5000円~7000円でプレゼント!上司に贈るとき注意するマナー

2020年02月29日

5000円~7000円くらいの予算で、上司へのプレゼントを選んでいる方も多いのではないでしょうか。

お世話になっている上司にプレゼントを贈るときには、マナーをわきまえて失礼にならないようなものを選びましょう。

喜んでもらいたいと思って選んだものによって、よい関係が崩れてしまったら残念ですよね。

どんなものを選ぶのがNGで、どんなものがおすすめなのかお伝えします。

また、「特別感のあるプレゼント」についてもご紹介しますので、参考にしてください。

上司にプレゼントすると失礼になるもの

5000円~7000円のプレゼントにおすすめなものをご紹介する前に、「上司にプレゼントしないほうがいいもの」を挙げます。

●包丁

料理が好きな方へのプレゼントでも、包丁を贈るのはマナーが悪いと言えます。

「縁を切りたい」という意味合いがあるので、避けるべきでしょう。

●万年筆・ボールペン・鞄・腕時計

「勤勉に」という意味があるプレゼントは、部下から上司というよりは、上司から部下に贈るのが適しています。

「もっと勉強してください」、「もっと頑張ってください」などの、上から目線の意味が伝わると失礼になります。

●スリッパ・敷物

靴や靴下も同様ですが、足で踏むアイテムも避けたほうが無難です。

上司を踏みつけるという意味を持ってしまいます。

●ハンカチ

ハンカチは、漢字で書くと「手巾」であり「てぎれ」と読みます。

そのため、縁が切れるという意味を持つようです。

上司にプレゼントすると勘違いされるかもしれないもの

上記のものの他にも、上司にはプレゼントするべきではないものがあります。

プレゼントにどんな意味があるのか、少しご紹介しますので参考にしてください。

・ネクタイ・マフラー…あなたに首ったけ
・指輪・ブレスレット…あなたを独占したい
・腕時計…あなたと同じ時間を過ごしたい
・耳かき…周りの人の話を聞いて成長してほしい

プレゼントの意味を気にしない方も多いので、参考にする程度でかまいませんが、一応、上記のような意味があることを知っておきましょう。

手帳や本なども、相手を下に見ているような印象があるので、気を付けたほうがよさそうです。

また、異性の上司に贈る場合には、「もしかして恋愛対象として見られているのでは?」と思うようなプレゼントは避けたほうがいいでしょう。

男性部下から女性上司へのプレゼントに、情熱的な花言葉のある花や、高級なアクセサリー、香水など、彼氏から彼女に贈るようなプレゼントはやめたほうがいいです。

男性は、女性から優しくされることで、異性として意識しやすいと言われています。

女性部下から男性上司へのプレゼントは、同僚と何人かで渡したほうがいいかもしれませんね。

一人で選んで渡す場合も、かくれて渡すよりは、同僚の前で堂々と渡すようにしたほうがいいでしょう。

特に、手編みのマフラーのような手作りのものをこっそり渡せば、「告白されているのでは」と勘違いされる可能性は高いです。

それでは、次項からは「7000円くらいで買えるプレゼント」についてご紹介します。

予算5000円~7000円で選ぶプレゼント!傘やタオル

◯傘

5000円~7000円くらいで選ぶことを考えると、上質な傘が見つかるはずです。

壊れたり、置き忘れたりすることもあると思いますので、いくつあっても無駄にはなりませんよね。

折り畳み傘、日傘、デザイン性の高い傘など、上司の好みに合わせて選びましょう。

ただし、派手な傘や重すぎる傘など、使いにくいものはNGです。

◯タオル

吸水性に優れていてフワフワな高級タオルは、なかなか自分用には買わないのではないでしょうか。

タオルは消耗品ですから、上質なものを贈られると嬉しいものです。

名入れタオルもおすすめですよ。

◯グルメギフト

プレゼントの意味を気にしなくてよくて、相手にとって重くならないプレゼントと言えば、「消えもの」のギフトです。

フルーツや海鮮、肉など、特別な時間を演出してくれるグルメが人気です。

上司の家族構成を知っていれば、それに合ったグルメチケットが選べますね。

予算5000円~7000円なら上質なものが選べる!グラス・マグカップ

◯グラス

7000円くらいの予算で選ぶということなら、グラスもおすすめです。

高級ブランドのグラスは、ドリンクを美味しそうに見せてくれます。

どんな飲み物が好きなのか知っていると、それに合ったグラスが選べるでしょう。

上司と食事に行ったりしたときに、どんなものを飲んでいたか思い出して、好みに合ったものを選んでください。

琉球ガラスや江戸切子など、伝統を感じさせるグラスも素敵ですね。

◯マグカップ

職場でも使えるマグカップもおすすめです。

フタつきのものだと、ホコリが入りにくく冷めにくいので使いやすいですよ。

コーヒーや紅茶が好きなら、そうしたものとセットで贈るのはいかがでしょうか。

インスタントコーヒーとシュガー、お菓子などとセットでおしゃれにラッピングされているものがあるお店も多く、「迷ったらこれ」と言えるプレゼントです。

ご結婚していて定年退職される上司なら、ペアのマグカップもいいでしょう。

上司へのプレゼントの予算は7000円で大丈夫?シーンに合わせて考える

上司へのプレゼントは、誕生日、異動、昇進、退職、快気祝いなどで贈ることが多いでしょう。

お見舞い、お中元、お歳暮などでも何か贈る機会があるかもしれません。

上司の性格や生活スタイル、趣味に合ったものを選べば喜んでもらえると思いますが、シーンに合わせて予算を考える必要があるでしょう。

たとえば誕生日やクリスマスなど、毎年訪れるイベントなら、7000円~10000円だと「少し高いな」と思う可能性があります。

日頃からお世話になっていて、何か高額なものをいただいたことがあるなら、誕生日などのイベントを利用してお返しするのもおすすめですが、そうでないなら、相手の負担になってしまうかもしれません。

その逆に、退職時などの一大イベントでは、7000円の予算では少ないようです。

個人で贈るなら、そのくらいでもOKかもしれませんが、部署単位で贈るなど数人でお金を出し合うなら、10000円以上のものを贈ることが多いでしょう。

特別感のあるプレゼントを7000円で買おう

予算が7000円くらいなら、特別感のあるものを選ぶこともできますね。

オーダーメイドのものや、名入れグッズなどがおすすめです。

男性の上司にプレゼントするなら、コインケースやタンブラー、USBメモリーなどが喜ばれるでしょう。

特に、名入れUSBメモリーはプレゼントとしてめずらしく、高級感がありますし、記念にもなります。

革製や木製の、渋いデザインが人気です。

真空断熱のステンレスタンブラーも、飲み物を美味しい状態に保つことができて便利ですよ。

さらに、ゴルフが好きなら名入れゴルフボールやマーカーなどがぴったりですね。

また、女性上司へのプレゼントなら、名入れUSBメモリーはもちろん、かわいいマグカップやフォトフレーム、プリザーブドフラワーなどがおすすめです。

誕生石のスワロフスキーがついたマグカップや、メッセージを入れられるマグカップなどもあるので、特別感を演出できるアイテムを選んでみてください。

上司へのプレゼントは難しい!気遣いの気持ちが重要

プレゼントを贈って喜んでもらうのは、難しいものです。

相手の好みもありますし、かえって負担に感じてしまう場合もあるでしょう。

目上の方へのプレゼントならなおさら、気をつかいますよね。

マナーだけでなく、「これをあげて喜んでもらえるかな」「関係性が崩れないかな」と考えて、選ぶことが大切です。