チョコレートを贈る?バレンタインの簡単な豆知識

2019年10月08日

2月と言えばバレンタインデーですね。

バレンタインと言えば、女性が好きな男性にチョコレートを渡して告白をする日、と言うイメージが強いですよね。

最近では性別や関係を問わず渡すなど、コミュニケーションの一つとして定着している傾向も見られます。

たくさんのチョコレートを配る人は手作りしたいという方も多いですよね。

ここではバレンタインについて、そして簡単なチョコの作り方などバレンタインの豆知識をお話しします。

バレンタインデーの始まり

日本のバレンタインは、チョコレートの製菓メーカーが始めたようです。

昭和11年にモロゾフがバレンタインにチョコレートを贈ると提唱したのが始まりです。

しかし、すぐにバレンタイン広めるのは簡単なことではなかったようです。

昭和33年にメリーチョコが新宿の伊勢丹にバレンタインセール看板を出したときは3日間で30円の板チョコ5枚しか売れなかったと言われています。

しかし、翌年にハート形のチョコレートを作り、女性から男性へ渡すという形が始まり、多くのチョコレート会社が販売戦略を進めていったことで昭和50年代にかけて現在のように盛んになったと言われています。

日本のバレンタインはまだまだ歴史が浅いのです。

海外では日本とは違い恋人のための人されていることが多く、男性から女性に花束やアクセサリーなど贈り物を贈るそうです。

また恋人だけでなく、家族や親しい人に贈り物をしたりするそうで、最近では日本でも友達にチョコレートを配る友チョコという言葉が出てきたり同じような傾向が見られますね。

本来の起源は若者の結婚が禁じられていた3世紀のローマで、キリスト教のバレンタイン司祭が密かに結婚をさせていたのがばれてしまい処刑されてしまったという悲しい歴史が始まりだと言われています。

バレンタインにおけるチョコレートの種類

バレンタインデーに贈るチョコレートと言えば、告白をする本命チョコのイメージが強いのですが、最近では贈るチョコレートの種類が増えました。

本命チョコでない場合は義理チョコは恋愛感情が無い異性の相手に渡すチョコレートです。

時には本命チョコと勘違いされてしまう場合もあるので、誰でも知っていいて手軽に買えるようなチョコレートを選んだり、ラッピングも簡単にするなどして義理チョコと分かるようにしてあげましょう。

まずよく耳にするようになった友チョコですが、その名の通り友達にチョコレートを贈ります。

女の子同士がチョコレートを贈り合う事が多いようですが、最近では男の子同士がチョコレートを贈り合う習慣もみられるそうです。

その場合は強敵チョコというそうです。

よき友であり、ライバルでいようと言う意味が込められているのではないでしょうか。

そして最近増えているマイチョコは、自分が自分の為に選ぶチョコレートです。

確かに最近のバレンタインは売り場に行くと、高級なチョコレートや、バレンタインの為だけに並ぶ限定チョコレートなどもあり自分でも食べたくなりますよね。

この日は自分のご褒美としてマイチョコを選ぶのもおすすめです。

チョコのレートの種類

日本ではチョコレート会社の戦略もあり、バレンタインにはチョコレートを贈る習慣がすっかり定着してしまったのですが、チョコレートには種類があります。

一般的によくみられるチョコレートは主に3種類あります。

日本ではチョコレートと言えばこれだと言ってもいいほど、スーパーなどで手軽に購入できるのはミルクチョコレートと呼ばれるものです。

カカオに粉乳と砂糖を加えて作っているので、とても甘いです。

そしてあまり甘いチョコレートが好きでないという人はビターチョコレートを選ぶのではないでしょうか。

ビターチョコレートにはミルクが加えられず、カカオと砂糖のみで出来ているのでカカオの味をより楽しめます。

そして真っ白なホワイトチョコレートはカカオからとれるカカオバターに砂糖とミルクを加えて作られています。

主にチョコレートの種類はこの3つなのですが、最近では4番目のチョコレート、ルビーチョコレートが話題になりました。

ルビーチョコレートは原料となるルビーカカオが天然のピンク色です。

チョコレートは茶色だというイメージを覆すようなピンク色で、カカオの味はベリーのような爽やかな酸味を持っています。

まだまだ主な3種類のチョコと比べると一般的に浸透しておらず簡単に購入する事が出来ませんが、これからルビーチョコレートを使った多くの商品が出てくるのではないでしょうか。

バレンタインチョコレートを簡単に作る方法

学校や職場で友達や同僚などにチョコレートを配る場合、大量に購入すると思ったより費用がかかりますね。

その場合は手作りにした方が、気持ちも込められるし費用も少し安くできるのでおすすめです。

それでは子どもにも作れる簡単な手作りチョコレートの作り方をご紹介します。

【材料】(9人分)

・板チョコ 150g
・牛乳 大さじ6
・お菓子用のカップ

【作り方】

①まずお湯を沸かしておきます。

お湯を沸かしている間に板チョコを適当に割っておきます。

②割ったチョコレートの中に適量にお湯を加えながらチョコレートを溶かしていきます。

(水のようにならないよう適度にお湯を加えペースト状のチョコレートにしましょう。)

③牛乳大さじ6杯を加えて混ぜます。

④綺麗に混ぜたら、用意していたカップに流し込み、冷蔵庫に2時間ほど置きましょう。

これだと簡単に作れますし、冷蔵庫で固める時間を除けば短時間でできますので忙しい人やバレンタイン前日でも大丈夫そうですね。

簡単に決めてはいけない、チョコレート以外のバレンタイン

チョコレートが好きという人は多くいますが、中には苦手という人もいます。

その場合はチョコレート以外の物を送るのが良いでしょう。

贈り物には意味が込められますので、チョコレート以外の物を贈るときは簡単に決めてしまわず贈る相手によってきちんと選びましょう。

贈る相手がどのような関係の人かにもよりますが、恋愛感情が無い相手でお菓子が大丈夫であればクッキーがおすすめです。

よく贈られるクッキーには友達でいようねといった意味が込められています。

これは海外でも同じ意味で捉えられているそうでどこにいっても安心して相手に送れます。

そしてバレンタインのお返しであるホワイトデーなどで贈られることがあるマシュマロですが、好きな人に贈るのは避けた方が良さそうです。

マシュマロにはあなたが嫌いですという意味があると言われています。

ですがマシュマロを貰ったからと言ってがっかりしてはいけません。

チョコレートが入っているマシュマロの場合は純白の愛で包むという意味があるそうです。

少し分かりにくいので、マシュマロが大好きという相手以外には送らない方が良さそうです。

特別な人に渡すならマカロンがおすすめです。

クッキーに比べると少し高いイメージがあるマカロンですが、特別な存在という意味合いがあるそうです。

その他にもキャンディは相手の事が好き、キャラメルは安心する存在などという意味が込められているそうです。

贈る相手にどのような気持ちを受け取ってほしいかも考えて選ぶと良さそうですね。

また彼氏や旦那さんであれば、一緒に食事に出かけたり、小物など必要な物を送ったりするのがおすすめです。

贈り物に簡単なラッピングをしよう

チョコレートなど贈る物を決めたら、後はラッピングです。

手作りの場合はもちろんラッピングは必須ですが、買ってきた場合も少し手を加えてお洒落に見せたいですよね。

最近ではバレンタインの売り場の横にもたくさんのラッピング用品が並んでいます。

不器用な人にも簡単にできるようにビニールタイプで上をリボンで留めるだけのものや、1枚で様になる紙袋など用意されています。

バレンタインデー用にハートの模様が入ったものもあるので気持ちが伝りやすいものを選びましょう。

メッセージカードなど添えて一言書くと、貰った相手も喜んでくれるのではないでしょうか。

最近ではマスキングテープなどもあり、よりお洒落にラッピングできますので自分らしくラッピングしましょう。

大切な人へ気持ちを込めて贈りものをしましょう

バレンタインについてご紹介してきましたが、大切なのは贈るものより相手に気持ちを伝える事です。

貰った場合は、送ってくれた相手に対して「ありがとう」の気持ちを伝えたいですね。

出来ればホワイトデーや別の機会でもお礼をすると良いでしょう。

せっかくの機会ですので、日頃の感謝を伝え、更に良い関係が築けるような心遣いができたらいいですね。