箸の持ち方は中指が大事!今さら聞けない正しい箸の持ち方

毎日食事を摂る中で欠かせない箸。

箸の持ち方は、会食などでも話題に上る機会も多い関心事です。

箸を上手に動かすには、中指の動かし方が大事になってきます。

今回は、その中指の動きに注目して、正しい箸の持ち方についてご紹介します。

箸のマナーに欠かせない箸置きについても触れていきます。

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正しい箸の持ち方をするには中指の使い方が大事

「箸の使い方は中指が大事らしい」ということを聞いたことがある方は多いかもしれません。

正しい箸の動かし方は、人差し指と中指を使って動かします。

そして、動かすのは上側の箸だけです。

上側の箸を動かして、食べ物をつまむ動作や切る動作を行います。

この時、中指を使って箸を開くので、中指の位置が正しくないと、大きく開きすぎたり、交差箸のような持ち方になってしまいます。

また、中指を使って動かすといっても、上側と下側の箸でしっかり中指を挟む持ち方は、正しくないうえに、箸を動かすのに余計な力が加わってしまいます。

箸の使い方を練習すると、手が疲れてくると感じる方が多いようです。

特に、手のひらの親指の下の方に違和感を持つ方が多いですが、これは中指の位置が良くないことで、箸とは関係がない手のひらに力が入ってしまって起きます。

箸の持ち方で大事なのは、指使いです。

そして、正しい持ち方にすると、意外と力を使わなくても箸を思い通りに動かせることが分かります。

このような理由から、箸を正しく持ち、正しく扱うには、中指が大事だということがお分かりいただけたでしょう。

ペンと箸の持ち方の関係

箸に慣れていない海外の方に持ち方を教えるとき、上側の箸をペングリップで持つように教えることがあります。

上側の箸をペングリップで持ち、親指の付け根に下側の箸を通すというやり方です。

しかし、肝心のペングリップが変わった持ち方の場合、箸の持ち方が難しく感じてしまう方が多いです。

厳密には動かし方が異なりますが、ペンや鉛筆の持ち方でも、中指の位置が重要になります。

それは、箸を開く動作と同じく、中指でペンを押し上げて、下から上への縦線を書くからです。

ペンが中指の第二関節の方にあったり、極端に立てて使うなど、間違った使い方をしていると、長時間の筆記で疲れてしまいます。

また、中指にできることが多いペンだこですが、正しい持ち方だと、このペンだこはできにくくなります。

小学校の頃に学校やご家庭で、鉛筆の持ち方を教わる機会がありますが、近年のデジタルデバイスの普及で、筆記具を持つ機会が減ってきています。

この機会に、箸の持ち方と一緒に筆記具の持ち方についても考えてみると良いでしょう。

中指に注目したい正しい箸の持ち方

それではここで、正しい箸の持ち方についてご紹介します。

まず、上側の箸を、3本の指で持ちます。

この時、中指の爪の根元の左側・人差し指の腹・親指の腹で持つようにします。

中指の爪の左側で、箸を支えます。

感覚としては、第一関節の出っ張りが終わって少し窪みのようになっているところに、箸がフィットするイメージです。

ペンだこができやすい第一関節に箸が乗ると、なんとなく違和感を抱くはずです。

人差し指と箸の間に隙間ができないように、ぴったり付けて持ちます。

親指は力を入れずに添える程度にします。

そして、親指は人差し指の上に来るようにし、箸頭から三分の一くらいのところにあると、とても綺麗です。

次に、下側の箸は、親指の付け根でしっかり挟み込み、薬指の第一関節に乗せます。

下側の箸は動かさないので、薬指には力を入れません。

最初はこのように、1本ずつ箸を持って練習するとわかりやすいです。

慣れてくると、2本揃えた状態から持てるようになります。

箸の動かし方のコツ

動かすときは、中指で箸を開き、人差し指を押し当てることで箸を閉じます。

箸を持って、人差し指と中指で上側の箸を動かし、下側の箸先とカチカチぶつかるのが正しい動かし方です。

この2本の指以外は動かしません。

また、箸の所作として、大きく箸を開くことはあまり相応しいことではありません。

実際に正しい持ち方にすると、中指の可動域は、一口大より少し大きな範囲までしか動かないことがわかると思います。

柔らかい食べ物を切る時に、箸を開けた状態から挟む動作で切る方がいますが、実際の所作は逆になります。

箸を閉じた状態で食べ物に箸を入れ、開く動作で切ります。

この時、箸で持ちやすい一口で食べきれる大きさに切ることが大事です。

持ち方に慣れない時こそ箸置きを

現在、箸置きを使うご家庭が減ってきています。

しかし、箸を使うマナーのうえで箸置きはなくてはならないものです。

箸置きがないために、食器の上に箸を渡すことを「渡し箸」と言いますが、ついやってしまいがちなマナー違反(嫌い箸)の一つです。

こうした、マナー違反を防ぐためにも、箸置きは大事な役割を果たしています。

また、正しい箸の持ち方でも、最初の頃は慣れないと感じるでしょう。

そんな時は、口に食べ物を運んだら、一度箸置きに箸を置き、咀嚼してから箸を持ち直すと良いです。

箸を持ちながら食べるよりも上品に見えますし、その都度箸を綺麗に持ち直すことができます。

箸を持ち直す時は、右手で箸を持ち上げ、左手を添えて、右手を箸へ滑らせるようにして持ちます。

この時、中指が箸の間に入り込まないように気を付けましょう。

ご自宅では、持ち直すときに目視で確認して位置を確認すると良いです。

慣れてくると、持ち直した時に中指が正しい位置にすんなりと入るのが分かってきます。

箸置きは、食器店を始め100円均一店舗など、箸を扱う店舗で売られているので、お気に入りの箸置きを探してみるのも楽しいです。

箸の持ち方と中指の位置が分かる矯正箸3選

箸の持ち方を練習するときに、小豆や大豆を皿へ運ぶトレーニングのようなことを想像する方がいます。

しかし、普段の食事で正しく箸を使えることの方がとても大事です。

そこで、大人用の矯正箸を使って、正しい箸の持ち方が普段から自然と身に付くようにする方が増えています。

特に、会食が多い職業の方やグルメリポーターの中では、ご自宅でこうした箸を使って、日頃から美しい所作を心がけている方もいます。

いくつか矯正箸をご紹介していきます。

【イシダ:きちんと箸】

参考価格:1,146円(税込)

漆塗りの箸に、中指と人差し指の位置をサポートしてくれるシリコンが付いた矯正箸です。

シリコン部は外せるので、慣れてきたら普段の箸に付けて練習することはできます。

また、箸同士をつなげているジョイントの間隔が、箸を持った時に箸頭にできる理想的な隙間を作ってくれます。

【イシダ:三点支持箸】

参考価格:1,080円(税込)

見た目は普通の漆塗りの箸ですが、よく見ると、箸に窪みがあります。

この窪みのところに指を置くと、正しい箸の持ち方になります。

中指などが支える上側の箸はもちろん、しっかり挟みたい親指の付け根が当たる部分の窪みもわかりやすくなっています。

【兵左衛門:カラー箸使い】

参考価格:1,620円(税込)

矯正箸の中では、シンプルなタイプの箸です。

2本の箸の間を渡す親指の窪みの位置が分かりやすくなっています。

箸の持ち方で重要な親指が正しい位置に来ることで、中指が箸の間に入り込みすぎないようになっています。

いかにも矯正箸というデザインが苦手な方におすすめです。

綺麗な箸の持ち方は中指の指使い

正しい箸の持ち方をすると、最初は手が疲れてくるように感じますが、本当は手に負担をかけない持ち方だということがご理解いただけたでしょうか。

箸の持ち方は、ペンや鉛筆の持ち方と似ています。

箸の使い方で悩みがちな中指は、爪の根元の横の窪みに箸を当てることが大事です。

また、箸置きを使うことで、箸を正しく持つことに繋がり、嫌い箸も避けられます。

正しい箸使いをして、綺麗な所作を心がけましょう。