結婚式のマナーと女性が気を付けるポイントについてご紹介!
2019年01月21日「結婚式」という一生に一度の大切な場に招待されることは、とても喜ばしいことです。
しかし、初めて結婚式に出席者する時や久しぶりにお呼ばれする時に不安な事と言えば、挙式や披露宴でのマナーです。
今回は、女性の服装や持ち物をはじめ、気を付けた方が良いポイントをまとめました。
当日を安心して迎えることができるように、今からきちんと準備しておきましょう。
目次
結婚式への服装は何を着ればいい?女性の服装のマナーとは
まず始めに悩むのが、「服装」です。
男性は基本的にスーツですが、女性は洋装か和装の二択になります。
そして服装に関してあまり知られていませんが、気を付けなければならないことがあります。
それは「写真で写った時に白っぽく見えない色を選ぶ」ことです。
淡いベージュやピンクは、代表的なNGカラーです。
屋外であれば強い日差し、披露宴時新郎新婦のいる高砂で写真をとる時などはライトなどで光が飛びます。
その時は色があると分かっていても、後日結婚式の全体の写真をみてみると服が白く見えてしまい、花嫁と被ってしまったという事が、実は多くあるのです。
結婚式の主役は、「新郎新婦」です。
その事も踏まえて服装選びをしましょう。
その他の基本的な服装等に関してのマナーはこちらです。
・洋装時の靴は爪先が見えないパンプスタイプを選びましょう。
・ヘアーは華美に装飾する事は避け、全アップスタイルにすると良いです。
・ドレスの場合はベージュのストッキング、和装では足袋を使用しましょう。
・新婦友人として出席する場合は、黒色の服装はなるべく避けましょう。
・剥げたネイルは落とす、または塗り直しましょう。
・肩がでるドレスの場合はストールやレースのカーディガンなどで肩を隠しましょう。
・ミニドレスは避け、膝が隠れるまたは膝上5センチくらいまのでの長さのドレスを選びましょう。
文字にすると大掛かりですが、チェックしてみるとと意外と簡単です。
まずは見た目からきちんとマナーを守って出席しましょう。
女性が結婚式で「持っていってよかった」と思ったアイテムをご紹介!
結婚式に出席したことがある女性が「持っていて良かった」とよく思うものは3つあります。
・絆創膏
・替えのストッキング
・染み落とし
結婚式は普段履き慣れないヒールのパンプスなどを履くと、いつの間にか靴擦れができることがあります。
移動の度にずっと痛いと困りますよね。
「絆創膏」はそんなときに傷の部分に貼れますし、場所もとらないのでお守りとして持っておくとよいでしょう。
結婚式ではベージュのストッキングを履きますので、目立つ色は避けシンプルな物を選びましょう。
また、不意に見ると伝線しているのが「ストッキング」です。
式が始まってすぐの状況などで伝線してしまうと、その後のイベントがなんだか恥ずかしい気持ちになりますね。
伝線したストッキングを履き続けるのもあまりマナー的にもよくないので、必ず持っていきましょう。
また、普段着なれない服でお料理を食べるので、不意に裾がお皿に付いてしまったりした時に重宝するのが「染み落とし」です。
すぐにお手洗いに行ける状況なら良いのですが、催し物の最中に席を立つのはマナー的にも避けたいものです。
下に汚れても良い布地の物を敷き、染みとりをかけた後ポンポンとシミを叩くと下にシミがうつりますので、広範囲を洗うよりも目立ちにくく綺麗になります。
最近は、シート型の小型の染みとりも販売されていますので、持ち運びにおすすめです。
ご祝儀はどうやって渡す?受付ってなにするの?結婚式受付のマナーと流れとは
結婚式でまずすることといえば「受付」です。
受付では、一体何をするのか、初めての方には分かりませんよね。
しかし、受付は女性ならではの注意点やマナーはありませんので安心してください。
流れを説明すると、このようになります。
・袱紗からご祝儀をとり受付の方に向けて渡します。
・芳名帳に名前などを記入します。
・席次表を受け取ります。
これで基本的には終了です。
その他に新郎新婦が考えた、ドレスのカラー当てクイズやBGMあてクイズなどがある場合は、ぜひ参加しましょう。
受付での注意点は2つあります。
・ご祝儀を渡す際は「本日はおめでとうございます」など、一言お祝いの言葉を付けるのがマナーです。
・住所等を記入するタイプの芳名帳の場合、新郎新婦が結婚式終了後、年賀状などの宛名書きに今後使用するので、なるべく綺麗な文字で書きましょう。
ご祝儀は、なるべく銀行に行き、新札へ両替して連番のお札をいれましょう。
糊付けなどの封はしないようにし、封筒に金額と名前は必ず記入しましょう。
空けるときに糊付けされていると大変です。
また、誰がいくら入れてくれたか分からなくなったときの為にも、最低限その2つは記載が必須です。
ちょっとした気遣いで、色々と忙しい新郎新婦をサポートできます。
いざ挙式会場へ!挙式で女性が気をつけることや参列者としてやるべきこととは?
受付も終わって挙式時間が近づくと会場へ案内されます。
いよいよ結婚式の始まりです。
基本的に向かって右側が新郎のゲスト、左側が新婦のゲストになります。
ここで女性に気をつけてほしいことがあります。
会場の席はきちんと隣と詰めて座る事です。
「せっかくなら前で見たい!でも隣の人は知らないから距離をとりたい」と、一つ開ける女性の方がとても多くいらっしゃいます。
パット見て席に余裕があると確信できるならいいかもしれませんが、基本的に分かりませんよね。
皆が座る為にも、きちんと席は詰めましょう。
基本的なことですが、携帯はマナーモードに変更するか電源を切りましょう。
最近は写真撮影が出来ない挙式会場もありますので、場内のアナウンスや説明をよく聞きましょう。
挙式が始まっても、参列者は基本的に特にする事はありません。
安心して二人を見守りましょう。
教会式では讃美歌、神前式ではお神酒を頂く事になります。
人前式は、新郎新婦が構成等自由に決めれますので、特に気をつけなければならないマナーがあるということはありません。
神前式のお神酒は口をつけるだけで大丈夫です。
挙式後はブーケトスをはじめ、フラワーシャワー、バルーンリリースなど様々な演出があることが多いでしょう。
ぜひ参加して幸せを分けてもらいましょう。
披露宴のマナーやお見送りのポイントを押さえて最後まで楽しい結婚式にしよう
挙式も終わり、次は披露宴です。
基本的に新郎新婦が会場にいる間は、会場をでることは避けるのがマナーです。
女性のお手洗いは混みますので、あらかじめ済ませておきましょう。
食事のカトラリーでは、基本的に外側から使っていけば大丈夫です。
使いづらい場合はお箸を頼めば頂けます。
お箸でお料理を頂く事は決してマナー違反ではなく、むしろ上手く使えず溢したり汚したりする方が良くありません。
そのような時は気軽に頼みましょう。
その他に、披露宴中に司会者の方から、「しばしご歓談をお楽しみください」などの声が掛かったら、写真をとることができます。
ぜひ高砂に行って、楽しい一時を写真に納めましょう。
女性は特に「祝福の言葉を掛けたい、話がしたい」と思うものですが、他の方も写真を撮りたいと考えていますので、一言二言声をかけて席に戻るのがマナーです。
他のタイミングでも、声を掛ける時間はありますので、一旦この場はさっと済ませましょう。
披露宴が終わると、新郎新婦とご家族がお見送りをしてくださいます。
新郎新婦へもそうですが、ご家族の方にも祝福の言葉とお礼を伝えましょう。
お見送りは長く立ち止まると後ろがつまります。
写真を撮りたい方は、その旨を新郎新婦へ伝えてその場は一旦退場し、お見送りが終わるまで待った後ゆっくり撮りましょう。
結婚式ではこのように、周りへの気遣いも忘れずにするのがマナーです。
挙式後は新郎新婦にお礼の気持ちと気遣いを忘れずに!
結婚式も終了し、余韻に浸ってしまうところですが、ここでちょっとした気遣いを忘れずにしておきましょう。
お礼や式の感想等、新郎新婦への連絡は忘れずにし、その際自分が撮った写真やデータを送ってあげる事です。
グループであればグループラインなどのアルバムに入れてもいいですね。
新郎新婦は自分の携帯で写真を撮ることは出来ません。
プロのカメラマンのデータも後日渡しになるので、結婚式直後は手元に写真もムービーもありません。
一生に一度の結婚式はすぐにでも、振り返りたいと思うものです。
最近は、自分のSNSに投稿したいと思われる新郎新婦さんも少なくありません。
男性ゲストで、写真を撮る方は少ないものです。
撮ってもすぐ送るような方はほぼいないので、写真やムービーのデータは女性ゲストが進んで撮ってあげるととても喜ばれます。
こういう時にちょっとした気遣いができるのが、大人の女性としてのマナーです。
きちんとしたマナーやちょっとした気遣いで思い出に残る素敵な結婚式に!
沢山の注意点をあげてきましたが、マナーを守り、周囲への気遣いがある程度できていれば、気張ることはありまん。
女性ゲストは、華やかな服装やその立ち振る舞いからしても、披露宴での名脇役です。
最後まで新郎新婦から招待を受けた大切なゲストとして、恥ずかしくない振る舞いを心がけ、自分自身も結婚式楽しみながら二人の門出を祝福しましょう。