開店祝いに贈る花輪の相場は?選び方からマナーまでチェック

2022年11月27日

華々しい豪華な開店祝いといえば、人目を惹き付ける花輪ですよね。

特別な開店祝いに花輪を贈ろうと考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし、サイズが大きいフラワーギフトであることから、相場が気になる方もいることでしょう。

そこで今回は、開店祝いに人気の花輪の相場から、花輪の種類や贈り方まで詳しくお話ししていきます。

開店祝いの花輪の相場は?そもそも花輪とはどんなもの?

街を歩いていると、新しくオープンするお店の前を賑やかに彩る花輪を目にすることがありますよね。

花輪は法人などのビジネスフラワーとしてはもちろん、個人的な開店祝いとしても人気のフラワーギフトです。

人目を惹き付ける大型なサイズ感から、相場が気になるところですが、そもそも花輪とはどのようなものなのか詳しく話していきましょう。

まず、花輪とは、言葉通り生花や造花をリング状にしたもので、「花環」とも書きます。

色鮮やかな縁起の良い明るいカラーが特徴的で、花輪の下には贈り主の名前や会社名などが大きく記載されます。

花輪の由来には諸説ありますが、花輪の周りが「矢羽」をイメージして作られていることから、矢で的を射る、すなわち「大当たり」「成功」という商売繁盛を願う意味合いが込められています。

このことから、日本では古くから開店祝いをはじめ、結婚式やイベントなどさまざまなお祝いシーンで用いられているのです。

お祝いに花輪を贈る習慣は、日本独自の文化と言えますね。

開店祝いに喜ばれる花輪の魅力

前項では、花輪がどのようなものなのかお話ししてきましたが、開店祝いに人気の理由はなんといってもその宣伝効果です。

花火が開いたような豪華で華やかな見た目は、祝福の気持ちを表現する演出はもちろん、新しいお店がオープンしたことを知らせる大々的な看板になります。

さらに、大きさは一般的に2.5m~2.7mほどもあることから、街並みに与えるインパクトは相当なもので、多くの通行人の目を惹き付けるでしょう。

特に、お店のオーナーにとって、オープン当初の呼び込みは不安になるものですから、集客効果につながる花輪は大変喜ばれる開店祝いと言えますね。

お祝いの気持ちを伝える贈り物として、そして呼び込みの広告効果として、一石二鳥以上の魅力を備える花輪をぜひ開店祝いに選んでみてはいかがでしょうか。

では次項から、贈るうえで気になる花輪の相場について見てきましょう。

開店祝いに贈る花輪の相場はどのくらい?

開店祝いに喜ばれる花輪は、背丈以上の大型なサイズ感から、一見すると高価なイメージをする方も多いことでしょう。

しかし、実は一般的なお祝いの花輪は、およそ15,000円程度の相場となっており、意外と手頃な予算で贈ることができます。

開店祝いの一般的な相場が10,000円~30,000円、重要な取引先に贈る場合(法人)は30,000円~50,000円程度とされているので、むしろちょうど良い価格帯と言えます。

大型のサイズ感や宣伝力を考えると、コストパフォーマンスの良さが分かりますね。

ただし、その地域や業者によっては価格が変わってくる場合もあるので、それぞれのお店でチェックすることが望ましいでしょう。

また、他にも花輪の大きさや形、デザインによっても相場が変わってくるので、次項からそれについて確認していきましょう。

開店祝いに贈る花輪の種類とそれぞれの相場

ひとくちに花輪といっても、一般的なタイプの他にもデザインに凝ったものまでさまざまな種類があります。

では、花輪を取り扱う「第一造花株式会社」の商品を参考に種類と相場についてそれぞれ見ていきましょう。

●アレンジ花輪:30,000円程度

通常の花輪とは違い、オリジナリティあふれるデザインをオーダーできる花輪です。

例えば、開店するお店のロゴマークや文字を入れたり、造花をおしゃれにアレンジすることができます。

他にはない特別感があり、アピール効果も大きいことから開店祝いに大変喜ばれます。

ただし、受注制作で日数がかかるので、注文するうえではオープン日に間に合うように検討していくことが求められます。

●ミニ卓上花輪:4,000円程度

大きさは約30cmほどで、テーブルや棚などの上に可愛らしく飾ることができる花輪です。

開店するお店の規模が小さく、スペースがない場合は、卓上に飾れるコンパクトな花輪がぴったりでしょう。

さっと気軽に贈れる関係性にはおすすめです。

●大型卓上花輪:8,000円程度

ミニ卓上花輪よりもやや大きいサイズで、高さは約75cm、名札はA4版ほどの大きさがあります。

従来の大型のものに比べて、やはりテーブルなどにコンパクトに飾れるのが大きな魅力です。

スペースをとらないため、こちらも同様に規模が小さいお店の開店祝いにおすすめでしょう。

上記の他にも、近年ではLEDで派手に装飾したものなども登場しているので、どんな花輪があるかぜひチェックしてみると良いですね。

開店祝いに花輪を贈るタイミングは?いつ贈る?

これまでに開店祝いに贈る花輪の相場を見てきましたが、次に花輪を贈るタイミングについて確認していきます。

開店祝いに花輪を贈る際、いつどのようなタイミングで贈るか分からない方も多いことでしょう。

まず、開店祝いはほとんどの場合、前日、もしくは遅くとも当日に贈られることが一般的です。

ただ、オープン当日は多忙を極めバタバタすること、また、特に花輪は開店を知らせる広告塔であることを考えると、前日が数日前が理想的なタイミングでしょう。

前日にプレオープンをするのであれば、なおさら花輪はそれに間に合わせて贈る必要があります。

また、注文する花輪によっては、届くまでに1週間から遅くとも10日程度を要するものもあるため、期間に余裕を持って花輪を注文するようにしてください。

定番のフラワーギフトは花輪の他にも!

開店祝いに贈る花輪の相場やタイミングを見てきたところで、最後に花輪以外の定番のフラワーギフトをご紹介していきましょう。

●スタンド花

お店の前を華やかに飾るスタンド花は、花輪と同様に宣伝効果の大きい定番の開店祝いです。

フラワースタンドとも呼ばれ、アイアンのスタンド台に、1段スタンド、2段スタンドとそれぞれ花を飾る桶が設けられています。

なんといっても豪華な華々しさが魅力的で、フラワーギフトの中でも喜ばれる贈り物でしょう。

●胡蝶蘭

胡蝶蘭といえば、開店祝いの代表的なフラワーギフトで、格式高さと気品ある花姿が特徴的です。

店内で飾ることはもちろん、店外でも人目を惹き付ける宣伝効果を備えることから、開店祝いに大変喜ばれます。

また、「幸福が飛んでくる」という縁起の良い花言葉もあるので、開店祝いにおすすめされるフラワーギフトです。

花輪やスタンド花に比べると小規模なので、関係性問わず贈りやすい開店祝いと言えるでしょう。

●アレンジメントフラワー

おしゃれなフラワーギフトをお探しであれば、アレンジメントフラワーもおすすめです。

胡蝶蘭と同様にコンパクトなサイズ感なので贈りやすく、お店の雰囲気に合ったアレンジメントフラワーはきっと喜ばれることでしょう。

お客を呼び込む花輪を開店祝いに

花輪は祝福の気持ちを表現することに加え、お店のオープンを知らせる広告塔としても大変喜ばれます。

大型なので相場も高いイメージがありますが、開店祝いの一般的な相場に沿った価格帯なので、ぜひ一度チェックしてみると良いでしょう。

種類によっても価格が変わってくるので、予算に合わせて縁起の良い花輪を見つけてくださいね。