入学祝いののし袋を手作りしよう!作り方とアイデアをご紹介

2022年05月01日

入学祝いをはじめ、結婚式などの慶事ではのし袋が欠かせませんよね。

一般的に、のし袋はお店で購入する方が多いですが、特別な方に贈るのであれば、オリジナルの手作りのし袋にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

そこで今回は、入学祝いに向けて、初めての方でも簡単にできる手作りのし袋のアイデアをご紹介していきます。

世界に一つだけのオリジナルののし袋で、喜ばしい節目をお祝いしましょう。

入学祝いに手作りののし袋を贈ろう!手作りの魅力は?

人生の喜ばしい門出である入学祝いに、現金を贈ってお祝いをする方もいることでしょう。

現金を贈る際、どんなのし袋に包もうか悩んでしまいますよね。

中には、お店に行っても思ったようなデザインがなかなか見つからないという方もいるのではないでしょうか。

そのような方には、ぜひ手作りののし袋にチャレンジすることをおすすめします。

一見、のし袋を手作りすることは難しく思えますが、近年では簡単にできるのし袋の手作りアイデアをたくさん見ることができます。

手作りするための材料や手順が分かってさえいれば、初めての方でも自分がイメージしたおしゃれなのし袋を手作りすることができるでしょう。

また、手作りのし袋の魅力は、なんといっても他では手に入らないオリジナリティです。

特別感あふれるこだわりののし袋は、入学祝いをよりわくわくするものにしてくれますし、心からの祝福もより伝わるはずです。

のし袋を手作りして、新たな門出を華やかにお祝いしてみてはいかがでしょうか。

入学祝いにのし袋を手作り!用意するものは?

では早速、入学祝いに向けた手作りのし袋について詳しくご紹介していきましょう。

まず、のし袋を手作りするうえで確認しておきたいのは「用意する材料」です。

・画用紙
・和紙、クラフト紙
・短冊
・内袋(約18cm×9cm)
・セロハンテープ
・ハサミ、カッター
・ものさし

上記は、最低限用意しておきたい基本的な土台となる材料なので、飾り付けはこれにプラスして好きな材料を用意してください。

いずれも安価で手軽に購入できるものばかりなので、まずはのし袋に必要な材料を手元に準備しましょう。

また、この他にもできれば用意しておきたいものは、低コストで購入できる簡素なのし袋です。

こちらはのし袋を手作りするうえで、構造を確認するための「見本」となるものです。

中袋や短冊もそのまま使いまわすことができるので、安価なものを用意するのがおすすめです。

以前もらったのし袋が家にあるのであれば、それを見本にするのも良いでしょう。

既製品を一度分解し、どんな構造になっているのか実際に目で見てみることができれば、より作り方のイメージがわいてくるはずです。

のし袋の手作り方法!土台作りの手順をチェック

入学祝いののし袋を手作りするうえで、次に見ていくのは「土台作り」です。

一般的なのし袋のサイズは「縦18cm、横9cm」なので、この大きさを仕上がりサイズとして考えていきます。

では、土台の作り方の手順を詳しく見ていきましょう。

①画用紙を35cm×22cmのサイズでカットする

②左端から内袋1枚分のスペース(横幅)をとり、内袋を置く

③内袋が隠れるように、左側を内側に向かって折り返す

画用紙の左端を内袋の右端に合わせて折り返すと良いでしょう。

④画用紙の右側も内側に向かって折り返す

⑤上側と下側も内袋の大きさに合わせて折り返す

このとき、まずは上側を折ってから、下側を折り返します。

中袋が折れないように、中袋の形に合わせて折るようにしてください。

⑥折り紙を貼り合わせて台紙を仕上げる

以上が台紙作りの手順です。

また、折り返す際に型崩れが心配であれば、18cm×9cmの厚紙を用意することをおすすめします。

固い厚紙を中に入れて土台作りをするとやりやすいでしょう。

布を使ったのし袋も人気!おしゃれな手ぬぐいで手作りしよう

入学祝いののし袋を手作りするうえで、その基礎となる土台作りを見てきましたが、近年ではハンカチや手ぬぐいなどの「布」で作られたのし袋も人気を集めています。

一般的なのし袋の場合、ご祝儀袋として使い終わった後は、基本的に使い道がありませんよね。

せっかく頂いたものを捨てるわけにもいかず、かといって残しておいても使わないので後処理に何かと困るものです。

しかし、手ぬぐいなどの布であれば、もらった後も再利用できるので、大変エコで実用性の高いアイデアと言えます。

また、デザインとしても他と差をつけることができるので、こだわった入学祝いを贈るのであればおすすめです。

販売されているおしゃれな手ぬぐいなどを使って、前項の作り方を参考にオリジナルののし袋を作ってみてください。

なお、手ぬぐいは大きいので、土台を作る際は余分な部分を先に折り込んでから作ると良いでしょう。

のし袋の定番の飾り付け!水引を結んで手作りにチャレンジ

ではここからは、入学祝いののし袋のメイン、手作りの飾り付けについてご紹介していきます。

のし袋の飾り付けといえば、飾り紐となる華やかな「水引」ですよね。

縁起が良く格式の高さを感じますし、入学祝いのめでたさを演出することができます。

のし袋に使われる水引には、何度あっても嬉しいお祝い事に使う「蝶結び」、そして一度きりのお祝いや弔事に使われる「結び切り」の2種類があります。

一般的に、入学祝いには紅白の蝶結びが使われますが、近年ではよりおしゃれな結びデザインがたくさん展開されているので、水引を使って自由にアレンジしてみると良いでしょう。

初めての方でも作りやすい結び方は、水引の基本となる「あわじ結び」や「梅結び」です。

ネットや動画で作り方を見ることができるので、ぜひチャレンジしてみると良いですね。

また、水引の素材は手芸屋さんやクラフトを扱うお店などで入手することができます。

色鮮やかなさまざまな色の水引が販売されているので、ぜひチェックしてみてください。

入学祝いののし袋アイデア!他と差をつけるおしゃれな見映えにしよう

前項に引き続き、入学祝いののし袋を手作りするうえで、さらにおすすめするアイデアをご紹介していきます。

●リボン

ポップでかわいらしいのし袋に仕上げるのであれば、リボンを使ってみることをおすすめします。

水引よりも簡単に蝶結びをすることができますし、より温かみを感じるのし袋を手作りすることができます。

また、水引は販売されているお店が比較的少ないですが、リボンであれば手近なお店で簡単に入手できるメリットがあります。

リボンの種類も豊富にあるので、アレンジ次第でアイデアも無限大です。

小学校の入学祝いなどで、ぜひリボンを使ってかわいらしく仕上げてみてくださいね。

●おしゃれなデザインペーパー

一般的なのし袋には、土台に和紙や折り紙が貼り付けられていますが、近年ではおしゃれなデザインペーパーを使ったのし袋も人気です。

ハイセンスでぐっと見映えも良くなりますし、和風デザインが一般的な他ののし袋と差をつけることができます。

おしゃれなデザインの折り紙も数多く販売されているので、クラフトを扱うお店をチェックしてみると良いでしょう。

心を込めた手作りののし袋を贈ろう

入学祝いに贈る手作りのし袋について、作り方の手順やアイデアをご紹介してきました。

基本的な土台の作り方さえ押さえておけば、あとはアイデア次第でオリジナリティあふれるのし袋を作ることができます。

せっかくの喜ばしい人生の門出ですから、手作りのおしゃれなのし袋でお祝いしてみてはいかがでしょうか。

近年では、のし袋の手作りキットも販売されているので、ぜひチェックしてみてください。