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手土産のマナーをご紹介!ビジネスシーンで失敗しない作法

2019.4.29

社会人になると、身に着けるべきマナーがたくさんありますよね。

挨拶やお辞儀の仕方、電話対応など多岐に渡ります。

数多くあるマナーの中でも、今回は「ビジネスにおける訪問先への手土産のマナー」をご紹介します。

手土産のマナーについて自信がない人も結構多いのではないでしょうか。

知っておくと他の人との差も出て、より良い印象を与えることができるでしょう。

是非ビジネスシーンでの参考してください。

「手土産」とは?「おもたせ」との違いはあるの?

上司に「訪問先に手土産を用意して!」や「先方に渡すおもたせは持ったか?」などと、言われたことがある方もいらっしゃるでしょう。

また最近では、雑誌など季節のお菓子の紹介にも「手土産特集」「おもたせに最適」などの文句を見かけることが増えました。

ここで「手土産とおもたせに違いはあるのか」と疑問に思いますよね。

この項では、ビジネスシーンでよく聞く「手土産」「おもたせ」の違いについてご説明します。

「手土産」とは、訪問先への挨拶と感謝の気持ちを込めた品物のことです。

「おもたせ」とは本来、手土産を受け取った側から見た品物のことをいいます。

同じ品を指しているのですが、送った側と受け取った側で言葉が違います。

「おもたせ」は「御持たせ品」の略で、来客を敬う言葉として定着しました。

来客から頂いた品をその場で一緒に食す際は「おもたせで失礼ですが」と一言添えるのがマナーです。

これらを踏まえると「先方に渡すおもたせは持ったか」という上司の言葉や、「おもたせに最適」という雑誌の言葉は、本来であれば間違った使い方といえます。

しかし最近では、客が持っていく手土産をおもたせと呼ぶことも増えており、違いがなくなってきています。

最新の辞書にも補足として、手土産とおもたせが同義語になりつつあると記されています。

しかしまだ、訪問して手土産を持っていく側が「おもたせ」と使うことに不快感のある方も多数いらっしゃいます。

特に年配の方には多いので、「手土産」と「おもたせ」の使い方は本来の意味で違いを明確に使用したほうが無難です。

ビジネスシーンでの手土産の選び方!マナーを押さえよう

この項では、ビジネスシーンでの手土産の選び方のマナーをご紹介します。

手土産は「相手へのご挨拶」の一つです。

日頃の感謝の気持ち、もしくは謝罪など、場面の違いはありますが、共通して大切なのは相手への気遣いや思いやりを伝えることです。

相手の状況や好みを把握して選びましょう。

手土産は¥3,000~¥5,000が相場といわれています。

あまり高価なものは相手が恐縮する場合があるので、失礼にあたらないよう値段には注意しましょう。

なお、お菓子など食品が定番です。

その際は賞味期限に気を付けます。

なるべく長く日持ちがするものが良いとされています。

あまり賞味期限が短いと、相手に食べきらなければというプレッシャーで負担をかけるためです。

渡す場所が訪問先の会社の場合は、社員の方々で分けられる個包装の品物が喜ばれます。

会食やゴルフなどの接待の場合は、相手は直接家に帰る可能性が高いため、ご家族に向けた品物を選ぶと好印象です。

家族構成や子供の年齢を考慮して選びましょう。

また、相手がどのような交通手段で帰宅するかも重要です。

電車など公共交通機関で帰宅の場合、重いものや大きなものは控えます。

タブーなものは、相手の会社と競合する他社の商品やそれを連想させる品物です。

加えて、相手の会社の近くや、最寄りの駅前の店などにあるものは避けます。

「急に用意した」「気遣いが感じられない」という印象を与えるためです。

数日前から準備しておくのがベターです。

渡した時に話題のきっかけになるのが、限定品や流行している品物、自分の会社の近隣にある名物などです。

「わざわざ用意してくれた」と感じ、気遣いや思いやりを相手に伝えることも出来ます。

日頃から美味しいお菓子などをリサーチしておくと慌てずに済みますよ。

手土産の包装マナーは?熨斗は必要?

この項では、ビジネスシーンにおける手土産の包装マナーや熨斗(のし)についてご説明します。

手土産の包装の包み方は、百貨店包装、キャラメル包装のどちらでも構いません。

名の知れた百貨店の包装紙で包まれた贈り物は、年配の方には受けが良い傾向にあります。

若い方や、社員の方々に喜んでもらうには、包装をおしゃれに凝ると良いでしょう。

また、近年では出番の少ない風呂敷に包んで持参するのも好印象です。

その際は「平包み」という包み方をします。

風呂敷の使い方の中では唯一結び目のない包み方ですが、一番格式が高い手法です。

お弁当を包むように結んでしまうと「お使い」の印象が強くなるので避けたほうが無難です。

平包みの方法は、まず風呂敷を広げて、中央に品物を置きます。

下から品物に向かって風呂敷を折り、次に左端、右端の順に角を揃えながら品物に沿って風呂敷を折ります。

最後に上から下に風呂敷を折り、余った部分を内側へ入れ込みます。

次に、手土産に熨斗は必要かをご説明します。

手土産には必ずしも熨斗は必要ありません。

洋菓子であればリボンでも良いとされているほどです。

ただ、丁寧な印象にしたい場合は、熨斗を付けることも可能です。

その際は紅白蝶結びの水引を使います。

表書きはなくてもかまいません。

表書きを書く場合は、「御挨拶」か「御伺い」が一般的です。

その他、「粗品」(女性の場合は「そしな」と書くと柔らかい印象になるとされています)や「松の葉」、改まったシーンでは「献上」や「謹呈」の表書きも使用されます。

謝罪の手土産の場合は「深謝」と書くと良いでしょう。

ビジネスシーンで手土産を渡すタイミングをご紹介

「せっかく持って行った手土産をいつ出していいかわからない」「出すタイミングにマナーはあるか気になる」そんな方も多いのではないでしょうか。

この項では、ビジネスシーンで手土産を渡すタイミングをご紹介します。

タイミングとして、相手の会社に訪問した場合は、通された部屋に入り席に着く前に起立した状態で渡します。

一通りの挨拶や名刺交換が終わったタイミングがベストです。

すでに親しい間柄であれば、話が盛り上がることもあるので、ひと段落した時でも可能です。

ただ、持参した手土産が、冷蔵庫や冷凍庫に入れてほしい品物の場合もあるでしょう。

その際は、会社の受付や部屋に入ってすぐのタイミングで相手に渡しましょう。

その際「お手数なのですが、すぐに冷凍庫に入れていただけますか」と伝えましょう。

渡す相手だけでなく、周りの方のことも考えるのがマナーです。

会食やゴルフなどの接待の場合は、最後に渡します。

最初に渡してしまうと、相手が食事をしたり移動をしたりする際に邪魔になることがあるためです。

料亭などでは、お店の人が預かってくれることもありますので相談するのも手です。

手土産の渡し方は?ビジネスシーンで気遣うマナー

この項では、手土産の渡し方をご説明します。

ビジネスシーンならではのマナーもあります。

まず、訪問先の会社に複数人で伺った際は、その中で一番役職が上の人が渡すのが基本です。

いつも自分が良く取引している方がいたとしても、同行した上司に手土産を渡してもらいましょう。

渡す相手も、その場にいる訪問先の会社の方で一番役職が上の方に渡します。

どの方が一番役職が上なのか判断しにくい場合は、上席に座っている方に渡しましょう。

名刺交換の際にチェックしておくと確実です。

しかし、状況によっては、頻繁にやり取りしている社員同士で手土産の受け渡しをしたほうが好都合なこともありますので、臨機応変に対応しましょう。

また、外袋は持参する際に汚れが付かないようにする役目をしているため、そのまま渡すのは失礼にあたります。

手土産を渡す際は、外袋から手土産を取り出して渡しましょう。

しかし、外食や接待などでその後相手が持ち歩くことが分かっている際は、袋がないと持ち運びに困るので、袋ごと渡しましょう。

その際は取手を持ち、外袋の下に手を添え、「袋のまま失礼します」と伝えましょう。

もしくは一度外袋から出して渡し、「よろしければこの袋もお使いください」と外袋を渡します。

より丁寧な印象を与えます。

風呂敷で持参した際も、渡す前に風呂敷を外します。

外した風呂敷を軽く畳んで片付けてから、品物の正面を相手側に向けて手土産を渡しましょう。

ビジネスシーンで手土産を渡す際の言葉をご紹介

この項では、手土産を渡す際の言葉をご紹介します。

手土産を渡す際に「つまらないものですが」という言葉が以前はよく使われていました。

しかし現在では、適切ではないという風潮になっています。

「わざわざつまらないものを渡している」という意味にとらえられ始めたためです。

しかし本来、「つまらないものですが」は相手を敬う言葉です。

「あなたのように素晴らしい方を前にすると私が用意したものはつまらなく見えますが、どうかお納めください」という意味です。

マナーという面からは本来失礼には当たりません。

しかし、少なからず不快に思う方もいらっしゃいますので他の言葉に変えて気持ちを伝えましょう。

近年、ポピュラーになりつつあるご挨拶の言葉は「心ばかりの品ですが」や、「お口に合えば良いのですが」という言葉が良いとされています。

また、ビジネスには謝罪の気持ちで手土産を渡すこともあるでしょう。

その際は「せめてものお詫びですが」と言って手土産を渡します。

手土産マナーの基本を押さえて円滑なビジネスを

今回は「ビジネスにおける訪問先への手土産のマナー」についてご紹介しました。

相手の状況や好みを踏まえて準備し、渡すタイミングや渡し方にも気を付けましょう。

「こんなに考えてくれた」という相手の思いは良好な人間関係に繋がるでしょう。

手土産のマナーを実践することで、ビジネスがより円滑に進むと良いですね。

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