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お墓の納骨室は自分で開けていいの?種類や開け方を紹介!

2019.3.18

お墓の中で、ご先祖様の遺骨が納められている「納骨室」。

お墓にはなじみがあっても、納骨室内を実際目にしたことがある人は少ないでしょう。

「納骨を家族のみで行いたい」「納骨の前に納骨室のスペースを確認したい」などお墓の納骨室を開けたい方には様々な理由があると思います。

しかし、「お墓の納骨室は自分で開けていいの?開け方は?」と不安を感じますよね。

今回は、お墓の納骨室を自分で開けたい時の対応についてご紹介します。

お墓の納骨室についての疑問の解消に、お役立てください。

お墓の納骨室は自分で開けていいの?

お墓の納骨室は、自分の家が所有するお墓であれば自分で開けることは可能です。

お墓は基本的に所有者が管理するものという考えからです。

お寺や石材店にお願いしなければならないという決まりもありません。

ただし、お墓が建てられているお寺や霊園によっては「勝手に納骨室を開けない」という条件を掲げているところもあり、一度調べてみることが必要です。

また、お墓はご先祖様が眠る場所です。

神聖な気持ちを持って作業することが大事です。

突然こじ開けるのではなく、お墓詣りと同様にお線香をたき、合掌するとより良いです。

また、お墓や納骨室には種類や地域性があり、それぞれ開け方が異なります。

次よりご説明していきます。

お墓の納骨室の種類と開け方の違い

お墓の納骨室の種類と開け方の違いをご紹介します。

① 地下型

文字通り、地下に遺骨を収納するタイプの納骨室です。

その中でも1段カロート、2段カロート、3段カロートと種類があります。

なお、カロートとは納骨室の別名です。

1段カロートで骨壺は平均4個、2段カロートで8個、3段カロートは24個収納できます。

地下型のメリットは、地下に収納するので墓石を低く設定でき、震災などにおける墓石の倒壊の可能性が低い事や、お墓に威圧感がなく、デザインにも幅が広がるという点です。

デメリットは、湿気が強くなり結露が起こりやすく、地形によっては雨などの水が入ってくるなどで水が溜まりやすくカビやすい点です。

また蓋となっている石が大きく重く、

納骨室を開けるのは重労働です。

② 地上型

別名「丘カロート」とも呼ばれます。

地上部に納骨室があるタイプです。

地上型のメリットは湿気や結露などを防げること、お墓を作る土地の面積が少なくても作りやすいこと、また納骨室の扉が観音開きや当て蓋になっており、地下型と比較して開け方が容易なことです。

デメリットは、納骨室が狭くなることや、地上部に納骨室があることでお墓に高さが出るので、耐震性の問題が出てくる点です。

⓷半地下型

地上型と地下型をあわせ持つタイプの納骨室です。

基本の形は地下型で、一部が低くなっており、その底面は土になっています。

納骨室がいっぱいになると、遺骨を骨壺から出し、土に広げて土に還すことができます。

お墓の種類と地域差における納骨室の開け方の違い

お墓の種類や地域差においても、納骨室の開け方は違います。

以下にご紹介していきます。

① 和形

石碑が高く、その下に、上台・中台・芝台と3段の大きな石で支えられています。

その手前に花立や香炉、水鉢などが並び、その下に拝石(お墓の前で立って拝むための石台)が敷かれています。

日本で昔から使われているデザインで、なじみのあるお墓の形です。

特徴としては、全体が左右対称、上から見ても正方形に近く、古来より「左右対称」を形式美として重んじてきた日本らしい形と言えます。

② 洋型

石碑の高さは低く横幅があり、上台、中台のみで支えられ、柴台はありません。

洋型の石碑は横文字で「○○家」と入れることが一般的です。

現在は洋型が多く取り入れられるようになり、墓地や霊園では6~7割が洋型のところもあります。

理由としては、近年の震災の際に、和形の高い石碑が倒れているのを目にし、低めの洋型を選ぶ方が増えてきたこと、和形より石の使用量が少ないので費用が抑えられる点が挙げられます。

また地域によってもお墓の形状は違います。

関東では、すべての遺骨を納骨するので、骨壺も大きく、納骨室に広さが必要です。

したがって地下型納骨室が多く、拝石が蓋になっていることが多く開けにくいです。

関西では一部の遺骨を納骨する風習であり、骨壺を使わずさらしなどの骨袋による納骨をする地域もある為、納骨室はコンパクトな作りが主流です。

地上型納骨室や一部土になった半地下納骨室が多く、香炉や水鉢が納骨室の蓋の役目をしており比較的開け方は容易です。

納骨室の開け方のご紹介

お墓の納骨室の種類に分けて、開け方をご説明します。

① 地下型納骨室の開け方

地下型納骨室は、拝石が蓋になっていることが多いので、まず上に載っている、香炉や水鉢を移動させます。

次に拝石を持ち上げます。

大変重い作りになっていますので、気を付けて持ち上げましょう。

拝石に取っ手がつけてあるものもあります。

地下型納骨室は、たくさんの骨壺を収納できるよう設計されているので、人が入れるほどの広さになっています。

中を確認したり、清掃などの作業をする際には頭を潜り込ませたり、体ごと入ることができます。

② 地上型納骨室の開け方

地上型は、香炉や水鉢が蓋になっている場合が多いです。

ゆっくりと横へずらすよう移動させましょう。

奥にすぐ納骨室があります。

また最近では観音開きの石の扉がつけられているものが増えてきました。

楽に開けることができますが、作りが複雑なため破損しやすい傾向にあります。

慎重に扱ってください。

納骨室の開け方で気を付けること

納骨室は、自分のお墓の種類と開け方さえ分かれば、自分で開けることは可能ですが、予想以上に重労働です。

動きやすい服装で、軍手や帽子など体を守るものを身に着け、必ず複数人で行いましょう。

墓石は、花立や香炉などの比較的小さな部分でも、かなりの重量があります。

移動の際に落として指を挟んだり、立てかけたものが倒れて来るという、怪我に繋がる危険も考えられます。

事前に余裕のあるスペースを作り、高さのあるものは立てかけずに必ず平らに置きます。

重さのあるものは無理せず手分けして運びましょう。

また、石は予想以上に繊細です。

石と石が少し当たっただけでも欠けます。

また、香炉や水鉢を横にずらす際、引きずって拝石などとこすり合わさると簡単に傷がつきます。

必ず持ち上げ、

タオルなどの上に移動させましょう。

墓石を破損した場合、修理代が高額になりますし、何よりご先祖様が眠る神聖な場所を傷つけてはならないと考え、慎重に扱いましょう。

また、雨水を防いだり墓石がずれるのを防ぐ為に、モルタルやゴムで頑丈にコーキングがされていることがあります。

その際はバールやカッターなどの工具が必要になります。

難しいと感じた際は無理をせず、石材店にお願いしましょう。

納骨室のトラブル対処法

無事、お墓の納骨室の正しい開け方ができても、問題が発生することがあります。

水が溜まっている、カビがひどい…などで大掛かりな掃除が必要なことはよくあるトラブルですが、

納骨室がご先祖様の骨壺でいっぱいになっており、新たな骨壺を置くスペースがないと気付いた際は困惑しますね。

対処法をご紹介します。

① 遺骨を土に還す

これは、納骨室内が一部土になっているもの(半地下カロートなど)で可能な方法です。

年代の古い遺骨から、土に広げたり埋めたりして新たな骨壺を置くスペースを作ります。

土へ還す遺骨は33回忌を迎えたものを基準とする方が多いようですが、特別な決まりはありません。

② 粉骨する

粉骨し、体積を小さくして、数人分のご先祖様の遺骨を1つの骨壺にまとめて収納することでスペースを作る方法です。

遺骨を細かく砕いたり、パウダー状にしたりすることに抵抗がある方もいらっしゃいますが、もともと骨壺に納骨の際も砕く作業をしているため、問題はないとされています。

⓷さらしなどでつくられた納骨袋に納骨しなおす

長い間納骨されていた遺骨の形を保ちたい方には、納骨袋に納骨しなおす方法がおすすめです。

袋状になることで骨壺より場所を取らず、スペースに余裕ができます。

こちらも古い遺骨から納骨袋に移す方が多いようです。

お墓の納骨室は自分で開けることが可能

今回は、お墓の納骨室を自分で開けたい時の対応についてご紹介しました。

お墓の納骨室は自分で開けることは可能です。

ただし納骨室の種類やお墓の形状、地域性などにより開け方が異なります。

また、墓石は重たくかつ繊細なため、予想以上の重労働です。

安全のため必ず複数人で行いましょう。

先祖様が眠る神聖な場所を綺麗に保つことができるよう、この記事をぜひ参考になさってください。

 - 冠婚葬祭, 納骨