法事の際のお茶出しマナー!お茶やお菓子の種類や出し方は?

2020年02月25日

法事を家で行う場合、お坊さんに来てもらってお経を読んでもらうことと思います。

その際、お坊さんに出すお茶やお菓子の種類などで迷ってしまうこともあるでしょう。

こちらでは、法事を家で行う場合のお茶出しマナーについて考えていきます。

お茶出しの回数やお茶の種類、出し方など、お菓子を出す場合も合わせてお伝えしていきます。

法事でお坊さんを招く!お茶出しのマナーを知っておこう

法事でお坊さんを家に招くことがあると思いますが、お茶出しのマナーについて知らない方も多いことでしょう。

お坊さんのお勤めの妨げにならないよう、ちょうど良い必要なタイミングでお茶出しをしたいものです。

こちらでは、お茶出しのマナーについてお伝えしていきます。

自分たちのためにお経を読んでくださるお坊さんのためにも、最低限のマナーは身に付けておきましょう。

まずは、お茶を出すタイミングから確認していきます。

◯お茶を出すタイミングはいつが良いの?

基本的にお坊さんにお茶を出すタイミングは、

・訪問された時
・お経が終わった後

の2回です。

1回目のタイミングは、お坊さんが訪問した時です。

必ずしも飲まれる訳ではないようですが、お経を飲む前に喉をうるおしてもらう意味でお出しすると良いでしょう。

2回目のタイミングは、お経が終わった後です。

長い間ずっとお経を読んでいたお坊さんですので、喉が渇いていることが予想されます。

お経が終わったタイミングでお茶を出してもらえると、嬉しく思うお坊さんが多いようです。

お経の後も、しばらくお話をされることが多いですので、このお茶は是非とも用意しておきましょう。

法事のお茶出しのマナー!どのように出せば良いの?

法事のお茶出しのマナーで、今度はお茶をどのように出せば良いのかをお伝えします。

◯お茶の出し方の基本

1.お盆にお茶を入れた茶碗と茶托を乗せ、お坊さんの近くまで運ぶ

2.お坊さんのそばでお盆を下に置き、茶托に茶碗を乗せてからお茶をお出しする

お坊さんにお茶を出す場合、必ずお盆に乗せて近くまで運びます。

お盆があれば、暑いお茶でも気にすることなく運ぶことができます。

この時、茶碗と茶托は別々にして運びましょう。

一緒に乗せていると、運んでいる時にこぼして茶托を濡らしてしまう可能性があるからです。

お茶をお出しする際は、お坊さんの右斜め前に置くと飲みやすいようです。

着物が邪魔することもありますので、お坊さんが見えやすい手前に置くことをおすすめします。

◯お茶の出し方-お菓子がある場合

1.お盆にお茶・茶托・お菓子・おしぼりを乗せ、お坊さんの近くまで運ぶ

2.お盆を下に置き、お菓子→茶托に乗せたお茶→おしぼりの順に置く

お菓子がある場合は、おしぼりがあったほうが親切でしょう。

お菓子はお坊さんの右側に置き、その外側にお茶→おしぼりの順番に置いてください。

法事でのお茶出し!マナーとしておすすめのお茶は?

法事のお茶出しのマナーを考える場合、お茶の種類が気になることもあるでしょう。

しかし、法事の際のお茶には、特に決まりはありません。

基本的に法事でお茶を出す方は多いため、同じようにお茶を出すことは無難です。

ただ、お坊さんのほうでは飲み物の種類に関してそれほどこだわりのない方も多いようですので、あまり堅苦しく考えないほうが良いのかもしれません。

そのため、お茶ではなくコーヒーや紅茶を出すこともOKです。

何軒か回られるお坊さんなら、お茶以外のもののほうが有難いことも考えられます。

どうしても悩んでしまう場合は、あらかじめお坊さんに尋ねてしまうことも一つの方法でしょう。

お茶にする場合、美味しいお茶を飲んでもらうために、お茶の温度には注意が必要です。

温かいお茶を入れる場合、茶碗はあらかじめお湯を入れて温めておくと良いです。

また、お茶にお湯を注ぐ場合、その温度にも注意したほうが良いでしょう。

玉露は50~60度くらい、煎茶は70~80度くらい、番茶やほうじ茶は100度のお湯が適当です。

法事でのお菓子の種類は?マナーとしては持ち帰ることができるお菓子を

法事でお茶出しの際に、お菓子を出すことが多いと思います。

その時マナーとして適しているのは「持ち帰ることができるお菓子を用意する」ことです。

お坊さんは、お経の後にお茶を飲まれるかどうかは当然ながら決まってはいません。

その後、他にも何軒か寄る用事があれば、お茶も飲まずに立たれる方もいるでしょう。

お茶だけ飲んで、お菓子は手をつけない方もいるかもしれません。

そのため、お菓子は気兼ねなく持ち帰ることができるよう、個包装してあるものがおすすめです。

お菓子の種類としては、一般的には饅頭か最中が多いです。

どちらも手がベタベタすることなく食べることができますので、法事の際のお菓子としても適当だといえます。

お菓子の大きさは、大きすぎるものよりも一口大のほうが食べやすくておすすめです。

また、和菓子だけでなく洋菓子をお出ししても問題ありません。

個包装したマドレーヌやクッキーなどは、その場で食べなくても持ち帰りやすいでしょう。

また、夏の暑い時期なら、容器入りのゼリーなども良いですね。

お菓子を出す時のマナー!法事では懐紙を忘れずに

こちらでは、法事のお茶出しの際にお菓子を出す時のマナーをお伝えします。

◯お菓子は菓子皿と懐紙の上に乗せる

お菓子をお出しする際、菓子皿を用意しますが、その上に懐紙を乗せるのがマナーとして適当です。

懐紙は、お菓子を持ち帰るなどの場合に使われます。

懐紙は白い和紙であることが多く、法事の際にも使えます。

半分に折り、手前の紙を少し左下がりにするのが正式な折り方です。

お坊さんのほうに、折った輪が向くように置いてください。

◯菓子皿にはお菓子を1・2個乗せる

お菓子は基本的に1・2個が好ましく、小さい一口大のお菓子の場合は2個以上乗せても良いでしょう。

種類も1・2種類でOKです。

◯お菓子を出した後にお盆は片づける

お菓子を出す場合、お盆の上にお茶など色々乗せていますが、お盆は基本的に運ぶためのものであり、テーブルのようにして使うものではありません。

お菓子などをお出ししたら、お盆は片づけておきましょう。

法事のお茶出しをペットボトルに!喜ばれる場合も

最後に法事のお茶出しのマナーとして、ペットボトルでの対応について考えてみたいと思います。

おもてなしとしては、家主が入れたお茶をお出しするのがマナーとして適当ですが、場合によってはペットボトルでの対応が喜ばれる場合もあるようです。

お坊さんの中には、法事で何軒も伺うことでお腹がいっぱいだったり、夏場には冷たいお茶によってお腹が冷えてしまうこともあるようです。

そのような場合、せっかく出してもらったお茶を飲めないことになってしまいます。

そんな時、ペットボトルでのお茶であれば、その場で飲まずに持ち帰ることができるでしょう。

また、おみやげとして缶ビールやスポーツドリングを持たせるような場合もあるようです。

季節や状況に合わせた対応が好まれるということでしょう。

こちらの気持ちも大切ですが、何軒も回られているお坊さんのことを考えた飲み物を提供することが必要なのかもしれません。

法事でのお茶出しマナーを覚えて活用してみよう

法事のお茶出しマナーは、基本的なおもてなしの気持ちがあれば対応できるようなことばかりであり、難しく考える必要はありません。

お茶出しは、お坊さんが訪問された時とお経が終わったの2回が一般的です。

お盆を使ってのお茶出しも、日常的なマナーの範囲内ともいえるでしょう。

また、お茶出しは必ずしもお茶だけでなく、コーヒーや紅茶での対応も可です。

お菓子に関しては、基本的に持ち帰りできるものが喜ばれるでしょう。

季節や状況に合わせ、お坊さんの立場になって考えることが大切だといえそうです。