オリジナルの引き出物袋で結婚式をおしゃれにメイクアップ!

2022年11月06日

一生に一度の結婚式では、よりおしゃれに、自分たちらしいオリジナリティあふれる演出でゲストをもてなしたい方も多いことでしょう。

近年では、おしゃれな引き出物袋を持ち込んで、こだわった結婚式を挙げる方も増えています。

そこでこの記事では、近年注目されるおしゃれな引き出物袋のメリットやアイデア、また持ち込むうえでの注意点について詳しくお話ししていきます。

おしゃれな引き出物袋でゲストをおもてなししよう

感謝とおもてなしの気持ちを込めてゲストに贈る引き出物では、一般的に式場の名前がデザインされた高級感のある紙袋が使われていますよね。

しかし近年、自由度の高いよりおしゃれな結婚式が増える中、デザイン性にこだわったオリジナルの引き出物袋が話題になっています。

そもそも、式場の引き出物袋以外の袋が使えることを、ご存知ない方もいるのではないでしょうか。

実は、式場によっては、自分たちが選んだ引き出物袋を持ち込んで使用できるところもあります。

引き出物袋を持ち込むメリットとしては、やはりオリジナリティのあるおしゃれな引き出物袋が選べる点でしょう。

自分たちらしい結婚式のテイストに合わせることができますし、披露宴の見映えとしてもよりフォトジェニックな演出をすることができます。

なによりゲストへのちょっとしたサプライズになる点も魅力的ですね。

また、おしゃれな袋であれば、結婚式後もゲストの日常生活で活躍してくれるので、一石二鳥以上の魅力があると言えますね。

引き出物袋の持ち込みには節約のメリットも

引き出物袋の持ち込みは、よりおしゃれでこだわったゲストへのもてなしができることが分かりましたが、その他にも、「節約」という点で大きな魅力があります。

まず、結婚式に用いられる一般的な引き出物袋の単価は、1枚あたり400~700円程度とされています。

例えば、ゲストが80人の場合、引き出物袋だけで32,000~56,000円もの出費が見込まれるわけで、せっかくこれだけの費用をかけても、挙式後の実用性も考えると少々もったいなく感じるところです。

一方、新郎新婦が自分たちで引き出物袋を用意した場合、一般的な1枚あたりの単価は250円前後とかなり安価で済ませることができます。

しかも、これだけ安く抑えながら、挙式後も普段使いができることを考えると、新郎新婦にとってもゲスト側にとっても嬉しいことだらけです。

結婚式はただでさえなにかと費用がかさみますから、引き出物袋の持ち込みでぜひ節約したいところですね。

おしゃれな引き出物袋を持ち込む注意点!押さえておきたい2つのポイント

ただし、結婚式でおしゃれな引き出物袋を用意するうえでは、押さえておきたい注意点が2つあります。

①持ち込み料の発生

通常、結婚式場のルールとして、式場が手配する提携業者をあえて使わず持ち込みをする場合、どんなものであれ持ち込み料が発生することが多いです。

例えば、引き出物袋をはじめ、ドレスやブーケ、カメラマンなどは持ち込み料の発生対象に挙げられます。

引き出物袋の場合、ゲストが持ち帰ることで式場のブランディングアピールにもつながるため、そういった事情からも、持ち込み料が発生する場合を考慮しておきましょう。

また、式場によっては、引き出物袋の持ち込み自体ができない場合もあるため、事前にしっかり確認してください。

②耐久性に関わるサイズ・素材選び

結婚式場の引き出物袋は、メインの引き出物、引菓子、縁起物の3セットを難なく運べる耐久性がありますよね。

容量も申し分なく、遠方のゲストでも引き出物をしっかり持ち運ぶことができます。

そのため、自分たちで引き出物袋を用意する際も、耐久性に関わるサイズや素材選びは前提としてチェックしておくことが大切です。

例えば、重量的に問題がなくても、形が崩れやすい引菓子などは持ち運びの安定性が求められますから、価格の安さやおしゃれなデザイン性だけで選ばないようにしましょう。

おしゃれな引き出物袋の定番!トートバッグでハイセンスな演出を

ではここからは、結婚式をよりおしゃれに演出する引き出物袋のアイデアをご紹介していきます。

最初にご紹介するのは、「トートバッグ」です。

トートバッグはフォーマルで高級感のある元来の引き出物袋とは対照的で、アットホームでカジュアルな印象がありますよね。

そんなラフな見た目が結婚式のおしゃれアイテムとして人気で、中でもガーデンウエディングといったナチュラルテイストな式に合わせて選ばれています。

背もたれにかけられたトートバッグはとても見映えが良く、どこから写真を撮っても結婚式をよりおしゃれにコーディネートしてくれるでしょう。

また、トートバッグが人気の理由は、オリジナルのロゴやキャラクター、グラフィックなどを、無地のトートバッグに自由にデザインできる点です。

業者にオーダーメイドすることはもちろん、消しゴムはんこなどを使って引き出物袋をDIYすることもできるので、発想次第でアイデアは無限大と言えます。

さらに、トートバッグであれば挙式後も使いやすく、エコバッグが主流となる近年においては大活躍してくれるでしょう。

夏はジュートバッグもおすすめ!丈夫で安定感のある素材が人気

結婚式のおしゃれな引き出物袋では、「ジュートバッグ」も人気を集めています。

ジュートバッグは夏が近づくとファッション雑貨屋などで目にすることも多く、実際に使ったことがある方もいるかもしれませんね。

そもそもジュートとは、黄麻(こうま)という植物から作られる麻の一種で、インド麻とも呼ばれる繊維です。

優れた通気性から夏場にぴったりな素材で、結婚式ではサマーウエディングの引き出物袋に選ばれています。

おしゃれなデザイン性はもちろんのこと、特に注目したいのは底に「マチ」があることです。

トートバッグの場合、マチがないことから物によっては持ち運ぶ安定性が問われます。

しかし、マチのあるジュートバッグであれば、どんな引き出物でも持ち運びに安定しますし、ゲストが持ち帰るうえでも安心感があります。

さらに、ジュートはかなり丈夫でしっかりした作りになっていますから、耐久性に関しても心配は無用でしょう。

おしゃれな引き出物袋選びに悩んでいる方には、ぜひジュートバッグをおすすめします。

引き出物袋をよりおしゃれにするDIYアイテムをご紹介

では最後に、持ち込みの引き出物袋によりおしゃれをプラスするDIYアイテムをご紹介していきましょう。

●消しゴムはんこ

トートバッグの人気の手作りアイデアとして、消しゴムはんこが挙げられます。

大きめの消しゴムにデザインを描き、彫刻刀で凹凸をつけることではんこを作ります。

既製品のスタンプと違い、オリジナリティあふれる手作り感が演出できます。

●タグ

シンプルな引き出物袋でも、手作りのオリジナルタグをつけることで一気に見映えがアップします。

デザインを描いたタグと紐があれば簡単に作れるため、DIYが苦手な方にもおすすめです。

タグのデザインには、「Thank you」など足を運んでくれたゲストに感謝を伝える言葉を添えると良いですね。

●リボン

タグの他に、リボンも簡単におしゃれをプラスできるDIYアイテムです。

引き出物袋の持ち手部分にリボンを結ぶだけで、バッグの雰囲気も様変わりします。

リボンにもたくさんの種類があるので、引き出物袋のテイストに合わせて選ぶと良いでしょう。

自分たちらしいオリジナルの引き出物袋を作ろう

これまでに、引き出物袋を持ち込むうえでのメリットや注意点、そしておしゃれな引き出物袋をご紹介してきました。

オリジナルの引き出物袋を使いたい方は、まずは式場が持ち込み可能かどうか確認するようにしましょう。

また、今回ご紹介したもの以外にも、発想次第でさまざまなおしゃれアイデアが考えられるはずです。

せっかく引き出物袋を持ち込むのであれば、自分たちらしいオリジナリティあふれるバッグを作ってくださいね。