高くなるでしょう。

とはいえ、上記の金額はあくまで相場であり、家庭によっては大きく変わってきますので、参考程度に考えるのが良いですね。

実際、可愛い孫のため、また親への労いを込めて奮発してお祝い金を出したい方も多く、中には10万円という大きな金額を渡すケースも少なくありません。

ただし、あまりに高額な金額ですと、親の負担になり気を遣わせてしまうため注意が必要でしょう。

入学祝いの現金は孫に贈る?それとも親に渡す?

前項では、孫の大学の入学祝いに贈る金額の相場を見てきましたが、現金を贈るうえでは孫と親のどちらに渡すべきか悩む方もいるかもしれませんね。

せっかくの入学祝いなら孫に直接渡したいところではありますが、その前に踏まえておきたいことがあります。

まず、孫が大学生になるとはいえ、まだ自分で稼いで自立できる社会的立場にはなく、あくまで親の保護下にある学生であることを理解しなければなりません。

家庭の教育方針によっては、多額のお金を子供に持たせたくないと考える親もいることでしょう。

そのため、入学祝いに高額なお祝い金を検討している場合、本人に直接渡すのではなく、親に渡すのが望ましいと言えます。

とはいえ、せっかくの孫の入学祝いですから、いくらかは孫に直接渡し、残りは親に渡すのも良いでしょう。

いずれにしても、孫に入学祝いとして現金を贈る場合は、必ず親が把握できる渡し方をするのが望ましいですね。

大学の入学祝いを贈るうえで!現金を包むのし袋マナーを押さえよう

孫の大学の入学祝いを贈るうえでは、現金を包むのし袋のマナーも押さえておきたいところです。

まず、ご祝儀ののし袋には、主に「蝶結び」と「結び切り」の2種類の水引があります。

蝶結びは、ほどけても何度でも結び直せることから、入学祝いなどの「何度繰り返しても良いお祝い事」に用いられます。

一方、結び切りは、一度結べば固くほどけないことから、婚姻や葬儀など「一度きりのお祝い事・二度とも繰り返さない弔事」のシーンに使用されるので、選ぶ際には注意が必要です。

また、のし袋は包む金額によっても大きさや種類が変わってきます。

1万円程度であれば、水引が印刷された「多当折」ののし袋で良いですが、それ以上の金額の場合、直接水引がかけられたのし袋を選びます。

表書きには、「祝御入学」「御入学祝」「御祝」と筆ペン、もしくは毛筆で書いてください。

下段には、贈り主の名前をフルネームで、夫婦の場合は夫が右、妻が左になるように記入してくださいね。

また、中袋に包む金額を記入するのも忘れないようにしてください。

大学の入学祝いは現金以外にも!一人暮らしに欠かせないアイテムも人気

ではここからは、孫の大学の入学祝いにおすすめする現金以外のプレゼントをご紹介していきましょう。

●家電

大学入学を機に、一人暮らしを始める方も多いでしょう。

そんな物入りの一人暮らしデビューをする孫には、入学祝いとして家電も人気です。

例えば、電気ケトルやコーヒーメーカー、トースター、除湿機など、あったら生活がより楽しくなる、より便利になる家電が喜ばれます。

また、実用性はもちろん、使っていてワクワクするようなおしゃれなデザインも重視しましょう。

ただ、家電を贈る際は、すでに用意していないか前もって確認したうえで選ぶようにしてください。

●ノートパソコン

大学生活に欠かせないのがノートパソコンです。

大学のレポートや卒論などでは欠かせませんし、さまざまな情報収集をするうえでもあったほうが良いでしょう。

ひとくちにノートパソコンといっても性能はピンキリですが、4年間の生活で快適に使えるスペックを備えたものを選びます。

メモリは8GB、ストレージは256GB以上のSSD搭載であれば問題ないでしょう。

性能についてよく分からない場合は、店員さんに相談してみることをおすすめします。

大学生活のモチベーションアップ!記念になる嬉しいプレゼント

引き続き、孫の大学の入学祝いに人気のプレゼントをご紹介していきます。

●財布

大学生になれば、大学の友人やサークルなどの交友関係も広がり、飲み会に行くなど財布を出すシーンが多くなります。

特に、大学生はファッションへのこだわりも強くなりますから、自分ではなかなか買えないブランド財布は大変喜ばれるでしょう。

財布にもたくさんのブランドがありますから、孫と一緒に買いに行くと良いですね。

これからの大学生活でモチベーションになるような財布を贈りましょう。

●腕時計

時間管理をするアイテムとして、またファッションのワンポイントとして、腕時計は人気の根強い入学祝いです。

近年ではスマホでも時間を確認することができますが、それでもすぐに時間をチェックできる腕時計は必需品でしょう。

せっかく腕時計を贈るなら、4年間の大学生活でしっかり使える上質なブランド腕時計を選びたいところです。

大学入学の記念品にもなりますので、財布と同様に、実際に店頭へ行き孫と決めると良いですね。

見た目やブランドだけでなく、耐久性、機能性にも重視して使い勝手の良い腕時計を見つけてください。

孫の大学デビューを後押しする入学祝いを

孫の大学の入学祝いを贈るうえで、現金を包む際の相場やマナー、また喜ばれるプレゼントをご紹介してきました。

春から大学生デビューをする孫は、これから勉強に励んだり、友人と遊んだり、さらに海外留学をしたりなど、楽しいキャンパスライフが待っているでしょう。

今回の入学祝いのマナーを押さえて、大学生活がより充実する入学祝いを贈ってくださいね。