取引先や上司に新年の挨拶をする際のマナー!喪中の場合は?

新しい年を迎えると、お世話になっている取引先へ挨拶回りに行くことが多いでしょう。

取引先との良い関係を維持していくためには、マナーに気をつけて、失礼のないように新年の挨拶をしなくてはいけません。

また、日ごろから面倒を見てもらっている上司にも、しっかりと新年の挨拶をしておきたいものです。

今回は、取引先や上司に新年の挨拶をする際のマナーをご説明します。

喪中の場合の挨拶をどうすべきかもご説明しますので、参考にしていただければ幸いです。

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取引先へ新年の挨拶をするときのマナー

取引先へ年始の挨拶回りをする際は、一般的に松の内(1月7日)までに相手先へ訪問するのがマナーです。

いきなり訪問するよりも、まず電話などで担当者へ連絡し、アポイントを取っておくと良いでしょう。

担当者が年始に有給休暇を取っている場合などは、1月7日までに新年の挨拶ができないかもしれません。

そのときは、小正月と言われる1月15日をめどに挨拶をしましょう。

また、他にも以下のマナーに気をつけてください。

●挨拶回りに行くことを上司に伝えておくこと

年始の挨拶は特別なので、上司も一緒に挨拶回りに行くことになるかもしれません。

自分だけで勝手に伺うのではなく、上司にも事前に伝えておきましょう。

●長々と挨拶しないこと

年始の業務が忙しかったり、他の会社からも訪問があったりする可能性があるので、相手の時間を取りすぎないようにしましょう。

時間は長くても30分くらいを目安にしてください。

新年の挨拶に適した手土産は?

取引先への挨拶回りには、手土産を持っていくと喜ばれるでしょう。

手土産としてポピュラーなのは、お菓子の詰め合わせです。

渡す相手の分だけでなく、その上司や同僚にも分けられるくらいの個数が入っているものを選びましょう。

有給休暇で年始の出勤が遅くなる人もいるので、個包装で日持ちするお菓子にするのが良いですね。

近所のお店で買えるようなお菓子は、事前に用意しておらず取り急ぎ買ったものと思われてしまう可能性があるので、避けるのが無難です。

年末年始に帰省していた人は、地元のお菓子などを手土産とすると、渡す際に話が盛り上がるきっかけにもなるのでおすすめです。

また、手土産を渡す際は、熨斗を付けましょう。

新年の挨拶は「何度も繰り返して良いお祝い」なので、水切りが蝶結びとなっている熨斗を選ぶのがマナーです。

水切りの上に記載する表書きは「お年賀」とします。

また、水切りの下には、どこからの手土産かわかるように自分の社名を記載しておきましょう。

取引先には年賀状を送るほうが良い?送る際のマナーは?

取引先への新年の挨拶は、直接訪問して挨拶をする以外に、年賀状も送ったほうが良いのでしょうか。

結論としては、送らないといけないわけではありませんが、送ることで取引先から良い印象を持ってもらえる可能性はあるでしょう。

取引先との関係性において、こちらの立場が下の場合は特にその可能性があります。

年賀状を送る際は、以下のマナーに注意しましょう。

●賀詞は「謹賀新年」や「恭賀新年」などにする

冒頭に書く賀詞は、「謹賀新年」や「恭賀新年」の他、「謹んで新年のお慶びを申し上げます」などの文章もOKです。

「迎春」や「賀正」は、お祝いの言葉ではあるものの、相手への敬意を省略した表現なので取引先への年賀状に書くと失礼にあたります。

●できれば句読点を入れない

昔の日本の手紙は句読点を入れずに書かれていたため、その慣習の名残で年賀状には句読点を入れないのがマナーです。

ただし、昔の慣習の名残であり、絶対ではないので、文章が読みにくくなるようなら無理に句読点を省略する必要はありません。

〈例文〉

謹賀新年

旧年中は大変お世話になりありがとうございました

本年もより一層精進してまいりますので

変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます

みなさまのご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます

取引先への新年の挨拶をメールでするのはマナー違反?

取引先への新年の挨拶は、本来、直接訪問して行うのがマナーです。

しかし、担当者とのスケジュールが合わなかったり、遠方でなかなか気軽には訪問できなかったりする場合もありますよね。

そのようなときは、メールで新年の挨拶をすることもあります。

ちなみに、もし同じ文面の挨拶を複数社に送る場合であっても、一斉送信をするのは失礼なのでやめましょう。

メールで新年の挨拶をする際の、文章の例は以下の通りです。

〈例文〉

件名:年始のご挨拶

株式会社○○ □□部

△△様

本来はお目にかかってご挨拶すべきところ、メールにて失礼いたします。

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました。

本年も貴社のご要望にお応えできるよう精いっぱい努めてまいりますので、何卒かわらぬお引き立てのほどお願い申し上げます。

みなさまのご健勝と貴社のますますのご発展を心よりお祈りいたします。

上司への新年の挨拶

ここまで、取引先への新年の挨拶に関するマナーをご説明してきましたが、年始には日ごろからお世話になっている上司にもしっかりと挨拶をしておきましょう。

年始の最初の出勤日、出社したらまず上司に新年の挨拶をします。

役職が上の人から順に挨拶をするのがマナーですが、もし席を外していたり、他の人と話していたりしたら、順番を入れ換えてもOKです。

長々と挨拶する必要はないので、シンプルに「明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします」と挨拶しましょう。

手土産は特に不要ですが、年末年始に帰省していたのであれば、一緒にお土産を配っても良いですね。

上司だけでなく、同僚や部下など、一緒に仕事をする人にも挨拶をしておくと良いでしょう。

しっかりと挨拶をしておくと、きっと気持ちよく仕事に取り組むことができますよ。

喪中のときの新年の挨拶はどうする?

昨年中に身内に不幸があった場合、一般的に新年のお祝いは慎むものとされています。

その場合、仕事上において新年の挨拶は控えたほうが良いのでしょうか。

取引先への挨拶であれば、個人的な事情は仕事と切り離して考えるので、喪中だからといって特に挨拶を控える必要はありません。

喪中であることを伝えると、相手に気を遣わせてしまうこともあるため、特に伝えずいつも通りに新年の挨拶をすれば良いでしょう。

上司や同僚など、社内の人であれば、忌引き休暇を取得したことで、喪中であることをすでにわかってくれていることが多いと思います。

その場合、新年の挨拶の際は、お祝いの言葉を避けるようにしましょう。

「おめでとうございます」という言葉はなしで、「昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします」と簡潔に挨拶すればOKです。

また、喪中に年賀状をもらうこともあるかもしれません。

その場合は、1月7日を過ぎてから寒中見舞いで返事を出しましょう。

返事が遅くなったことと、喪中であるとお知らせしていなかったことをお詫びする一言を入れておくのがマナーです。

マナーに気をつけて気持ちよく新年の挨拶をしよう

今回は、取引先や上司へ新年の挨拶をする際のマナーについて、ご説明しました。

取引先への新年の挨拶は、昨年の感謝を伝えるとともに、当年のお付き合いのお願いをするとても大切なものです。

相手を不快な気持ちにさせず円滑な関係を築けるように、新年の挨拶のマナーを十分理解しておきましょう。

また、一緒に仕事をしていく仲間との関係も同様に大切ですので、上司や同僚にも、しっかりと新年の挨拶をするようにしましょう。