着付けをお願いしたいが浴衣を美容院でするのは恥ずかしい?

2019年10月20日

浴衣でおしゃれな感じにしたいのだけれど自宅で着付けするとあまりうまくできず全然おしゃれにはならない。

美容院も考えてみたのだけれどたかが浴衣を美容院で着付けしてもらうのは恥ずかしいと感じている人も多いはずです。

しかし美容院に着付けをお願いするとお金はかかりますが、トータル的に綺麗になしますし着崩れもすることはありませんので恥ずかしいことではないのです。

今回はそんな美容院での浴衣の着付けについて詳しくご紹介いたします。

自分でできる浴衣に似合うヘアスタイルの色々

浴衣でデートする人は多いと思いますが中高生に似合うヘアスタイルは髪があまり長くない人は簡単なのがシニヨンスタイルです。

ゴムで一つに結んで周りをねじりながら巻きつけてピンで固定するだけ。

そこに飾りをつけて終わりです。

この場合の飾りは大きめでも小さめでも大丈夫ですが、髪飾りは落ちないようしっかりつけましょう。

これなら十分大丈夫ですし自分一人で3分ほどで簡単に出来ます。

でもせっかくだからもっとおしゃれな感じにしたいという人には三つ編みのアレンジはいかがですか?両サイドと後ろの髪を4つに分けてそれぞれの毛束を三つ編みにします。

後ろの三つ編みの根元に両サイドの三つ編みを差し込んで2本にしたらそれぞれ反対方向にながしてピンで固定してから真ん中に飾りをつければ出来上がりです。

意外に簡単にできるものが多いものです。

ショートの場合は髪を耳にかけて髪飾りをつけるだけでもかわいい感じに仕上がります。

この程度のヘアスタイルなら浴衣には似合いますし着付けも簡単なものでしたら美容院に行かなくても十分なのでぜひチャレンジしてみるのもいいかと思います。

美容院で着付けをお願いした場合の知りたい事

浴衣の着付けは大体平均で2,000円くらいから3,000円程度のようです。

普通の着物からするとかなりリーズナブルな感じがします。

着付けとヘアセットとなると最低5,000円程度のようです。

着付けにかかる時間は平均20分から30分くらいでヘアセットは全部でおおよそ60分程度かかるものですから時間に余裕をもって予約したほうがいいでしょう。

浴衣の着付けに必要なものは当然浴衣ですが他には、帯・肌着・腰紐・帯板・巾着・下駄・髪飾り、そのほかに着付けベルトとタオルがあればそれも持っていきましょう。

美容院で着付けをしてもらう事で着崩れしにくいという利点はありますが浴衣は自分で着付けできることも多い事から料金を支払ってまでという考えもあります。

お願いする場合はよく考えて選びましょう。

美容院でヘアセットしてもらいたい

自分で浴衣は着付けができるのだけれど髪型がいまいち決まらない。

美容院でヘアセットだけ頼みたいと思う人は多いのではないでしょうか?

美容院でヘアセットをお願いした場合メイクも一緒にしてもくれる所が多いようです。

ただどこまでやってもらえるのかはわかりませんので必ず確認する事が大切です。

一応順番としては、1メイク 2ヘアセット 3着付けの順番がベストなんだそうです。

これにはちゃんとした理由がありたとえばレンタルの場合に化粧品やスプレーがついてしまう恐れがあるからということです。

そしてせっかく着付けを先に済ませてしまうとメイクやヘアセットがしにくくなるというのも理由のひとつとされています。

せっかく美容院で自分では出来ないヘアセットをしてもらったのだから最後までプロの方にお願いしましょう。

髪型も自分でするよりずっとおしゃれだとおもいますのでぜひ浴衣美人になってほしいものです。

浴衣の着付けは自分でできる?

これまで浴衣を美容院で着付けをお願いすると言う話をしてきましたが、実は浴衣は案外簡単に自分ひとりでできるものなのです。

ここでは自分ひとりできる方法を紹介します。

まず浴衣の下に本来浴衣用の下着を着ますがこれはタンクトップやキャミソール・スパッツなどを代用しても表に見えなければ大丈夫です。

浴衣に袖を通し両方の袖を引っ張り背中の中心と浴衣の中心線を合わせます。

浴衣の高さをくるぶしが隠れる程度に上げ浴衣の左右の軸を合わせたらその位置を動かさないようにし右から左へ巻きますがこのとき10cmほどあげて次に反対側を巻きます。

このとき先ほどより少な目の5cmほどあげます。

そしてヒモで下半身部分の浴衣を固定しますがその際ヒモを巻く位置は、腰骨の少し上で着崩れしないようここはしっかり結びます。

前後に手をいれおはしょり(帯から少し浴衣を出す部分)を整えます。

背中の中心を持って引っ張りこぶし一つ分ほど空け襟の前を整えます。

最後に胸の下でひもを片蝶結びをしてあまったひもを巻き込み後ろと前のしわを脇に寄せて終わりです。

この後帯を結んでいきます。

このように自分でもできますが自身がない場合は家族お願いするのもひとつの方法です。

浴衣の着付け帯結びの色々

さあ浴衣の着付けは終わりました。

せっかくだからおしゃれで簡単な帯結びを自分でやってみましょう。

まずは基本の帯結び最初に帯に巻くほうの長さを大体50cmほどとって肩にかけておき、輪が左側にくるようにします。

先ほど肩にかけた帯の折り目を支店に帯を広げます。

自分の体を時計回り回転させ帯の上が胸の下に来るようにし最後に肩にかけてあった帯が上に巻き残した帯が下にくるように結びます。

下の部分の帯を肩幅の広さにあわせて折りたたみそれをひだにし肩にかけていた帯を上から下へと着物と帯の間に入れていきます。

結び目の形を整えたら帯を90℃くらいずつに後ろに回していきます。

基本形をマスターしたら次に文庫結び似挑戦しましょう。

基本の蝶結びの変形したものとなっています。

先ほどの文庫結びは2枚の羽ですが4枚の羽で大きなリボンを作る花文庫結び、花文庫をアレンジしアシンメトリーな結び方の片花文庫結びなどがあります。

今回紹介した帯結びはかわいい雰囲気のもので誰にでも簡単に出来似合う帯結びを紹介しました。

それでもうまくできる自身がない人やもう少し凝った帯結びがいい人は美容院でのプロの方の着付けをおススメします。

美容院の予約は必要?

美容院の予約は予約は必須です。

というのもそもそも浴衣の着付けをお願いすると言う時期は花火大会などイベントがあるので浴衣を着る人も多く当日に行って予約がいっぱいだった場合待たされる可能性もありますし金額もわかりません。

自分のペースにあわせるのでしたら美容院に問い合わせて予約が必要かどうかを確認しましょう。

浴衣だから大丈夫という気持ではなくどんな着物もお願いする場合は予約は必須です。

メイク・へアセット・着付けを全部お任せする場合所要時間は大体1時間と考えて自分の時間を逆算して予約し、お願いしたい時間・必要なものをきちんと確認し忘れ物がないようにしましょう。

ヘアセットをお願いする場合は髪飾りをメイクをお願いするのなら化粧品は自分のものを持っていっていいのかも必ず確認しましょう。

浴衣を粋にかわいく着こなしましょう

花火大会や七夕など夏のイベントには欠かさない浴衣。

せっかく浴衣を着てきたのに途中で着崩れてしまったり、髪型がかわいく決まらなかったりとそんな事がないようにしたいもの。

確かに浴衣は最も簡単に着付けができるので、お金もかかるし美容院で頼むのは少し気が引けるかもしれませんが、プロの方にお願いして綺麗に着こなすのもひとつの方法です。

美容院で着付けをお願いすればトータルでしてもらえるので自分で着付けできる自身がない人は美容院をお願いしましょう。