公共の場でマナー違反していない?具体例を使って確認しよう

2020年01月09日

公共の場は誰もが使う場所ですので、マナー違反にならないよう注意する必要があるでしょう。

公共の場と言うと、電車・エスカレーターなどが挙げられます。

これらの場所で、マナー違反になっていないか具体例を使って確認していきましょう。

自分では問題ないと思っていたことが、意外にもマナー違反となっていることがあるかもしれません。

公共マナーの悪さが目立つ電車やバス!よくある例は「優先席を譲らない」

公共マナーを考えた場合、普段利用することの多い電車やバスを挙げる人も多いでしょう。

こちらでは、具体例を使ってご紹介していきます。

◯健常者が優先席に座って譲らない

電車やバスに乗っていて見苦しく思えるのは、健常者でありながら優先席に座り、お年寄りや体の不自由な人が乗ってきた後も譲らないような場合です。

空いているのであればまだ問題ありませんが、目の前にお年寄りが立っているのにスマホに夢中になっていたり眠ったりしている状態は、許せない人も多いのでないでしょうか。

また、優先席には妊婦さんも座る権利がありますが、妊婦さんは見た目には妊娠していることが分かりにくいこともあり、妊婦さん自身も座りづらい状況があるようです。

そのため、妊婦さんが妊娠していることを知らせるマークもありますが、だからと言って譲ってもらえるわけではないところが難しいところでしょう。

自分よりも大変な状況の人がいたら、助けたり譲り合ったりする心が欲しいものですよね。

エスカレーターも公共の場!マナー違反な例は「道を塞ぐ」

外出していれば、エスカレーターに乗る機会は多いですよね。

駅やデパートにあるエスカレーターですが、こちらでも皆さんがイライラとしてしまうマナー違反があります。

◯歩く側の道を塞ぐ

エスカレーターは基本的には止まって乗っているものだと思いますが、急いでいる人のために片側を空けて通路にすることが慣例ですよね。

しかし、誰かと一緒に乗っていたり荷物が大きかったりすると、ついその通路を塞いでしまうことがあります。

こうなると、急いでいる人にとってはイライラしてしまうマナー違反だと言えます。

また、エスカレーターのどちら側を空けるかという問題があるようですが、関西方面では左側を空け、東京やその他の地域では右側を空けることが多いようです。

地域によって違いがあるものの、前の人に合わせてどちらかは必ず空けておくようにすることが公共のマナーとして大切でしょう。

なお、子供と乗る場合、じっとしていられずに通行の邪魔になったり、サンダルがエスカレーターの隙間に挟まってしまったりする危険性もあります。

目を離さないよう十分注意することが必要です。

エレベーターに求められる公共のマナー!相手への配慮が大切

公共の乗り物として、エスカレーターに続いてエレベーターがあります。

エレベーターに求められる公共のマナー、どのような違反例があるのかご紹介します。

◯降りる人よりも先に乗り込む

エレベーターは扉が閉まっているため、開くまで誰が乗っているか分かりません。

急いでいると、誰も乗っていないと思い込んで扉の前に立ち、降りてくる人とぶつかってしまうこともあるでしょう。

エレペーターに乗る際は、必ず扉の脇に立ち、降りてくる人を優先してください。

◯操作盤の前にいるのに、他の階で降りたい人のボタンを押さない

基本的にボタンを押すのは操作盤の前にいる人です。

操作盤の前にいるのであれば、他の人の階を聞いたりボタンを押してあげたりすることが必要です。

◯扉を開けたりボタンを押したりしているのにもかかわらず、無視する

扉を開けたりボタンを押したりしてもらったら、マナーとして軽く会釈をするなど感謝に気持ちを表しましょう。

相手への配慮さえあれば、どれも無理なく行えることだと言えそうです。

誰もが持っている携帯電話!マナー違反を起こしがちな例

携帯電話は家族がそれぞれ持っていて、大人だけでなく子供も持っていることが多いですよね。

誰もが持っていることが当たり前になっている携帯電話ですが、公共のマナーについて考えられていないことが多いように感じます。

使い方が間違っていれば他人に迷惑をかけてしまうことが考えられますので、今後注意する必要性が高いものだと言って良いでしょう。

ここからは、携帯電話によるマナー違反の例をご紹介します。

◯携帯電話禁止の場所での使用

携帯電話が禁止されている場所として、病院が挙げられます。

病院では、携帯電話の使用で、病院の機器やペースメーカーを使用している人への影響が考えられます。

使用を禁止されている場所では、電源を切ることが大切でしょう。

◯歩きながら携帯電話をいじる

歩きながら携帯電話を操作する人を見かけますが、公共の場だとは分かっていない行為だと言えます。

人にぶつかったり、自分も事故に逢いそうになったりすることが考えられます。

◯レストランなどで携帯電話で大声で話す

レストランで大声で話すことは、他のお客の楽しい雰囲気を壊してしまうかもしれません。

携帯電話は極力音を小さくするか、マナーモードにしておくのが公共のマナーとして正解でしょう。

子供のしつけは大丈夫!?公共の場ということを忘れないで

子供を連れて外出を楽しむご家族は多いと思いますが、子供の行動についてしっかりしつけがなされているでしょうか?

子供のしつけがなっていないと、公共の場では周りに迷惑なだけでなく、白い目で見られてしまうこともあります。

子供が起こしやすい公共の場でのマナー違反の例をご紹介します。

◯公共の場で走り回ったり騒いだりする

子供は元気なのが当たり前とはいえ、家の中から一歩外に出たら、人の迷惑にならないよう走り回ったり騒いだりしないよう注意しなければいけません。

ただ、じっとしていることが苦手な子供には、自由に動き回れて発散できる場所を与えてあげましょう。

◯レストランなどで泣いたら外に連れ出す

レストランは皆で楽しむ空間です。

子供が泣きだすなどして周りに迷惑をかけてしまうと思ったら、一旦気持ちが落ち着くまで外に連れ出しましょう。

待っている間に飽きさせないようにしたり、子供の年齢によっては早く食事を済ませたりすることも大切です。

街で見かける公共マナー違反!

最後に、街で見かける公共マナー違反の例をご紹介します。

自分が行ってしまっていないか確認してみてください。

・ゴミをポイ捨てする
・犬の糞を持ち帰らずに放置する
・行列に割り込みする
・電車で足を広げて座る
・荷物を置いて席を使う
・濡れた傘を畳まずに人に当てる
・子供が騒いでるのに注意しない
・映画館の上映中に携帯電話を見る
・携帯電話をいじりながら自転車に乗る
・電車の中でヘッドホンから音が洩れる
・車内でのお化粧
・歩道を広がって歩く
・指定以外の場所への自転車の放置
・車内のシートを子供が靴を履いたまま立つ
・新幹線や電車のシートを後ろから蹴る
・携帯電話は飛行機内では機内モードにする

公共では、誰もが不快な思いをしないような行動を心がけることが大切です。

他人のマナー違反を見つけたら、まずは自分がしていないか、家族など身近な人はしていないかなど、自分たちの行動を顧みるようにしましょう。

そうすることによって、マナーを守ることが自然に身につくはずです。

公共でのマナー違反!自分の行動を顧みよう

公共の場でのマナー違反は、他人が行っている場合はつい眉をひそめてしまいますが、もしかすると自分も他人に迷惑をかけている場合があります。

電車・バスなどの乗り物や、エスカレーターやエレベーターなど、身近なところでマナー違反は起きています。

こちらでご紹介してきたマナー違反の例を参考にして、自分がしてしまっていた場合は直すよう改善していきましょう。