喜ばれるギフトは?内祝いでオシャレと言われる品物をご紹介
2019年01月07日結婚、出産など、おめでたい事柄にお祝いを頂いた際、嬉しい気持ちになる反面、気にかかるのが「内祝い」のギフト選びです。
せっかく贈るなら、相手に喜んでもらえて、かつ「オシャレ」「センスが良い」と思われるギフトを選びたいですね。
今回は「内祝いで喜ばれるギフト」をご紹介します。
珍しい内祝いギフトもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
そもそも内祝いとは?意味をご紹介
「内祝い」とは文字通り、「身内のお祝い」です。
もともとは「親族間での幸せの分かち合い」という意味を込めた贈り物です。
また、結婚や出産で、新しい家族が増えることへの「ご挨拶とご紹介」の意味もあります。
おめでたい事柄があった側が、相手からお祝いをいただいたか否かに関係なく、自発的に贈り物をする風習でした。
結婚式における引き出物などはその名残です。
しかし徐々に、おめでたい事柄に対するお祝いのギフトをくださった方のみへ内祝いを贈ることが多くなり、最近では転じて「お祝いをくださった方へのお礼とお返し」を主に意味するようになりました。
「ご挨拶とご紹介」の意味は残っており、出産内祝いなどでは誕生した子供の名前入りの贈り物が多く販売されているのはこのためです。
最近の意味から、内祝いを「お祝い返し」という俗称でいわれることも多くありますが、相手に「お祝い返し」や「お返し」と伝えることは失礼にあたりますので、気を付けてください。
オシャレな内祝いギフトが多種多様に販売されるようになりましたが、「幸せの分かち合い」「ご挨拶とご紹介」の意味は心に留めておきましょう。
内祝いの基本と気を付けたいマナー
内祝いを送る時期としては、「お祝いを頂いてから1ヵ月前後」が基本とされています。
おめでたい事柄があった際は、同時に忙しい時期でもあるため、余裕をもったこの期間が目安とされるようになりました。
1ヵ月を超えてしまった場合は、カードなどで一言お詫びを添えると良いでしょう。
しかし、お祝いが届いた報告はなるべく早く連絡するのがマナーです。
当日か翌日が望ましいです。
その際は手紙、電話、メール、いずれの手段でもかまいません。
相手は「お祝いが届いたか」「気に入ってもらえたか」心配している方も多くいらっしゃいます。
内祝いギフトの金額の目安は、「半返し」という言葉があるように、半額が一般的です。
金額を多く返しすぎると相手に恐縮されたり、失礼にあたると思われる方もいますので気を付けましょう。
明らかに高額なギフトをもらった際は1/3でも良いとされています。
連名でもらった際は、ギフトのおおよその値段を人数分で割り、個々にその半分の金額のギフトを渡すと良いでしょう。
会社などから団体で頂いた場合は、会社にて皆で分けられるものを渡すのもおすすめです。
熨斗(のし)は、包装紙の下に熨斗をかける「内熨斗」がより丁寧とされています。
結婚内祝いの場合は「結び切り」(水引を細結びにしたもの)を使いましょう。
細結びは1度結ぶと解けない結び方で、2度繰り返さないでほしいという意味が込められています。
出産内祝いでは「蝶結び」の熨斗を使いましょう。
蝶結びは何度でも結びなおせることから、「何度あっても喜ばしい」という意味が込められています。
熨斗にもオシャレな柄が出ているので、柄にこだわるのも相手を楽しい気持ちにさせられるでしょう。
現代の内祝いギフトで喜ばれるのはどんなもの?
昔は赤飯、紅白饅頭、砂糖、などから始まり、華美なお皿などが流行したこともある内祝いのギフトですが、最近の傾向として、「相手に気を遣わせないもの」であることが重要になっています。
大きめの日用品は、それぞれの趣味があるので敬遠され気味です。
残るものより消えるもの、食品や消耗品が好まれています。
「消えもの」とも呼ばれる品物です。
しかし年配の方などには、「喜びが消えてしまう」といって残念に思う方もおられます。
その際は、タオルなどの、数があっても比較的困らない、よく使う日用品が良いでしょう。
また、内祝いギフトにおける地域の風習などが残っている場合もあり、心配がある際はリサーチしてみましょう。
少し前まで内祝いギフトというと、メーカーや品物は定番が多く、選択肢も多くありませんでした。
よって包装や内容も画一的でした。
しかしその後のギフト市場の拡大やネット通販の発達により、メーカーや品物の選択肢も増え、以前なら現地でしか購入できなかった外国の品物や、地方の名産なども手に入るようになりました。
そのため、自分では買わない珍しい品物や、少しハイセンスでオシャレな品物が喜ばれる傾向にあります。
キーワードは「消えもの」もしくは「日常でよく使うもの」、「珍しくてオシャレなもの」です。
これらを踏まえ、送る相手との間柄(親せき、上司、同僚、友人など)また相手の好みや家族構成などを考えながら、内祝いギフトを楽しんで選んでみましょう。
人気のあるオシャレな内祝いギフトをご紹介
珍しくてオシャレな内祝いギフトをご紹介します。
予算や、相手の好み、家族構成に合わせて参考にしてください。
・シャイニー林檎倶楽部:シャイニーアップルジュースギフトセット 参考価格3,780円(税込)
青森県産のりんごストレート果汁100%のジュース詰め合わせです。
「ふじ」「王林」「ジョナゴールド」「つがる」と4種類のりんごジュースの飲み比べが出来るところが魅力です。
1本180mlの飲みきりサイズ瓶が、合計18本とたっぷり入っています。
香料、砂糖不使用で素材も安心な為、子供のいる家庭に特に喜ばれるギフトです。
・肥後庵:高級フルーツ詰め合わせ ギフト用フルーツ定期便 3ヵ月12,000円(税込)
熊本にある果物店の商品です。
毎月旬の果物を、家族1人~4人を想定した量で熨斗付きで配送してくれます。
食べごろや美味しい食べ方を記したシートを付けてくれるので便利です。
健康に気を遣われている方や、「果物を自分で買いに行くのは重くて一苦労…」そんなご高齢の方におすすめです。
・HAPPY NATS DAY:プチギフト12個セット 参考価格5132円(税込)
千葉県産の名物落花生をはじめ、産地にこだわり厳選された食材で作られたピーナツバターのギフトセットです。
お試し用サイズの瓶それぞれに「THANK YOU」と書かれたタグが付いていて、複数人で分けるのに便利です。
小さな瓶が並んでいる見た目が可愛らしくとてもオシャレです。
会社など連名で内祝いを頂いた場合におすすめです。
オシャレな和風の内祝いギフトもある!
近年、ギフトにおいても和風が見直され注目されています。
老若男女問わず、安心して贈れる和風のオシャレな内祝いギフトをご紹介します。
・久原本家:贈答箱入り 茅乃舎だし・白胡麻ドレッシング・つぶポン酢セット 希望小売価格3,348円(税込)
福岡の歴史ある食品会社が生んだ人気の出汁をはじめ、茅乃舎シリーズの定番3商品のギフトセットです。
スローフードをモットーに丁寧な食品づくりを心がけていて、すべての調味料において化学調味料や保存料が無添加です。
健康に気を遣っておられる方にも喜ばれることうけあいです。
・五代庵:梅の調味料セット 参考価格3,240円(税込)
日本一の梅の里といわれる、和歌山県みなべ町の梅専門店の商品です。
使いやすいように種を抜いた梅干や、梅の香りと酸味が漂う梅塩や梅ゴマ、梅味の浅漬けの素など、梅づくしのギフトセットです。
注目は珍しい「白梅酢」、梅を塩で浸けた際に出るものです。
ドレッシング作りの材料をはじめ、魚などの臭みを取ったり、水で薄めてうがいをすると殺菌効果があるなど万能です。
パッケージもシンプルでオシャレです。
・京の米老舗 八代目儀兵衛:十二単シリーズ「満開」 参考価格5,400円(税込)
全国選りすぐったお米を扱う京都の老舗の米屋からの商品です。
様々な種類の米が2合ずつ、12セット入っており、色鮮やかな風呂敷に包んであります。
「和」「洋」「粥」「丼」などそれぞれの米に合う調理法で分けられており、レシピも付いています。
日本の良さが感じられる華やかなギフトです。
カタログギフトもオシャレに進化している
内祝いギフトを贈る相手に商品を選んでもらえるカタログギフトも定番になりつつあります。
「相手の好みに合わないのではないか」という心配が減るのが良いですね。
珍しくてオシャレなカタログギフトをご紹介します。
・バーニーズニューヨーク:ギフトコース「BLUE」希望小売価格6,264円(税込)
人気のファッションブランド、バーニーズニューヨークのカタログギフトです。
シルバーに白いリボンの包装がオシャレで高級感があります。
掲載されている商品も洗練されたものばかりで、男性にも女性にも喜ばれることうけあいです。
・Actus kids store:おめでとセレクション「たいよう」希望小売価格5,400円(税込)
子供に特化したカタログギフトです。
人気の絵本作家がイラストを描いており、明るくオシャレな印象で子供の目を引きます。
カタログだけでなく、塗り絵とクレヨンがついており、子供のいる家庭に喜ばれます。
・シャディ(取り扱い店舗):すいーともぐもぐ 参考価格4,320円(税込)
ネーミングから可愛らしいです。
カタログもピンクと黒を基調としてオシャレです。
パティシエになりたい魔女と相棒の猫のキャラクターが商品を紹介してくれるというストーリーがあり、楽しく商品を選べます。
女性に贈る内祝いギフトにおすすめです。
・CONCENT(取り扱い店舗):日本の美味しい食べ物「蓮」 参考価格5,400円(税込)
カタログギフトにも和風に特化したものがあります。
和への関心の高さが伺えます。
全国各地の日本食が掲載されており、見ているだけでも楽しいカタログです。
食品だけでなく、伝統的な台所用品もあり、それぞれの好みで選べます。
珍しくてオシャレな内祝いギフトで喜んでもらおう
今回は「内祝いで喜ばれるギフト」をご紹介しました。
内祝いは、「お祝いをくださった方へのお礼とお返し」という意味があります。
現代では、単に「美味しいもの」「名産品」を内祝いとして選ぶのではなく、自分では買わない珍しい品物や、オシャレな品物が喜ばれる傾向にあります。
オシャレかつ珍しい内祝いギフトで、お互いが嬉しい気持ちになれたら良いですね。