披露宴の服装選びはマナーに注意!寒い冬はどう選ぶと良い?
2020年02月19日12~2月の冬季であっても、結婚式は行われます。
そんな寒い冬の結婚式披露宴にお呼ばれされたとき、どんな服装で行けば良いか悩みませんか。
ここでは、冬の結婚式披露宴に出席する際に着ていく服装のマナーや選び方についてお伝えしていきます。
NGマナーについてもお話ししますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
冬の披露宴に出席!服装の中でドレスはどんな点に注意して選ぶべき?
結婚式披露宴に出席することが決まれば、どんな服装にするか、季節問わずに悩むことでしょう。
特に冬季の場合、寒さ対策もしなければなりませんから、より悩まれる方が多いと聞きます。
この記事で、冬の披露宴に着ていく服装についてお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
まずは、服装のメインといえるドレスについてお話ししていきます。
冬の披露宴に参列する場合、以下のポイントを参考に選ぶと良いでしょう。
●素材
冬は厚手の素材のドレスを選ぶことがポイントです。
ベロアやツイード、ウールなどがおすすめです。
●カラー
深みのあるシックなカラーのドレスが、冬の披露宴コーデにおすすめです。
例えば、ワインレッドやダークグリーン、濃いめのネイビーなどです。
特に素材がベロアの場合は、光沢と重厚感のある素材であるため、これらのカラーがよく合います。
ツイードやウールの場合は、明るめのカラーでも落ち着いた雰囲気に仕上がるので、ピンクなどの暖色系にしても良いかもしれません。
無難なのは、王道のブラックですね。
●透け感
春や夏と同じ素材のドレスでも問題はないですが、極力透け感のないものを選びましょう。
透け感が気になる場合は、ボレロやショール、ジャケットなどを羽織ることをおすすめします。
冬の披露宴の服装のドレスにはNGなマナーも…
冬の結婚式披露宴に着ていくドレスの選び方のポイントを、先ほどお伝えしました。
ただし、披露宴のドレスではNGマナーもあるので、ここで見ていきましょう。
●素材
冬の代表格といわれる素材に、ニットやフリースが挙がると思います。
これらのような素材はカジュアル感が強すぎるので、披露宴の服装マナーではNGです。
●カラー
ご存知の方も多いと思いますが、「白」のドレスを選んではいけません。
白は花嫁のカラーですから、ゲストが着るのはマナー違反です。
白に近いベージュも避けましょう。
また、バイカラーのドレスも避けたいものです。
1着に2色のカラーが分かれていることから、「別れ」を連想させ、演技が悪いといわれています。
完全にNGというわけではないそうですが、避けたほうがベターといえます。
●柄
結婚式の披露宴だけでなく、冠婚葬祭ではアニマル柄の服装はNGです。
これらのNG点に注意して、披露宴に着ていくドレスを選びましょう。
冬に必須のコート!どんなものを選べば良い?
冬の寒い時期は、普段着であってもコートは欠かせません。
当然、披露宴会場に向かう際も、コートを着ていくことでしょう。
中には、「会場までの道中で着るだけだから何でもいいか」と思う方もいるかもしれません。
しかしそんなことはなく、披露宴に着ていくコートにもマナーがあります。
どんなコートがふさわしいかというと、ウールやカシミヤなどのフォーマル素材のものが良いでしょう。
どちらもきちんとした印象の服装に仕上がり、保温性の高い素材のため冬の結婚式披露宴に出席する際も活躍してくれます。
特にロング丈のコートを着ると、よりフォーマルな印象になるのでおすすめです。
カラーはグレーなどの落ち着いた色味のものを選びましょう。
しかし、披露宴に着ていくのはNGとされるコートもあります。
例えば、毛皮やファー付きのコートです。
高級感のある印象ではありますが、結婚式などのおめでたい席にはふさわしくないといわれていますので避けましょう。
ほかには、モッズコートやダッフルコートなどのカジュアルすぎるコートもNGとされています。
フォーマルなドレスにカジュアルなコートは、コーディネートとしても、ちぐはぐな印象です。
これらのコートも避けたほうがベターです。
さらに、真っ白なコートも結婚式ではNGです。
ドレス同様に、「白」は花嫁のカラーですから、極力ゲストは着用しないようにしましょう。
披露宴出席時のコートのマナーも確認しておこう!
結婚式披露宴に着ていく服装のコートについてお話ししたところで、マナーについてもお伝えします。
コートは披露宴中、常に自分で持っているわけではありません。
披露宴会場に到着したときに、会場のクロークに預けるのがマナーです。
ただし、預ける前にも注意点があります。
クロークの前であわててコートを脱ぐなどの行為は避けたほうが良いでしょう。
ほかにも多くのゲストがいるでしょうから、クロークの前でもたもたしてしまっては、ほかのゲストの迷惑になってしまいます。
スマートにクロークに預けるには、会場に入った時点でコートを脱ぎ、腕にかけておくことをおすすめします。
寒い冬であっても会場に入れば暖房がきいてるでしょうから、ドレスでも寒くないことがほとんどです。
また、披露宴だけでなく社会人としてのマナーですが、時間に余裕を持っていくことも大切です。
もし挙式にも参列する場合、ギリギリに到着してしまったために、コートを持ったまま参列することになってしまうことも否定できません。
これでは悪い意味で目立ってしまいますから、マナーに注意して行動するようにしましょう。
服装は足元まで!黒タイツは披露宴に履いてもOK?
披露宴での服装は足元まで含まれます。
足元も注意すべきことがあるのでお話しします。
冬であれば暖かい黒タイツを履きたいと思うことでしょう。
「素足でないから黒タイツでも良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、結婚式の披露宴の服装としては、黒タイツは避けたほうが良いアイテムです。
なぜなら、黒タイツを履くことで不祝儀をイメージさせてしまう可能性が高いからです。
黒タイツと似たものでレギンスが挙げられますが、こちらはカジュアルすぎる印象になるのでNGです。
これらから、結婚式披露宴ではベージュのストッキングの着用がベストといえるでしょう。
ラメや模様が入っていても問題はないそうですが、派手になりすぎないように注意してください。
「ベージュのタイツなら大丈夫?」という声も聞きますが、カラー関係なくタイツ自体がカジュアルな印象になりやすいのでNGのようです。
素肌感があり清楚な印象になるように、足元も注意して選びましょう。
靴はパンプスが基本!ブーツはNG?
服装は足元までとお伝えしたとおり、靴も服装に含まれます。
披露宴に履いていく靴にもマナーがあるので、ここで確認しましょう。
まず基本は、パンプスを選ぶことです。
そのため、かかとやつま先が出てしまう、下記のような靴は控えます。
・ミュール
・サンダル
・サボ、バブーシュ
・オープントゥ
パンプスであってもつま先が出てしまうものはNGなので、オープントゥのパンプスは避けましょう。
当然ながら、カジュアルな印象が強いスニーカーやバレエシューズもNGです。
冬の寒い日であればブーツを履きたいと思う方もいるかもしれませんが、スニーカーなどと同様、カジュアルな印象が強いので披露宴のマナーとしてはNGです。
会場までの道中の間履くのであればOKとされています。
パンプスを持参し、会場でスムーズに履き替えられるようにしましょう。
さらに、披露宴に履いていくパンプスは、ヒールのあるものを選びます。
3cm以上あると良いですね。
細いヒールですと華やかな印象になるので、素敵な披露宴コーデに仕上がります。
ちなみにパンプスの素材は、光沢感のある布地やエナメルがおすすめです。
冬ならではの素材、スエードを選んでみても良いかもしれません。
足元にも注意して、披露宴コーデを選んでみてください。
服装の選び方に注意して冬の披露宴に出席しよう!
冬の披露宴に出席する際、どんな服装で行けば良いか悩んでしまう方もいるでしょう。
ドレスやコートは素材やカラーなどに注意して選びます。
そして、足元は冬によく履く黒タイツは避け、ベージュのストッキングを選ぶのがベターです。
靴はかかとやつま先が出ないパンプスを選び、フォーマルな場にふさわしいコーディネートで、出席するようにしましょう。