餞別の意味とは?新婚旅行に餞別を贈るときのマナーを解説!

さまざまな機会に餞別を贈ることがありますよね。

例えば転勤や引越し、海外への留学などの場合です。

では、この餞別とはどんな意味なのかをご存知でしょうか。

今回は餞別の意味についてお話をしていきましょう。

また、餞別は新婚旅行の際にも贈られることがありますので、新婚旅行で贈るときのマナーについてもお話ししていきます。

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まずは餞別の意味から知ろう!

さまざまなときに餞別を贈ることがありますが、餞別の意味を具体的によく知らないという人もいるのではないでしょうか。

まずは餞別の意味についてご説明していきましょう。

餞別は「せんべつ」と読み、「お別れのときに贈る金品」を意味します。

より具体的にご説明すると、今までお世話になった人の門出(旅立ち)の際に、これまでの感謝の気持ちと前途を祈る気持ちを込めて、金品を贈ることをいいます。

餞別は転勤する際に贈られることが多いですが、それ以外にも転職に退職、遠方へ引越しされる人に、これまでのお礼や「新天地でもがんばってください」というはなむけとして贈られることが多いです。

ほかにも、海外留学や新婚旅行などでも贈られ、新婚旅行の場合は「新しい家族とともに新しい門出を祝って楽しんできてね」という意味合いで贈られることが多いでしょう。

この餞別については次の項でも、もう少しお話ししていきます。

餞別の意味のルーツとは?

餞別の意味についてお話ししたところで、ここでは餞別のルーツについてもお伝えしましょう。

まず「餞別」の「餞」ですが、この字は前の項でも少し触れた「はなむけ」とも読むことができます。

そのため、餞別を「はなむけ」ということもあります。

そしてこの「はなむけ」という言葉に、餞別の由来があるようです。

はなむけは「馬の鼻向け」という言葉の略で、昔の風習のことをいいます。

どのような風習かというと、旅出つ人の道中の安全を祈り、馬の鼻を目的地に向けて見送るというものです。

この馬の鼻向けという風習の「鼻向け」が、「餞(はなむけ)」という言葉をあてて、「餞別」となったそうです。

現代では旅立ちのときに馬で見送るということはできませんから、その代わりとして金品や品物を餞別として贈っています。

そんな餞別は前の項でもお伝えしたように、転勤や引越し、留学などの際に贈ります。

ほかにも新婚旅行の際にも贈られることがありますが、新婚旅行に餞別は必要なのかと思う人もいるでしょう。

これについては次の項でお話をし、新婚旅行に餞別を贈るときのマナーについても後ほどご説明しましょう。

新婚旅行に餞別は必要なの?

餞別の意味についておわかりいただけたでしょうか。

元々は旅の道中の安全を祈って行われた風習が由来だったのですね。

そんな餞別は、新婚旅行の際に贈られることもあります。

中には「新婚旅行に餞別は必要?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

例えば、相手が友人や同僚の場合は、結婚式でお祝いも渡しているので、新婚旅行の餞別を贈る必要はないといえるでしょう。

しかし贈る相手が自分の子供であったり、甥っ子・姪っ子だったりする場合は、違ってくるかもしれません。

大切な子供や甥っ子・姪っ子ともなると、自分の手から徐々に離れていく中で、少しでも何かできることはないかと考える人も多いと聞きます。

それが新婚旅行となれば、とにかく楽しんできてもらいたいという思いでいっぱいでしょう。

新婚旅行は新しい家族との新たな門出ともいえますから、餞別を贈っても問題はないといえます。

大切に育てた子供や甥っ子・姪っ子の門出を祝える、餞別の品を贈ってみてはいかがでしょうか。

新婚旅行に餞別を贈るとき!どんなマナーに注意すべき?

ではもし新婚旅行に餞別を贈る場合は、どんなマナーに注意すれば良いのでしょうか。

ここからは新婚旅行に餞別を贈るときのマナーについてお話ししていきます。

●贈る金額

餞別はお返しする必要のない物とされていますが、新婚旅行の餞別となれば、もらったら「お土産を買ってこなければ」と相手も思うことでしょう。

そのとき餞別の金額が高額すぎると、新郎新婦はお土産選びに苦労するかもしれません。

そのため、相手が気を遣わない程度の金額を入れることがマナーといえます。

新婚旅行の場合は3,000~50,000円程度が相場です。

親しい間柄であれば、10,000~30,000円程度贈ることが多いそうです。

●贈るタイミング

餞別を贈るタイミングも悩みますよね。

旅行の後で渡してもあまり意味がありませんから、できれば新婚旅行に行く直前に贈るのがベストといえます。

もし見送りできるようでしたら、別れるときにささっと渡せると良いですね。

新婚旅行の場合はのし袋の水引や表書きにも注意!

引き続き、新婚旅行に餞別を贈るときのマナーについてお話ししていきましょう。

●のし袋

新婚旅行に餞別を贈る場合、高額を入れる場合はのし袋に入れると良いでしょう。

このときののし袋選びに注意が必要です。

普通の旅行の場合は、何度あってもおめでたいという意味がこめられた、紅白で蝶結びの水引ののし袋を選びます。

しかし新婚旅行の場合は違います。

結婚のお祝いと同様に、一度きりで二度と起こらないようにという意味がこめられた、「結びきり」の水引を選びます。

色は紅白でOKです。

そして表書きの書き方も一般的な餞別では「御餞別」と書くのに対し、新婚旅行の場合は「おはなむけ」と書きます。

「御餞別」の「別」が別れの言葉ですから、結婚の際の忌み言葉にあたり、あまり縁起の良い印象ではありません。

そのため、新婚旅行の場合は「御餞別」は避け、「おはなむけ」もしくは「寸志」と書くことをおすすめします。

もし贈る金額が少量の場合は、ポチ袋に入れて、「心ばかり」や「お祝い」などと書いて贈るのも良いでしょう。

のし袋の取り扱いにも気を付けてくださいね。

贈っても意味がない!?新婚旅行の餞別で贈る物

一般的な餞別は現金で渡すことが多いですが、中には別の物で渡そうとする人もいます。

しかし新婚旅行では全く意味のない贈り物になることもあるので、選ぶ物にも注意が必要です。

例えば、商品券です。

商品券は現金と同じ扱いですから、もらったら嬉しいと思いますよね。

ところが新婚旅行の場合は、海外へ行く人が多いです。

海外では日本のお金は使えませんから、両替を行うことでしょう。

両替はもちろん現金でしかできませんから、商品券をもらっても使い道がありません。

そのため、商品券を新婚旅行の餞別に贈っても意味をなさないといえるのです。

ほかにも、「新婚旅行にはこれがあると便利!」と思って、さまざまなグッズを渡す人もいます。

こちらもあまり意味のない贈り物になってしまう可能性があります。

というのも、スーツケースに入れられる物には制限があるので、大きさなどによっては持って行けないこともあるでしょう。

余計な気遣いとなってしまう可能性もあるので、こちらも避けたほうが良いですね。

無難なのはやはり現金ですから、のし袋などのマナーに注意して贈るようにしましょう。

マナーを守って新婚旅行の餞別を贈ろう!

餞別は転勤や引越し、留学など、今までお世話になった人の新たな門出の際に贈ります。

自分の子供や甥っ子・姪っ子が新婚旅行に行く際にも、餞別を贈ることがあります。

そのときは贈る金額やタイミングに注意が必要です。

また、一般的な餞別ののし袋とは新婚旅行の場合は違うので、のし袋にも注意して餞別を贈りましょう。