大切な方のお見舞いはマナーを守って短時間で切り上げよう

大切な方が病気や怪我で入院してしまった場合、今すぐにでも駆けつけたいと思うことでしょう。

しかし、家族や身内ではない場合、すぐに駆けつけてしまうと迷惑になってしまう場合もあります。

大切な方のお見舞いですから、お見舞いに行く日や時間といったマナーを守るようにしましょう。

では、お見舞いのマナーについてお話ししていきます。

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お見舞いに行くときに気をつけるマナーとは?

大切な方が、病気や怪我で入院したと知ったら、すぐに駆けつけたい気持ちになるでしょう。

気持ちのままに連絡も取らずお見舞いに行くのはマナー違反です。

入院したばかりは本人やご家族も慌ただしく、気持ちが落ち着かない場合もありますから、負担を強いてしまうかもしれません。

そもそもお見舞いとは、入院している大切な方を励ましたり慰めたりすることを目的とします。

そのお見舞いに行く場合は、まずご本人やご家族に連絡をとるようにします。

その連絡をする際も、早朝や深夜など失礼とされる時間に連絡するのはマナー違反です。

連絡が取れたら、お見舞いに行きたいという気持ちを伝え、了承を得ましょう。

身内の場合は、ご本人やお世話しているご家族の都合に合わせます。

友人の場合は、ご本人やお世話しているご家族の都合に合わせ、負担のないようにする気遣いが必要です。

仕事関係の場合は、上司や取引先などご本人と近しい人に相談して決めましょう。

なお、面会謝絶などの状況となっている場合は、お見舞いに行くのは控えましょう。

お見舞いに行く日や時間で気をつけるマナーは?

お見舞いに行くことの了承を得られたら、行く日や時間を決めます。

特に行く日にちには気をつけなければいけません。

病気や怪我で入院している場合、手術をする場合も少なくありません。

手術前後は、心身共にダメージを受けデリケートな時期ですから、お見舞いに行くタイミングではありません。

そのため、手術から4~5日経過して落ち着いたころにお見舞いに行くのがおすすめです。

さらに、六曜からみてお見舞いに避けるべき日は「先勝」「赤口」「仏滅」です。

特に赤口と仏滅は運気が悪いとされる凶日となるため、避けましょう。

なお、手術前にお見舞いの日時を決めていたとしても、術後の経過によっては体調が戻っていないことも考えられます。

お見舞いの前日に改めて、ご本人やご家族に状況を確認し、お見舞いに行く時間も伝えるようにします。

お見舞いに行く時間もマナー違反とならないようにしましょう。

ほとんどの病院では面会時間が決められています。

そのため、面会時間はご本人やご家族に確認するか、病院に電話して面会時間を聞くようにします。

面会時間は病院によってルールが異なりますが、食事や処置の時間を考慮して決められています。

つまり、面会時間内であればルール違反とはなりませんから、ご本人の都合を第一に時間を決めましょう。

ご本人が何時でも大丈夫という場合は、午後2時~3時くらいがおすすめです。

なお、病院の面会ルールに、小学生以下のお子さんを連れたお見舞いを禁止している場合もありますから、合わせて事前に確認しておきましょう。

お見舞いの日や時間が決まったらお見舞い品を用意しよう

お見舞いの日や時間が決まったら、当日はお見舞い品を持参する方も多いでしょう。

お見舞い品というと、生花の花束やフラワーアレンジメントした鉢植え、または果物の盛り合わせなどのイメージを思い浮かべませんか。

しかし、これらのお見舞い品はあまりおすすめできません。

さらに、病院によってはアレルギーや細菌繁殖といった理由から、持ち込みを禁止している場合もあります。

また、病院が禁止していない場合でも、生花は定期的に水交換が必要になりますし、果物は洗ったりナイフを使って切り分けたりといった手間がかかります。

そのため、昨今では生花や果物は避けるべきマナーという認識になってきています。

生花や果物以外で選ぶとなると迷ってしまいますね。

その場合、ご本人が必要としているものを確認して持参するのがいいかもしれません。

喜ばれるのは、パジャマやガウンでしょう。

パジャマやガウンは病院で毎日使うものですから、洗い替え用として数が増えるのはご家族の負担も軽減されますし、気分転換にもなりおすすめです。

タオルも水に流すという意味で病を流すというイメージから喜ばれます。

さらに、ご本人が好まれる雑誌や漫画、パズル、スケッチブックや色鉛筆なども退屈しのぎに役立ちます。

なお、お見舞い品にはのしのない掛け紙を使い、「今回きりで病気にかかせませんように」という意味で水切りは結び切りにします。

水引はなくてもかまいません。

なお、果物以外の食べ物でお菓子も、入院中は食事指導や食事制限があることも多く、避けたほうが無難です。

お見舞い品を用意する時間がなかったらお見舞い金を用意しよう

お見舞い品として、生花や果物を避けご本人の好むものと考えても、なかなか思いつかない場合も少なくありません。

また、お見舞いに行く日までに、お見舞い品を用意する時間がないくらい忙しい場合もあるでしょう。

その場合は、無理してお見舞い品を用意するのではなく、「お見舞い金」としてお金を包むのがおすすめです。

では、金額の相場についてみていきましょう。

●身内

親や兄弟といった間柄では、5,000円~10,000円が相場とされています。

●友人

友人へのお見舞い金としては、3,000円~5,000円が相場とされています。

●職場関係

同僚は5,000円、部下は3,000円が相場です。

金額は上司と相談するといいでしょう。

なお、上司にお見舞い金を包むのはマナーに反していると思われかねませんが、「お見舞い品の代わりに」と一言添えると受け取ってもらえるでしょう。

お見舞い金は3,000円~10,000円が相場となっていますので参考にしてください。

そしてお見舞い金では、金額で気をつけるべきポイントがあります。

それは「忌み数」といって、お見舞い金として避けるべき数字です。

「4」は死、「6」は無、「9」は苦といったイメージを連想させます。

4,000円・6,000円・9,000円は、忌み数でマナー違反となりますから、お見舞い金として包むのは避けましょう。

お見舞いの滞在時間はマナーを守って負担のないように

お見舞いの前日に、ご本人やご家族に改めて了承を得たら、当日はお見舞い品やお見舞い金などを忘れずに持参し、面会時間を守ってお見舞いに行きましょう。

面会時間内で、約束した時間に行きます。

お見舞いの時間は「20分くらい」を目安にしましょう。

面会時間が長くなってしまうと疲れさせてしまいますから、長居は禁物です。

もっとお話がしたいと思うのであれば、日を改めましょう。

そして、個室ではなく大部屋の場合は他の患者さんもいますので、話し声のトーンにも気を使いましょう。

病院によっては面会用の広場などがあり、そういった場を活用するのがマナーです。

面会用の広場では、テーブルやソファーが用意されているので、飲み物を飲みながら少しの時間、ゆっくりとお話ができるでしょう。

お見舞いを渡すタイミングは?

お見舞い品やお見舞い金を持参したにもかかわらず、渡すタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。

お見舞い品の場合は、手に持っていて目立つため、渡し忘れることはそうそうないと思いますが、お見舞い金の場合、存在を忘れてしまうとそのまま帰ってしまってから気がつくという事態になってしまいます。

そうならないためにも、お見舞いを渡すタイミングを逃さないようにしましょう。

お見舞いを渡すタイミングは、「入室してすぐ」か「話し始めてすぐ」です。

お見舞いで大切なのは、励ましや慰めの気持ちを伝えることですから、顔を見たら大切な方を思いやる言葉かけをしましょう。

入室し、ご本人の顔を見ると、下記のような言葉を掛けると思います。

「具合はいかがですか?」

「回復が順調なようで安心しました。」

「顔色がよさそうで何よりです。」

そして、お見舞品やお見舞金を渡すタイミングは、入室してすぐ、もしくは話し始めてすぐです。

「心ばかりのお見舞いの品を持参しました」

「気持ちばかりのものですが、少しでも気分が和むと嬉しく思います。」

「何かと入用かと思いますので、何かのお役に立てれば幸いです」

このような声掛けでお見舞いをお渡ししましょう。

また、お見舞いに行ったタイミングで就寝している可能性もありますし、リハビリや入浴でご本人が不在の場合もあります。

その場合、起こしてしまったり、呼び止めてしまうのはお見舞いとしてマナー違反です。

状況次第で無理に声掛けなどせず、ご家族やナースステーションにお見舞品を預かってもらい、日を改めたり時間をずらしたりしましょう。

お見舞いはマナーを守って励ましや慰めの気持ちを伝えよう

大切な方が病気や怪我で入院してしまったら、駆けつけたい気持ちをおさえて、ご本人やご家族にお見舞いにいっても大丈夫な日と時間を確認してから行きましょう。

特に面会時間内というルールを守り、短時間で済ませましょう。

お見舞い品では、生花や果物は避け、パジャマやガウン、雑誌やパズルなどが喜ばれます。

また、お見舞い金では送る相手によって金額が違いますので相場を参考にしてください。

お見舞い品やお見舞い金は、入室してすぐに気持ちを伝えつつお渡ししましょう。