喪中の家を訪問するときのマナーとは?注意すべき点を解説!

身内に不幸があった場合、その日から喪中となります。

何かの用事で喪中の家を訪問することになったとき、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

この記事では、喪中の家を訪問するときのマナーについてお話ししていきます。

また、自分が喪中の場合に他の人の家を訪問したり、結婚式に参列したりしても良いのか、ということについてもお話しします。

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そもそも喪中とは?

もし喪中の家を訪問する場合は、最低限のマナーは押さえておくべきです。

次項からそのマナーについてお話ししますが、そもそも、喪中とはどういう期間なのでしょうか。

まずここでは、喪中について詳しく解説していきます。

喪中とは、「故人を悼み、自分の身を慎むため、喪に服している期間」のことをいいます。

喪に服すのは、昔から根付いているしきたりのようなもので、現代までも受け継がれている風習といえます。

喪に服すのは、親族でも2親等までが一般的です。

3親等からの親類に関しては、基本的には喪に服さなくても良いとされています。

それぞれの関係性などで判断し、3親等からは喪に服すかどうか決めてもOKです。

ちなみに喪中の期間は、血縁の深さによって日数が変動します。

今は撤廃されている「太政官布告で定めた期間」を目安とし、それぞれ下記の期間が一般的な喪中期間です。

●夫、父母:13か月

●父方の祖父母、夫の父母:150日

●妻、息子・娘、兄弟姉妹、母方の祖父母、叔父・叔母、曾祖父母:90日

●養子:30日

喪中の家を訪問するのはマナー違反?注意すべきはその時期!

ここから、喪中の家を訪問するときのマナーについてお伝えしていきます。

何らかの用事などで、喪中の家を訪問することもあるでしょう。

もちろん訪問してもマナー違反とまではいきませんが、訪問する時期には注意したほうが良いでしょう。

まず、相手の家庭がいつから喪中になったのかを把握することが重要です。

訪問を避けるべき期間は、「忌中」の間です。

忌中は、忌に服すための期間のことをいい、親類が亡くなってから四十九日までとされています。

相手のご家庭も、身内が亡くなったばかりでは客人を受け入れる余裕もないでしょうし、葬儀や納骨などで何かとバタバタしているでしょうから、急な用件でもない限りは避けたほうが良いですね。

訪問する場合は、忌中が明けて、しばらく経ってからが良いでしょう。

滞在する時間は、なるべく短時間で済ませるのがベターです。

喪中の家を訪問するときの服装にもマナーがある

忌中が明けてしばらく経ったあとに、喪中の家を訪問すると良いのですが、このときの服装にも注意が必要です。

奇抜なデザインや派手な色の服装は、もちろんマナー違反といえます。

だからといって、礼服のような、かしこまりすぎた服装で訪問するのも良いとはいえません。

そうなれば、どのような服装で訪問すれば良いか悩んでしまいますね。

実は私服で訪問しても問題ないのですが、下記の2点に注意して選びましょう。

・服は黒などの落ち着きのある色を選ぶこと

・装飾品はあまり身につけないこと

黒などの落ち着きのある色をベースに、肌があまり露出しない服装を選びます。

装飾品を身にまとうなら、パールのネックレスやイヤリング(ピアス)程度におさえると良いでしょう。

これだけでも守っておけば、見た目で相手に不愉快な思いをさせずに済むでしょう。

また、かしこまりすぎて相手を恐縮させてしまうこともないでしょうから、上記のような服装で訪問したいですね。

挨拶も要注意!なんて声をかけたら良いの?

誰かの家を訪問すれば、挨拶を必ずしますよね。

このときの挨拶は、おめでたいことや喜びの言葉の内容を一切含まないようにするのがマナーです。

年明けには「明けましておめでとうございます!」などと挨拶することが一般的ですが、喪中のご家庭に挨拶するときは控えます。

「お会いできて嬉しいです」も避けたほうが良いかもしれません。

当たり障りのない挨拶を選びましょう。

「こんにちは。」

「徐々に寒く(暑く)なってきましたね。」

「今年もよろしくお願いします。」

などといった挨拶をすれば、問題ないといえるでしょう。

故人に対する共通の話題がある場合は、上記の挨拶をした後で、故人の生前の思い出などを話すのもOKです。

また、訪問時は手土産を持参したほうが良いか悩む方が多いそうですが、そこまで特別な品を持って行かなくても平気なようです。

予算としては、3,000円程度が妥当とされています。

ここで注意したいのが「熨斗(のし)」です。

特にお正月付近の訪問の場合、手土産の熨斗は「年賀」ではなく、「寒中見舞い」が望ましいです。

自分が喪中の場合!他人の家を訪問するのはマナー違反?

それでは、自分が喪中の場合はどうなのでしょう。

喪中期間に、他の人の家を訪問したり外出したりするのは問題ないのでしょうか。

一般的には、自分が喪中のときに他の人の家を訪問したり、外出したりしてはいけない、という決まりはないようです。

例え喪中であっても、買い物に出かけたり小さな会合などに参加したりすることは可能です。

しかし、盛大なお祝い事であったり、自分が祝われたりするような場に行くことは控えたほうが良いでしょう。

忌中の間は神社の参拝、喪中は祝い事や遊興を控えるのがマナーです。

ここで多くの人が気になるのが「初詣」ではないでしょうか。

喪中の場合は初詣は避けたほうが良いと思われがちですが、あくまでも神社への参拝を避けたほうが良いのは「忌中」の間です。

そのため忌明けであれば、初詣をしても問題はないようです。

結婚式への参列は?自分が結婚式を行う場合はどうなの?

自分が喪中の場合、他の人の家を訪問したり外出したりすることはOKとされています。

では、結婚式にお呼ばれした場合はどうなのでしょうか。

一般的には、参列は控えるのがマナーです。

結婚式は、人生の中でも特におめでたい行事といえます。

大勢で盛大に祝う式典でもありますから、喪中に参加するのはふさわしくないといわれています。

しかし近年では、喪中であっても忌明け以降であれば、出席しても良いという傾向が強くなってきているようです。

大切な友人ともなればこちらも出席したいでしょうし、相手側も出席することを望んでいるでしょう。

自分の心の整理がつき、友人の結婚を心から祝福できる余裕がある場合は出席しても大丈夫でしょう。

ケースバイケースで判断してみてください。

では、自分が結婚式を行う場合はどうでしょうか。

こちらも一般的には控えますが、お呼ばれ同様、近年は忌明け以降であれば通常通り行うことが増えています。

式を延期したりキャンセルしたりした場合、結婚式場やホテルの会場もキャンセルしなければなりません。

また、出席者の都合も合わせてもらわなくてはならず、影響が大きいので、忌明け以降の場合は通常通り結婚式を行う方も増えてきています。

とはいえ、こちらも両親に相談するなどして、ケースバイケースで判断するのが良さそうです。

忌明け以降の喪中期間であればケースバイケースで判断しよう!

喪中は、自らの行動を慎むために喪に服す期間といわれ、その間は祝い事や遊興を控えるのがマナーです。

もし喪中の家を訪問する場合は忌中は避け、忌明け以降に落ち着いた服装で行くようにしましょう。

自分が喪中の場合も、他の人の家を訪問したり外出したりすることはOKですが、祝い事などは控えるようにしてください。

結婚式も一般的には控えますが、忌明け以降であれば良い場合もありますので、ケースバイケースで判断するようにしましょう。